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私的な草木の備忘録 #5 キショウブ

昨日いつものように多摩川沿いをランニングしていて、「キショウブ」という花ご群生しているのを見つけました。

さっそくwikiで調べてみると、

キショウブはアヤメ科アヤメ属の多年草。
環境省は「要注意外来生物」の一種として「既に野生化している湖沼等があり、在来種との競合・駆逐等のおそれがある場所については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。
また、日本自然保護協会、日本野鳥の会、世界自然保護基金では生態系に与える影響や侵略性が高いとしている。

単に花の名前を調べたかっただけですが、
「駆除」や「駆逐」、「警戒」や「侵略」といった、なにやら恐ろしげなワードがズラリと並んでいてちょっとビックリしてしまいました。

そう言われると、ド派手なレモンイエロー色や剣型の形状が何か「プレデター」のような地球外からの侵略者のようにも見えてきます。

いっけん穏やかに見えるありふれた河辺でさえも、「異形の侵略者」と「固有種」との間でカレツな攻防戦が繰り広げられているようです。

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