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僕とあなたは関係がない〜大号泣した話〜(後編)

【前回のあらすじ】
前編に引き続き後編まで見ていただきありがとうございます。
まだ見てない方はこちらへ

https://note.com/senri0724/n/ndad2dc2594ab

前編見ないよーという方は少しこの場でまとめてみますね

一歳になる息子七月(なつき)の行為によって、一家は大慌て。

ですが当の本人はケロっとしている。

そしてお風呂場での出来事。
僕が何気なく「くちゅくちゅぺっ」っと、
口をゆすいでいるのを見て、
七月はケラケラと笑い出します。
何が面白かったのかはわかりませんが。

ここで僕はある気づきを得て、
大声を出してわんわん泣いてしまいました。
すっぽんぽんの35歳と1歳が抱き合いながら

後編ではこの涙の理由を自分で整理するために書き連ねていきたいと思います。
いきなりですが読んでいただけるそこのあなた様、好きです。

では後編をどうぞ


【ずっと考えていること】
ここ最近の僕のテーマは、

・人に喜んでもらう。
・人を幸せにする。

そのために僕に出来ることってなんだろう

ということ。

今僕の周りには本当に素敵な人達がたくさんいて、毎日が楽しくて仕方ないです。

いや、何か違うな
楽しいのは楽しいのですが
毎日悩んでます。

もっと、こうしたほうが喜ぶかな
この人はどんな気持ちなのかな
今あの人は幸せかな

そんなことばかり

そうやって誰かのことばかり
目の前にいる妻や子どもたちとでさえ
わかりあえていないのに


そんな心境の中、現在両親と姉家族が住んでいる栃木県の那須へ家族で行ってきました。
現在父が働いているオートキャンプ場
まだプレオープンの段階ですが自然を感じることができて素敵なキャンプ場です
テントではなくトレーラーハウス(キャンピングカーの後ろの部分だけ)で寝泊りしました。

自然の中で家族と過ごす時間
今の自分の心境が溶けていくような感覚でした
そして親や姉と過ごすことで小さい頃の自分
本来の自分に自然と戻っていきました
(家族もいろいろありますね)

東京の自宅へ戻り皆疲れたように眠った翌朝
前編でお伝えした出来事が起きました。



う◯ちまみれになる次男とそれを見て大慌ての僕と妻と長男せんり
ケロっとしてる一歳の次男七月

不意に口をゆすいだ僕
それを見てケラケラ喜ぶ七月

七月は僕らを慌てさせようとしてう◯ちをしたわけじゃない
僕も七月を喜ばせようとしてくちゅくちゅぺっをしたわけじゃない
動物園のパンダも人を喜ばせようとして笹を食べてるわけじゃない

蜘蛛の巣についた昨日の雨の雫、それに太陽の光が反射して輝いている。それをみて綺麗だと感じても蜘蛛は「綺麗でしょ?」なんて考えてない
(考えてたりして)

何が言いたいかというと
人は
勝手に嬉しくなって
勝手に悲しくなって
勝手に感動して
勝手に幸せになる


ということ。
そこにはただあなたがいて、僕がいて、パンダがいて、蜘蛛がいる

もっといえば、誰かを喜ばせよう、幸せになってもらおうなんて思わなくていいということ
(文字にすると当たり前に感じるなー)

僕とあなたは関係がない
僕は僕のままでいいし
あなたはあなたのままで今日そこにいてくれるだけでこんなに嬉しい

そんなふうに思えて
涙が止まらなくなって
自分らしくていいんだって思えて
お風呂で裸で一歳の息子の前で
大声で泣きました



そしたら七月が泣いてるパパをみて泣き出して
それをみたらまた嬉しくなって
泣きながら大声で笑いました


その時
どーした!と妻と千里が心配してくれて
ギャン泣きしてるパパと七月を見に来て
もう全部が嬉しくて
寂しくて
幸せで
安心して
やっぱりみんなで笑いました

結局まとまってないですが、
どんなに相手のことを思っても家族でさえわかり合うのは難しい
でもあなたがあなたらしくいれば
それはきっとちゃんと誰かの笑顔になり
もしかしたら誰かを悲しませ
だけど誰かを感動させる
そう思えました

心と身体を削ってまで誰かを幸せになんかできない
まずは僕が幸せにならないと
幸せで溢れて
溢れた感情で
周りは勝手に幸せになる

そう確信したのです

ちゃんちゃん

ここまで読んでくださりありがとうございます。

写真はキャンプ場の何気なく撮った葉っぱたち
#子どもは先生
#ぼくはぼくでいい
#あなたがいてくれるだけで嬉しい







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