見出し画像

性病検査①女風ユーザーも受ける?受けない?

女風ユーザーさんのツイッターアンケートで、性病検査をしていない18%、検査してる64%という結果を見かけました(約400票)。

利用者が性病検査を受けるのは義務ではありませんが、性病検査を奨めるツイートを見かけることがあるので、検査していない利用者もけっこういるのだなぁという印象です。風俗を利用する男性はどのくらい検査を受けているのでしょうね。

自分で検査を受けるメリットは、検査による早期発見を早期治療に繋げて自分の身を守ること、気づかず感染を広げることを防ぐためだと思います。

定期的な性病検査は、貴女と好きピさんを守ることになります。

①無症状で病気が進行している可能性があるから
感染から発症までの潜伏期間が長い性病や、症状を自覚しにくい感染部位、男性と女性で症状が異なり、性病に感染していてもわからない期間があります。特に、自然治癒が期待できない性病の場合は特に、無症状のままで病気が進行する可能性があります。気づかずに放置すると不妊の原因になることもあり、精神的身体的ダメージを考えると早く治療する方がよいと考えます。

②早期発見が一番の対策だから
女風セラピストさんたちも定期的な性病検査を受けていますので、利用後一定の期間経ってから陽性の連絡があるかもしれません。陰性のため連絡が来ない可能性もあります。セラピストさんは感染・発症しなくても、利用者だけが感染・発症するパターンがありうるのです(粘膜接触したタイミング、性器の構造や免疫力の違い等)。
性病が体の不調や異変として表れてから診察を受けるのでは治療が遅れる可能性があります。潜伏期間や無症状の期間に女風の利用や、パートナーと性交渉をしてしまうかもしれません。相手を感染させたり、相手から再度移されるピンポン感染の可能性があります。
そういったことを考えると、自身の感染の有無を自主的に調べるのが、最も早く確認できる方法になってきます。

③ルールを守って利用していても感染することがあるから
女風のサービスに含まれるキスやクンニ、おもちゃの挿入や指入れ、セラピストさんによってはOKなゴムなしのフェラやまんずり等は感染の機会になります。もちろん、粘膜接触をNGにする、ゴムを使う、おもちゃは自分専用を使うなどして感染リスクを低減することはできます。それでも、感染経路としてタオル、便器、浴槽が報告されている性病もありますので、感染機会をゼロにするのは難しいと思います。
目に見えない細菌やウイルス、原虫が原因なので、いつ粘膜や粘膜以外の感染部位との接触で感染するのか予期できないのです。

以上がわたしの考える、利用客が定期的に性病検査を受けた方がいい理由です。

女風の店舗やセラピストさん個人の『性病検査割』の割引がありますので、検査することは損ではありません。
セラピストさんを含む客のコミュニティ全体で性病の感染をモニタリングすることは意味があります。セラピストさんだけが検査を受ければいい、高頻度の利用や回遊客だけが検査を受ければいいという考えで、自分の健康と安心安全を他人任せにしない方がよいと思います。

▼参考
性感染症検査割のあるお店のリスト

https://x.com/i/lists/1638519837868851202


今回、分かりやすさを考えて次のような書き方をしています。
・「性病」という言葉を使いましたが、現在は「性感染症(STI)」という名称が使われています。
・性感染症の定義や個々の病名は考慮せず、性行為や擬似的行為、密着や接触で起きうる感染症や症状等全般を「性病」としています。

また、『女風利用者のわたしと性病検査』の視点で書いており、今回はセラピストさんの性病検査について、感染させられる・感染させるのような矢印の向きについては触れません。