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2023年 大田区長選挙 大田区議会議員選挙の動向(2023.3.20更新停止)

 2019年の4月の大田区長選挙に立候補してあえなく落選した岡高志でございます。

 私、2011年から大田区議会議員をつとめまして、選挙のたびに大田区議会議員選挙の立候補予定者の動向をまとめまして人気のコンテンツとなっておりました。

 今回2023年4月16日告示・4月23日投票の 大田区長選挙 大田区議会議員選挙 について、noteにて立候補者の動向を更新してまいります。
 大田区の有権者のみなさまのお役に立てますとうれしいです。

※ 候補者名は敬称略とさせていただきます。

私も、区長選挙に立候補することといたしました。
更新はここまでとして、立候補する立場での発信に努めてまいります。
(2023.3.20)

2023年4月 大田区長選挙 の動向

現職 松原忠義 任期での退任を表明(追記:2022.12.22)

 前回、多選自粛条例を反故にしつつも、4期目の当選を果たした 松原忠義。今回は、80歳を超えて、5期目を目指す様子と言われてきましたが。

東京都大田区の松原忠義区長(79)は22日、2023年4月26日の任期満了をもって退任すると表明した。松原氏は「年齢、体力、そして区政の継承を考えると、けじめをつけることも重要で、今がその時期であるとも考えている」とのコメントを出した。松原氏は、東急の蒲田駅と京浜急行電鉄の京急蒲田駅を接続し羽田空港に乗り入れる「新空港線(蒲蒲線)」の整備や、羽田空港跡地のまちづくりなどに注力。コメントでは「重要課題の解決に向けレールを敷くことができた」とした。松原氏は大田区議や東京都議を経て、07年の大田区長選で初当選。現在4期目。

日本経済新聞電子版(2022.12.22)

80歳を前に「年齢、体力」を考えての引き際の決断。
敬意を表します。

 とはいえ、松原忠義区長の4期目のイベントのいくつかは振り返ります。

蒲蒲線については、大田区が一方的に資金負担をすることで事業化をゴリ押ししました。

新人区長候補

自民党推薦は 鈴木あきまさ 都議 64歳

そして、私、岡 高志 無所属にて立候補することを決意しました。


2023年4月 大田区議会議員選挙の動向

 区議選は、定数50 に対して、2023.3.20時点ですでに69名の立候補予定が確認できました。この中から、22人も落選します。
 三か月前にしてすでに激戦の様相。

 政党ごとに 掲載します。(党名は現在の勢力順。個人名は期数順に並べました。上に重鎮感がでますね。) 新人はプロフィールを厚めに紹介しております。何人かお会いしたりで、お話もうかがっております。
 あくまで、有権者への参考情報まとめの趣旨ですので、区議会議員候補者を応援・評価するものではありません。

自民党

公認18名(現13名、元1名、新4名)

  • 高瀬 三徳 たかせ さんとく 現6

  • 松原 秀典 まつばら ひでのり 現6

  • 大森 昭彦 おおもり あきひこ 現5

  • 塩野目 正樹 しおのめ まさき 現5

  • 押見 隆太 おしみ りゅうた 現4

  • 鈴木 隆之 すずき たかゆき 現4

  • 湯本 良太郎 ゆもと りょうたろう 現4

  • 伊佐治 剛 いさじ ごう 現3

  • 長野 元祐 ながの もとひろ 現3

  • 深川 幹祐 ふかがわ みきひろ 現3

  • 海老澤 圭介 えびさわ けいすけ 現2

  • 高山 雄一 たかやま ゆういち 現2

  • 渡司 幸 わたじ みゆき 現2

  • 伊藤 和弘 いとう かずひろ 元4

  • 柿島 耕平 かきしま こうへい 新(前回落選。神林茂元都議秘書)

  • 加瀬 修一 かせ しゅういち 新(前回落選。平将明衆議院議員秘書)

  • 天坂 大介 てんさか だいすけ 新(前回落選。防衛省・海上自衛隊幹部(1等海尉)。鈴木あきひろ元都議秘書、石原宏高衆議院議員秘書)

