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『政秀寺古記』を読む 第11話「美濃御取り候時之連歌之事」

第11話「美濃御取り候時之連歌之事」

一、美濃御取り候時、信長卿の御発句、『信長記』にはなし。
    天が下をさめん為めに美濃取て
脇は誰々にても出し候へと仰せ候へば、佐久間右衛門尉、末座より、
    京阪本は衛門代官
と申し候へば、御感にて満座大笑の由也。

【現代語訳】

一、美濃国を征服した時、織田信長公は、連歌の発句を詠んだが、この話は、太田牛一『信長公記』には載っていない。
    〽天下を治めるために美濃国を取った
「脇句は誰でもいいから詠んでみよ」というので、末席の佐久間信盛が、
    〽天下を治めたら佐久間信盛を京阪の代官(近畿管領)に
と詠んだので、一同笑った。

【解説】

 筆頭家老ならともかく、末席の佐久間信盛が言うから面白い。
 ちなみに、織田信長は上洛後、安土城に住み、京都・大阪を治めたのは、明智光秀である。佐久間信盛は追放された。

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【note版】戦国未来の戦国紀行

歴女卒業しました。今まで応援ありがとうございました。現在は『明智軍記』の現代語訳に取り組んでいます。

『政秀寺古記』を読む。

『政秀寺古記』の原文、現代語訳、解説になります。
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