一ヶ月の短期集中でライティングを学ぶ『ライティング基礎ワークショップ』が、7月3日より開講となりました！

ライティングの基礎をまとめた教材を活用しながら、レクチャーとワーク、課題を通じて1ヶ月で基礎的なライティングスキルの習得を目指す本講座。

第6回目となる今回は、チケットが開講3週間前に売り切れとなり、過去最高の17名にご参加頂く運びとなりました。ありがとうございます！

趣味について発信するスキルを伸ばしたいという方や、自身の成果物に込めた思いの伝え方を磨きたいというデザイナーさん、そしてスポーツライターを目指す学生さんなど、今回も幅広い方々が集まってくれました。

そんな講座の様子を、受講生兼運営サポートの高野よりレポートさせて頂きます！

まずは自分について知る

初回のテーマは、『なぜ"書く"かを考える』こと。

「何か書きたいけれど、何を書けばいいのかわからない」
「ブログを始めたけれど、ネタがなくて続かなかった」
‥そんな方は意外と多いのではないでしょうか？（私もその中の一人です）

そうなってしまう原因は、「そもそも自分は、なぜ書くのか？何を書きたいのか？」がきちんと定まっていないからだそう。

そのため、「自分がライティングを武器に発信したいこと」を探す第一歩として、まず受講生の方には自分の職能、特技、関心、性格などにまつわるキーワードを10個以上書き出してもらいました。

その後は、参加者同士でペアになってのインタビューを実施。話を聞く中で想起したペアの相手のキーワードをお互いに書き合います。自分で書き出したものと合わせると、キーワードの数は合計30～40個にも！

こうして第三者の視点も交えながら自分について深掘りすることにより、自分の特性がじわじわと炙り出されてゆきました。

「ライティング × ◯◯」で、ライティングの可能性を広げる

続いて、先ほど挙がった自身にまつわるキーワードと「ライティング」をかけ合わせることで、自身が発信できるものは何かを具体的に考えるセッションへ。
一つに限らず、思いつく限り何個でも書き出していきます。

予めキーワードを書き出していたので、たくさんの、そして今までは考えもしなかったアイデアが次々と思い浮かび、ワークの時間が過ぎても手が止まらない方がほとんどでした。

そんな受講生から出たアイデアのひとつを紹介します。

それは、「ライティング×子ども」というもの。
その方は、家族経営の企業にインターンをしていて、職場にお子さんが遊びに来るたびに、お子さんの写真を撮り溜めていたのだそう。そこにライティングを掛け合わせ、その写真にお子さんの成長記録を書き添えて、ご両親にプレゼントする、というとっても素敵なアイデアでした。

他にも「ライティング×視力の悪さ」で、視力の悪い人から見た、実物とは異なる見え方をする世界を伝えるというユニークなアイデアや、「ライティング×地元」で、地元がいかに栄えていないかをありのままに伝える、などのアイデアが挙がりました。

こうして同じワークをしていても、出てくるアイデアは面白いほど千差万別。それぞれ歩んできた人生が違うからこそ、その人にしか書けないことがあるのだなあと、心から実感しました。

「タニモク」で他人から目標を立ててもらう

最後に、自分が出した「ライティング×〇〇」のアイデアに対して、他の受講生から、「私だったらこうするな」「こんなこと書いてみたらいいのでは？」といった意見をもらいます。

これは「タニモク」という、「他人に目標を立ててもらう」メソッドで、これを行うことにより、自分の発想にはなかった選択肢が見えてきたり、何より楽しみながら目標を立てられるというメリットがあります。

実際にやってみると、自分が思いつきで書いてみた「ライティング×〇〇」のアイデアに他の人が乗っかってくれることによって、アイデアが具体化したり、どんどん思わぬ面白い方向に転がっていくのがとても楽しく、新たな発見に尽きない時間でした。

今回の講座で「自分自身での深掘り」「他者視点からの指摘」「そこで得られた気付きの共有と相互フィードバック」を繰り返し行ったことにより、自分固有の特性やものの見方に気が付き、自分にしか書けないこと、自分だからこそ書けること、がかなり見えてきたような気がします！

自分はなぜ書くか、という、ライティングを学ぶ目的となる部分が定まると、第2回以降の講座での学びもすぐに実践に生かせそうです。

以上、『ライティング基礎ワークショップ』初回のレポートでした。
第2回目のテーマは、『“準備”を磨く〜記事を書く準備、インタビューをする準備〜』です！

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sentenceでは現在、『ライティング基礎ワークショップ』第9期（2019/6/4開講）の参加者を募集中です。

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