上弦の月は太陽と月が90度という
「振れ幅の大きい」タイミング。

今回の上弦の月の目標。

まず、今回の上弦図では
太陽が在室している11室が
進むべき大きな方向を指している。

11室は横の繋がりなんだけど
ただ職場が一緒とか、同じ地域とか
そういう形式上の繋がりではなくて

あなたの個性を理解して
あなたに共感してくれている人達が
集まっている場所。

この上弦の月で
11室に太陽が在るということは
「あなたに共感・リスペクトしてくれる人達」
との関係性に注目していく時なんだね。

山羊座のエゴと天秤座のソトヅラの闘い。

そもそも上弦の月は無から有を生む
「成していこうとする」意欲が強い時。

更に今回は山羊座の月ということもあって
・地位の向上
・権力の保持
・確かなものへの固執
が強くなりがち。

自分をしっかり「経営」しないと！
という焦りが出てきがち。

あれは無駄
これは有益
あの人は使えるor使えない。

ちょっとワンマン社長みたいな感じ。
「オレが前に出たい」

月に対する太陽は天秤座。

天秤座にとって太陽はフォールなので
イマイチ力の加減がわからない。
「あなたが決めて！」と
主導権を渡されるのは超苦手。

この時期、のぞまぬ戦場で最前線に立たされたり
無理やり主導権を持たされたり
少しお疲れな人が多いのでは？
「ああ、、、サポート側に戻りたい」

そんなサポセンなあなたに朗報です。

金星は天秤座の支配天体なので、王の帰還。
アチラを立ててコチラを立てて、、、
そんなあなたに
「そもそも本来の私の立ち位置ってドコだったっけ？」
と立ち返らせるキッカケが生まれてきそう。

この金星は10/23まで着かず離れず
ラストは太陽金星が一緒に天秤座を抜けるので
がぜん動きやすくなりそう。

天秤座はどちらかというと
自分が主役です！という舞台が苦手で
バックヤードのエキスパートみたいな感じ。

太陽が天秤座にある時は
バックヤードから押し出されて
「ギラギラ炎天下の陽の当たる場所」
に出ていかないといけない時。

そんな戸惑いや不安を抱えているあなたに
金星は優しい日傘をさしてくれる。
（しかもバエる）

日陰に入るとホっとするよね。
頭も上手く回る。
お日様ガンガンの熱さで
何が最善だったのかグルグルしていたけど
これから10月半ばまでは
いつものあなたの「美学」を思い出せそうだよ。

天秤座がラストスパートになる10月18日～23日は
山羊座の冥王星と90度になる。

自分の今の選択が
本当に自分の生き方に合っているのか
無理をしていないか
頑張って好きになろうとしていないか
そんな事を考えさせられる出来事が起こりそう。

（今から戦々恐々としていないでもいいからね）

また、太陽と重なっている金星は
牡牛座の支配天体でもある。

牡牛座カスプ（ハウスの境界線）は6室。
みんなに自分の良さを伝えるためなら
誰かの問題解決も頑張れるという
なかなかゲンキンな配置。

もし、あなたに押し付けられた課題や
取り組まなければならない問題があるのなら
その解決方法だけを考えるのではなくて

「それを行うことによって自分をどう魅せるか」
という一面も意識して欲しい。

ソトヅラ万歳！

ASC蠍座の支配天体火星が
8室に入っているのもポイント。

何かを受け取るために
本心を表に出して
「わかりやすく」
動いていく必要は無いということ。

自分に対して「どういう反応や見返りがあるか」を
冷静に見極めて挑戦していった方が良い。

「共感して欲しい」をベースにしない伝え方を心がける。

人と繋がっていくには
「伝える」ことが不可欠。

11室に太陽があるってことは
「あなたへの共感を元に繋がる」
とお伝えしたけれど

あなたが伝えていくべきことは
「ソフト」じゃなくて「ハード」の方。

その時の心情や理想論ではなくて
現実に則したその時のやり方、理論。

もちろん自分の経験談の中からだよ。

自分の中にあるものを
自分の言葉で伝えていくことが大事。

逆に言えば
自分の言葉で言い表されないものは
未だ自分の中でモノになってないということ。

そして、絞り出した言葉の結晶であっても
なびかない人もいるだろうし
スルーされるかもしれない。

ちょっと厳しいかもしれないけど
自分に対しての評価を
自分が認めざるをえない時。

もし評価の弱さに傷ついたら
自分に訊いてみて。
「私は何円の値段がついたら満足するの？」

プライスレスだっっっっっっっ

あんたの笑顔には値段なんかつけられっこねえのさ！！！！

そいではまた～
エリ