片道803㎞、12時間の旅

初めて夜行バスに乗る私の備忘録。

・夜行バスを検討しているけど実際、どのくらい快適なの？という方
・女子ひとりで夜行バスって危険じゃない？という方
・夜行バスってどんな装備やシステムがあるか気になる方
・夜行バスにどんな持ち込む荷物を持っていくか分からない方
少しでも参考になれば幸いです。

なんで夜行バスを選んだの？

・平日が融通利いたから
・飛行機と比較して断然安かった（飛行機：片道30,000円・夜行バス：片道7,500円。75%オフはでかい。）
・単純に、乗ったことなかったから乗ってみたかった！

女性安心のシステム

初めて知ったけど、最近の夜行バスは、隣が女性になるように配慮されるらしい。すごい時代だ！
どうでもいいけど隣に乗っていた方は優しいバンギャ風の女性だった。慣れてる方のようで、座席上にあるブランケットを渡してくれた。キュン。

乗車したバスについて

私の乗ったバスは、オリオンバス　7351便コンフォート　高知バス
設備は以下の通り。
・ブランケット貸出
・スリッパあり（フットバー付いてたので使わなかった）
・コンセント付き

付随して嬉しかったのは以下２点。

・縦10列のゆったりシート
通常は12列らしいんだけど、今回は足がゆったり伸ばせるタイプ。
荷物で若干足元かさばるから、ゆとりがあってよかった。
・セパレートカーテン
隣の座席との間にある簡易仕切り。
夜行バスという狭い空間でプライバシーが保たれるから個人的にはかなりありがたポイントだった！

乗車前にしたこと

21:35発のため、自宅で夕食＋風呂を済ませた。
あと、しっかり酔い止め薬を服用。やれること全部やる。

服装

服装に関しては、上はロンＴ+アウター、下はジャージというほぼ家着。
温度調節がしやすいように、アウターは車内に持ち込み。
コンタクトは外して眼鏡、すっぴん。とにかくストレスフリーを重視。
車内にはゆる着風の人、足を出してるギャル、などなど様々いた。

持ち物

大きいリュックは預けて、以下のものだけ持ち込んだ。
・水
・フリスク
・イヤホン
・貴重品（財布、スマホ）
・マスク（乾燥対策）
・ネックピロー

プラスであったらいいなーと思ったのは腰を支えるアイテム。
個人的に、長時間で首＜腰がやられるなと思った。

サービスエリアの休憩

なんと3時間おきに休憩があるらしい。多くない？つまり計4回サービスエリアに立ち寄った。
「よっしゃー！美味いもん買ったりしよ！」と思ったけど、
冷静に考えて15分しか時間がないからお手洗いしか行けなかった・・・。

ただ静岡とか兵庫とか、行ったことのないサービスエリアに一瞬でも立ち寄れて若干の思い出になった。

あと、窓側の席だと通路側の人が寝てると降りられない。
座席を選べるようなら、
・どこでも寝られる派→窓側(首をもたれかかれる)
・お手洗い心配派→通路側
がオススメ。

肝心の「寝られる？疲れる？」問題

乗車前、これが不安でしょうがなかった・・・。
もし万が一寝られなかった場合に備えてアマプラで大量にハイキューをダウンロードしていった。

でも、23時くらいになると完全消灯してスマホは全く使えなくなる。つまり寝るしかない。

定期的にサービスエリアで降りたからか、足がむくむこともそんなになかった。
身体も「バキバキすぎてやばい」を想像していたけど、案外そんなことはなく翌日の高知では9:30から思いっきり観光できた。己の旅行ハイを信じよう。

初めて夜行バスに乗った感想

初めてでも問題なく乗れた！
初心者が注意しておくべきことは以下の3点。

・乗車前にお手洗いを済ませておくべし
窓側の場合、サービスエリアで必ずお手洗い行けるとは限らない。
私は通路側の人が降りたタイミングで続いて降りてた。

・車内では水分をあまり取りすぎないようにするべし
お手洗近くなる+足が浮腫むため。

・サービスエリアで身だしなみを整えるのは避けるべし
コンタクト→眼鏡になるとか、歯を磨くとか、メイクはなるべくやめておいた方が無難。
時間のコントロールの兼ね合いと、車内持ち込みの物の管理が難しい（消灯後は真っ暗で手元が全く見えないよ！）
オススメの方法は、到着後に漫画喫茶を活用すること。
私は到着後、快活クラブを使って身だしなみを整えた。40分330円と安くてお財布にも優しい。場所にもよるけど、ヘアアイロンの貸し出しもあった！

・どうしても不安なら、3列独立シートの便を活用
課金できるようなら、＋500～1000円くらいでを選ぶのがおすすめ。（私は予約がギリギリすぎて便が埋まってた・・・）
サービスエリア降りるときも隣の人を気にしなくていいし、かなりぐっすり寝れるらしい（友達談）。

・車内はかな〜り静か
お友達と乗った場合であっても、おしゃべりできる感じではない。とにかく寝ましょう！

・時間が遅れる可能性もある(らしい)
新幹線と違い、道路状況によっては朝のラッシュと重なり到着時間が遅れる可能性があるらしいので注意。

終わりに

初めての高速バスは、案外快適だった！
上手に活用すれば、コスパ良く旅行できるのでオススメです。

読んでくださりありがとうございました。どなたかの旅の一助になれば幸いです〜！🚎