見出し画像

旅行本に載らないタイの秘島「サメット島」に行ってきた話

なぜ旅行本で取り上げられないの?と疑問に思うくらい魅力的な島がタイにあった。

その一方で、旅行本で紹介されないのもわかるなあ。という納得感もその島にはあった。

そんな二律背反な島「サメット島」に行ってきた話。

サメット島のビーチ。GWに行ったが人が少ない。
--

地球の歩き方で見つけた1ページ

サメット島は首都バンコクから東南の位置にあるリゾート地だ。
タイのリゾート地といえば?と聞くと、プーケットやパタヤを真っ先に思い浮かべる人は少なくないと思う。
そして、サメット島って知ってる?と聞くと、首を傾げる人が大半だろう。

知名度の低さに比例して、旅行本から得られるサメット島の情報は圧倒的に少ない。

僕が複数の旅行本を読んだ結果、サメット島が紹介されていたのは、560ページある「地球の歩き方」の中の1ページだけだった。他の大手旅行本では数ページに渡ってプーケットが取り上げられる中、サメット島の記述はなかった。

なぜ、ここまで旅行本で取り上げられないのか。
実際に足を運んでみて感じたのは、アクセスの悪さに尽きるのでは、ということ。

人の少なさゆえ、沈む夕日を独り占めできるビーチ
--

交通手段はバスだけ。バンコクから片道4時間の移動。

サメット島への交通手段はバス一択である。
僕はバンコク・エカマイ駅発の直行バスに乗り、サメット島行きの船が出るバンペー港を目指した。

クーラーも完備され、快適なバス車内
--

寄り道は一切なし。トイレは備え付けられているので、トイレ休憩もなく、目的地へひた走る。それで4時間。結構キツイ。クーラー完備など、車内環境が予想より良かったのが救いだった。
約4時間でバンペー港へ着き、そこから乗り合いの船に乗り、サメット島まで約40分。午前中を移動に費やした。

この時間をバンコク-プーケット間の移動に置き換えると、飛行機で1.5往復。

そりゃ、旅行本もプーケットをオススメするわ。激しく納得した。
サメット島がプーケットに差をつけられているのは、便の悪さに尽きると思う。

ただ、その差を埋める魅力をサメット島は秘めていると僕は主張したい。
一言で表すと、”必要最低限に満たされた島”といったところだろうか。

長くなってしまったので、その話は次のnoteで書きたいと思う。
(近日公開予定)

島名物”ソンテウ”という乗り物
--

サメット島に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
素晴らしい場所ですので、タイに行かれた際はぜひ訪れてみてください。