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湯守の仕事

今回は湯守とはどういう人でどんな仕事をしているのかについて解説させていただきます。

「湯守」と言うとあまりピントこない方もいるかと思いますが、
簡単に言うと「源泉から湧き出たお湯」を管理する人を言います。

私にとっては実家の湯宿でお湯を管理している兄にあたります。

お湯の見方や出具合、バルブの調整の仕方などは父が兄だけに教えており、次男である私はやり方を知らないのです。

「湯守」の仕事内容は、敷地内に湧き出たお湯を湯船まで引くのですが、

毎朝引いた「お湯の出具合」「色」「濁り」を見て、生きている源泉の元気度がわかるようです。

またバルブの締め具合の微妙な加減が神技とも言えるもので、私には到底出来ません。

お湯の温度は季節や天候を見ながら湯守がバルブの微妙な加減で調節をしますが、

夏は少し低めの42度冬は少し高めの43度

そしてそこで注意するのがお湯を張ってからの時間で、お湯のトゲトゲしさが無くなったお湯はまろやかで、

そこでまた少し温度を上げたりと温度は館主の思いやりなのです。

湯守人 Kentが湯守の仕事について解説させていただきました。

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