  • なかつぼ えつこ 新 49歳(田中一吉区議後継。元会社員)

大ベテラン 田中一吉は引退。
後継候補に会社員の女性を擁立。(追記: 2023.1.9)
自民党は新人4人、前回同様計18人とアグレッシブに擁立。さらに伸びるかも。

岸田哲治(現6)は去就不明。前回の4年前同様、地元の千束エリアに天坂大介が立候補しており、後援会が分裂状況。前回は、岸田哲治も天坂大介も自民党の公認なしで立候補した。今回は、天坂大介が、前回落選後に石原宏高衆議院議員の秘書に転じて、自民党の公認を得ている。

公明党

公認12名(現9名、新3名)

  • 松本 洋之 現6

  • 岡元 由美 現4

  • 秋成 靖 現3

  • 田村 英樹 現3

  • 大橋 武司 現3

  • 小峰 由枝 現2

  • 椿 真一 現2

  • 田島 和雄 現2

  • 末安 広明 現2

  • 佐藤茂行 新 50歳  (引退する広川恵美子(現3)後継)

  • 鈴木由美 新 46歳(都議転出の勝又さとし後継)

  • 天野雄太 新 34歳(都議転出の玉川ひでとし後継)

共産党

公認8名(現6名、新2名)

  • 大竹 辰治 おおたけ たつじ 現7

  • 菅谷 郁恵 すがや いくえ 現5

  • 清水 菊美 しみず きくみ 現4 

  • 佐藤 伸 さとう しん 現4

  • 荒尾 大介 あらおだいすけ 現2

  • 杉山 こういち 現1

  • 村石 まい子 新 (引退する黒沼 良光(現6)後継。教員)

  • 本間けんじ 新 飲酒運転で肋骨骨折の重傷を負い、議員辞職した福井りょうじ(元3)の後継候補(追記2023.1.3)。

立憲民主党

公認4名(現3名、元1名)

  • 小川 あずさ 現1

  • 庄嶋 たかひろ 現1

  • ひらの 春望 現1

  • 津田 ともき 元1

日本維新の会

公認4名(現1名、新3名)

  • 三沢 清太郎 みさわ せいたろう 現2 52歳

  • 本多 たかまさ ほんだ たかまさ 新 55歳(やながせ裕文参議院議員秘書)

  • 鈴木 ひろこ すずき ひろこ 新 43歳(武蔵野大学在学中)

  • 杉山 かずのり すぎやま かずのり 新 40歳 飲食業経営 元道塚小学校PTA会長

 維新が公認を4名に増員(追記2023.1.16)。ここで打ち止めか?

国民民主党

公認2名(新人2名)(追記2023.1.29)

  • 徳山 麗子 とくやまれいこ 新 47歳

  • 石里 篤矢 いしざとあつや 新 26歳 元ボクサー


れいわ新選組

  • 寺田かずとも 新
    (前回、無所属で落選。英会話サークル主宰)

NHK党

  • 越智 寛之 おち ひろゆき 新
    (ITコンサルタント。2019.参院選岡山県、2020.倉敷市長選、2021.倉敷市議選、2022.参院選新潟県、とすでに4度の選挙歴も)

  • 片桐 千映 かたぎりちあき 新
    【政治家女子48党】ルックスのいい女子を各地の選挙に立候補させて、選抜したメンバーで武道館ライブをするというアイドルプロジェクト?!(追記: 2023.1.14)

参政党

公認3名(新人3名)

  • 伊藤 つばさ いとう つばさ 28歳 高砂香料工業勤務

  • 末吉 辰満 すえよし たつみ 41歳 会社経営

  • 倉林 一成 くらばやし かずしげ 51歳 株式会社大和の風勤務

 初参戦の参政党が大田区で3人擁立。
 2022年参院選の比例得票は11,181票あったので、これがストレートに集票できれば、3人当選も可能との算段なのか。たんに、希望者がいたら、立候補させるのか。

都民ファーストの会

公認3名(新人3名)

  • 山田貴久 やまだたかひさ 57歳 東京ガスグループ社員

  • 寺下直美 てらしたなおみ 50歳

  • 清水ちこ しみずちこ 44歳

生活者ネットワーク

1名は擁立するかと思っていましたが、未定のまま。
どうなる?大田区生活者ネットワーク?

