つまんない人代表なりに、抜け出したいと日々思っている。

9年間ほど、挨拶以上に深い人間関係を切ってきた私だが、
いよいよ先が見えだしたときに、
自ら世界を狭めているのがもったいなくなってきた。

新しい関係はまだツライけど、
この夏は学生時代の友人たちの集まりに２つ参加した。

終始盛り上がっていたのだが、
たまに話題が途切れる。
何年ぶりかなのだから仕方がない。

そこで私が話しだしたのは、嫌いな芸能人の話。

信じられない。

これ以上どうでもいいことがあるだろうか。
最低の話題として雑誌に特集されそうなくらいだ。
毎週末会っているならいざ知らず、
次にいつ会えるかわからない相手である。

その瞬間も帰宅後も今も
猛烈に反省し羞恥の念と見つめ合っている。

そんな会の中で、
遅刻をするかしないかという話になった。
友人たちは電車に乗るときは必ず５分前から待つという。
私は電車と同時くらいにホームに入りたい。

待ち合わせには８割遅刻する。
もちろん遅れたくないので、
間に合わないとわかると最高にイライラする。
時間配分が下手なのだ。

ただ、相手が遅れてきても構わない。
連絡があれば３０分くらいなら何の問題もない。
（私が現場に着いていても）

なぜなら私も３分遅れているからだ。

私は

「すべてにおいて時間を守れる人とオタクが人生の成功者だと思っている。
そして私もそうなりたいのだ」

と力説して帰ってきた。