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編集者視点を身につけ、ライターとしてスキルアップするには?sentenceミートアップ「わいわい赤入れワークショップ」を開催しました!

「ライターとして活動しているけれど、文章力の向上を感じられない」

「自分一人で書き続けているけど、どう改善したらよいかわからない」

一人で原稿に向き合う時間も多いライターや編集者の中には、スキルアップに関するこんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

ライティングを学び合うコミュニティ「sentence」では、編集者・ライターならではの悩みを相談し、気軽に情報交換・スキルアップができる場として毎月ミートアップを開催しています。

9月20日には「編集者視点で文章の質を高める!わいわい赤入れワークショップ」を開催。

一つの原稿に参加者全員が赤入れを行い、お互いが編集した箇所をシェア。それぞれの”編集視点”を学びあう時間となりました。

仕事終わりにもかかわらず、編集者、ライターの方はもちろん、企業で採用・広報など携わる方など12人の方にご参加いただきました。

今日は、ワークショップの様子や当日の学びをスタッフの中嶋がお伝えしたいと思います。

そもそも「編集」とは?

ワークショップを始める前に、sentenceのコミュニティマネージャーを務めるライターなかがわあすか(@asupon0609)から「編集の際に大切にすべき12つの視点」に関するミニレクチャーが行われました。

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編集は「読者にとって『良い』文章にする」ための作業。一つひとつ例を挙げながら、編集の基本について理解を深めていきます。

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目的が決まらなければ「編集」はできない

ミニレクチャーの後は、早速赤入れワークショップの開始です。

印刷されたあるイベントレポートのサンプル原稿が配られ、各自がもくもくと赤入れに取り組みました。

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実際に配布された編集前のサンプル原稿

10分ほど各自でワークに取り組んだ後は、グループに分かれて赤入れをした部分をシェア。sentenceスタッフである岡本(@mikki0903)や貝津(@misaxx222)がファリリテーターとして加わり、参加者が気になったポイントについてより深く議論をしていきました。

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どのグループでも話題に上がった論点は「このイベントレポートの目的は何か、誰が読んで、どんな行動をすることを目指しているのか?」です。

「次回イベントへの集客が目的なのかな?だとしたら、最後に次回イベントの案内があるといいですよね」

「イベントの様子が伝わるように実際に使ったワークシートを掲載するのもいいかも。あとは、参加者の感想などが入っていると、参加してみたいと思ってもらいやすそうですね」

「もし目的が主催団体のブランディングだとしたら、もっとスタッフのキャラクターを魅力的に見せる必要がありそうかな」

など、構成や文章に入れる要素を工夫する様々な視点があがりました。

目的に応じた構成の作り方については、参加者の方が今回のミートアップでの学びをわかりやすくまとめてくれましたので、ぜひこちらをご覧ください。


また、全体の構成だけでなく、文章の細部に赤入れをしてくださった参加者の方も。

「原稿に『旅をするにしても、どこかへ出掛けるにしても、誰もがその目的地への経路や、時刻表などを調べますね』と書いてありますが、本当にみんな調べるのかなと疑問に思いました。誰が読んでも違和感がない文章になっているかという視点も大切だと思います」

その他も最初のミニレクチャーで紹介された「編集の際に大切にすべき12つの視点」を参考に「長すぎる文章はないか」「漢字とひらがなのバランスはどうか」など細かい部分に関する”編集視点”のシェアが行われました。

ワークショップ後は、横の繋がりを生む交流会

グループワーク終了後は、交流会です。受講生の方は名刺交換などもしながら、先ほどの真面目な雰囲気から一転。みなさん、和やかな雰囲気の中で、ライターや編集者として日々感じることを話し込んでいらっしゃいました。

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終了後は、参加者の方からのこんな声も!

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

sentenceでは、今後も編集者・ライターの方向けのミートアップを開催予定です。告知は公式twitterfacebookで発信しますので、興味がある方はぜひフォローしてみてください。

また、sentenceでは、「書く」を学び合うslackオンラインコミュニティの運営や、各種ライティング講座を開講しています。ぜひこちらもチェックしていただけたらと思います!

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