無所属ほか

  • 犬伏秀一 現6

  • 荒木秀樹 現6  引退とのこと。長年お疲れさまでした。

  • 奈須りえ 現5

  • 馬橋やすとき 現3

  • おぎの稔 現2

  • 松原はじめ 現2

  • すどうえいじ 現1

  • 植田ともかず 現1

  • 黒川仁 元3

(ここから新人)

  • おのえ明
    前回落選。政治活動家

  • みぞぐち晃一
    前回落選。カメラマン

  • 長嶋まゆみ
    47歳 社交ダンス講師

  • はぐら かずと
    43歳 

  • やすだ雄一郎
    41歳 6期目途中で逝去された のろけいこ元区議の後継候補。のろけいこ元区議が全国で唯一の議員だった 緑の党 の候補予定者となりますが、あえて無所属カテゴリに。のろけいこ元区議へのこれまでの得票は、緑の党としてではなく、 のろけいこ元区議 個人への評価と思うので、どこまで後継者が引き継げるか。(追記: 2023.1.14)

  • 北村やよい
    47歳 大田区職員(追記: 2023.1.29)

  • 高杉 やすじ
    53歳 日本改革党

無所属ほか という雑なまとめで本当に申し訳ありません。
 個性と支持基盤のしっかりした現職議員の多いカテゴリともいえます。新しい人の情報は集めきれません。我こそはという人はお知らせください。


みなさまのご健闘を祈念申し上げます。

大田区議会議員選挙 各党派別の得票数推移

自民党は前回、議席は減らしたものの、獲得票数は増加。
公明党は候補者が変わらないのに、5千票を上積み。候補者の日頃の活動が評価されているのでしょうか。
自民・公明の与党勢力で獲得票数ベースで過半数となりまして、盤石な与党っぷりです。
一方で、共産党は大幅減。民主系は往時の面影はなく、もはや主要勢力とはいえません。

参考数値として、2022年参院選の政党比例票についても記述します。
 参院選投票率は、56.0% 344,291票
 前回2019年区議選は42.7% 256,260票

  1. 自民 104,120票

  2. 維新 52,052票

  3. 公明 37,191票

  4. 立憲民主 36,776票

  5. 日本共産 30,262票

  6. 国民民主 22,738票

  7. れいわ新選組 18,880票

  8. 参政党 11,181票

  9. NHK党 9,563票

  10. 社民党 8,222票

地域政党については、
生活者ネットは2015年・2019年は候補者が一人で、票数がほぼ変わりません。前回当選の北澤じゅんこさんは急逝されておられ、無事に議席を維持できるか注目です。
グラフに出しませんでしたが、都民ファーストの会は2019年に1名擁立で1万票獲得。本当に魅力的な美魔女 奥本ゆり(当時42歳。都議選に転じ落選)が獲得したもの。党の票というより、個人票。
今回、奥本ゆり の立候補は不明。現職女性議員が全て60歳以上となっており、20代・30代・40代・50代の女性層がドッカリ空いてます。
顔の力で当選できる新人女性議員の参入に注目です。

2023年 大田区長選挙 大田区議会議員選挙 当落を大胆予測(更新停止しました)

 ここから、当落予測の記事としていましたが、ちょっと候補者が多くなり過ぎたことにより、当事者にとって辛辣となり過ぎるため、更新は1月16日をもってストップします。あくまで過去の参考程度です。ただここまで長い記事を書いてきましたので、筆者におひねりを渡す代わりに以下の有料記事をご覧いただくのは歓迎です。つまらなかったなどのクレームはご容赦ください。どうぞよろしくお願いいたします。

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