１１巻の前半ではマジアベーゼ様&悪の組織の幹部達との戦いの中でついに魔法少女マゼンタが真化！！と言う全読者待望の王道展開となったものの……その姿は　【※ネタバレ防止のため書かないよ！！】　と言うヒーラーでありながら明らかに魔法少女とは一線を画す異質なモノだった！？ と言う事態に。

天真爛漫さはそのままにキャラ崩壊した真化マゼンダの予測不能っぷりとやりたい放題に振り回される魔法少女&崩れる砂像と化すベーゼ様・・・そして本作のメインコンセプトたる女の子同士のアレコレに魔性の母性(バブみ)を上乗せして完成したトレスマジアの新合体技は色々な意味で紳士必見です。

後半はネモとこりすのゲーム実況プレイ回。
悪の幹部＆魔法少女が文字通りゲーム世界内で『ロールプレイ』するファンタジーＲＰＧを現実世界のプレイヤーとして楽しむネモ&こりす。
敵味方混在っぷりとキャラ毎の個性ネタギャグ、主人公勇者がプレイヤーの手で何度も丸剥ぎにされるほのぼの（？）回となっています。

ネタバレにならない程度に個人的に面白かったネタはマスコットキャラ尋間シーン。
ヴェナさんを縛って逆さに吊るし、ピコピコハンマーで脅すうてなちゃんは忘れがちな中学生設定らしい可愛らしさ（？）があり癒されます。
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