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文章を校閲・編集する基礎を学ぶーー 『ライティング基礎ワークショップ』第4回を開催しました!

7月24日に、sentenceがco-ba schoolにて担当している『ライティング基礎ワークショップ』の最終回を開催しました。

今回も受講生兼運営サポートの高野より、講座の様子をレポートさせて頂きます!

最終回となる第4回講座のテーマは 『文章を編集する』。
第3回講座で行ったインタビューを各自が1500字程度の記事にして持ち寄り、それに対して受講生同士で感想やフィードバックを伝え合うことで、文章を編集する視点を学んでいきます。

「校閲」と「編集」の違いとは?

ワークに入る前に、講師から校閲と編集の違いについてのレクチャーが行われました。

校閲は「間違いのない文章に近づける行為」。
一般的には文章の執筆者以外の人が担当する作業で、チェックする際には内容面の修正を含めません。誤字・脱字とデータ(数値や日付けなど)の誤りの修正、固有名詞の表記が正しいかどうかのチェック、送り仮名や同一単語の表記が統一されているか(「表記ゆれ」のチェック)をします。

それに対し、編集は「いい文章に近づける行為」です。
編集の目線を初級から上級の3つにわけると以下のようになるとのこと。

初級:読みやすい文章にする
中級:メディアに合った「いい文章」にする(記事の目的の整理)
上級:面白い、ためになる、素晴らしい文章にする

今回は、初級である「文章を読みやすくする」ことにチャレンジしました。

上記の読みやすさチェックリストをもとに、どのような点に注意して編集すればいいのか学びました。

「読みさすさ」「ストーリー性」「読後感」といった観点から、10点満点の採点ワーク!

レクチャーの後は、受講生同士でペアワークを行いました。ペアの相手が執筆したインタビュー記事を、校閲と編集、2つの視点からチェックしていきます。

はじめに校閲の視点から、その後は配布された「編集採点シート」に従って、編集の視点から記事のチェックを行いました。

採点シートには「読みやすさ」だけでなく、「ストーリー性」や「メッセージ性」、「読後感」といった項目も。計6つの項目について、各10点満点で採点を行いました。

自分の文章を他の人にチェックしてもらうことにより、自分だけでは気が付けない点に気が付けることはもちろん、他の人の文章をチェックすることも、自分の文章を客観的に捉える良い機会になります。

校閲と編集の2つのワークを通じ、第三者の目線で文章をチェックすることの大切さについて理解することができました。

今回が講座最終回ということで、最後はメンターと受講生で打ち上げを行いました。

ほぼ全ての受講生の方にご参加いただき、ライティングについての悩み相談をはじめ、仕事や趣味の話など、様々な話題で大いに盛り上がりました🌸

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講座終了後に頂いた、受講生の方々からの講座に参加しての感想を一部ご紹介させて頂きます◎

書くことに興味のある方、学ぼうとする方というのは、全人口の中ではマイナーな方なのかなあと思います。事実、周辺や仕事場には「書くのが苦手」「なるべく書きたくない」という人が多い。そうなると、学び合える方や書くことについて議論できる方というのはあまり出会う機会がないのかなと。そうした時に、この場はすごく有益だなあと思いました。
取材ができる!書き続けたくなる!受講を終えてそんな思いでいます。可能性を広げてくれる講座でした。
一人でインタビューの準備〜実施〜原稿化までできるライターになりたい人にはうってつけの講座です。その全てがたった4週間で提示されます。社会人として、仕事をしながら宿題もこなして受講するには、4週間でコンパクトにギュッと詰まった内容にしていただけているのは本当に適切な塩梅だなと感じました。

■ sentenceの今後のイベントについて

sentenceでは現在、『ライティング基礎ワークショップ』第9期(2019/6/4開講)の参加者を募集中です。

詳細とお申込みはこちらから!

■ sentenceコミュニティについて

sentenceコミュニティでは、会員同士での記事への相互フィードバックや、Q&Aコーナーを通じて、継続的にスキルを磨くための環境を提供しています。また、コミュニティに入会してくれた方向けに『ライティング基礎ワークショップ』の参加割引も行っています。
ライティングに磨きをかけたいという思いをお持ちの方、ぜひ入会を検討してみてください。

ライティングを学びたい人に機会と知識、つながりを提供するコミュニティサービス「sentence

講座に関するお問合わせは、下記の連絡先にて承っております。
sentence@inquire.jp

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