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【SEO】検索エンジン「Yandex」のアルゴリズム流出で明らかになった指標についての所感【雑談】

皆様いかがお過ごしでしょうか?地域によっては花見シーズンも終了した感じで花粉症も落ち着いてきていますねー

個人的にはスギ花粉症なのでだいぶ楽になりました。(ヒノキの人はまだまだ大変だと思いますが…)

さて少し古いネタで忘れてる人が多いと思いますが、2023年1月末に検索エンジン「Yandex」のアルゴリズム流出というネタが突如暴露されました。

真偽も不明で、SEO関係者もネタということでサクッと黙殺しているんで、少し触れておこうと思います。(ロシアということも話題として触れにくいのもあると思いますけどね…)

で、面倒なので、以下のnoteで項目を抽出してくれてるので、それを参考にしてつらつら書いていきます。他力本願ですがよろしくお願いしますw

大事なことなので事前に書いておきます。

SEOでの知見をベースにした個人的な見解です。責任は負えません。

あと要因ではあっても時期によって評価が変わります。

よく「1年前の検索結果と似てね?」って話が出ますが、アルゴリズムは変動しているので評価が変わることで検索結果が変わります。
(例:バックリンクの評価が下がったが、また元に戻ったので前と同じような検索結果になった、とか)

よって「まーそういう考えもあるかー」程度にお付き合いください。

ちなみにランキング要因とは、その要因で順位に影響が出るという話なので、インデックスされないというような問題についてはランキング要因とは個人的には考えていません。

検索結果に出ないコトはそもそもSEOとして要件を満たしてないという判断なので、例えば新規コンテンツってランキング要因ですか?って聞かれると「ハイ」と答えますが、noindexを入れるはランキング要因ですか?って聞かれると「そうだけど、そもそもインデックスさせないってランキング以前の問題じゃないの?」っていうのが所感なので。


それでは行ってみよー

#1.リンクエイジはランキング要因

リンクエイジ、すなわち長い期間貼られているリンクが評価されるというのはGoogleでもランキング要因だと思います。

一般的なビジネスと同じで10年で企業の9割が倒産すると言われるように放棄されるサービスやドメインも多くなります。なのでリンクも10年継続していると徐々に少なくなるのは自明です。

ただしリンク本数とリンクエイジの評価を天秤にかけるとあまり評価として高いとは言えません。


#2.トラフィックとオーガニックトラフィックの割合は、ランキング要因

でしょうね。

敢えて書きますが、これ目的で検索連動型広告に出稿しているパターンって少なくないと思います。

もちろん1位と10位ではそもそも検索からの流入が違うので閾値で見てるとは思います。


#3.URLの数字はランキングに悪い影響がある


URLに数字があるのは日時とかでURLを指定するパターンがあるという意味では正解。

ただしURLを見てるっていうよりかはコンテンツで古い、新しいってのを判断しているので、正直なところ意識しなくてもいいレベルだと思います。


#4.URLにスラッシュが多いとランキングに悪い影響がある


これもニュアンスの問題。

スラッシュの数というのは下層にコンテンツがあるという意味になるので好ましくないのは事実です。(非公式ソースですが、トップページから3クリックで遷移できることが大事って話も公式で出てましたよねー)

ただCMSの兼ね合いもあるので気にしすぎないで良いレベルの話です。


#6.ホストの信頼性はランキングの要因になる


これもニュアンスの問題。

低稼働なサーバだと、Googleのクローラーも来なくなるし、そもそも訪問者にもエラーページが出るので良くないのはSEO以前の問題。


#8.ユーザー行動に関するたくさんのランキング要因がある


CTR、ラストクリック、サイト滞在時間、直帰率については、Googleは決して公認しませんが、確実に挙動としてはSEOに大きな影響があります。

普通に考えて、サイト滞在時間が長くて、直帰率が低いサイトであれば、ユーザー満足度が高いと判断するのは自然の摂理でしょう。

ただし広告経由と自然流入では滞在時間は全然違いますし、そもそもジャンル、例えばニュースサイトだと1分程度で直帰率も高いですが、コンテンツメインのnoteなんかだとジックリ読む人が多いので滞在時間は閾値で見てるとは思います。


#9.記事の公開日、最終更新日はランキング要因


URLの日時では関係が薄いと書きましたが、やはりコンテンツは新しい方が優遇されてます。

記事公開日の変更や更新日時だけで上位表示が達成できるみたいな話もありますが、そこまで簡単ではないですw

当たり前っちゃ、当たり前ですが、古い情報を知りたいこともあるとは思いますが、基本的には訪問者は最新情報が知りたいワケなのでフレッシュなコンテンツや最新情報を追記したものをGoogleは好みます。


#10.すべてのクエリにおけるドメインの平均順位はランキング要因


これもニュアンスの問題。

基本的にはページ単位で評価しているので、あんまし関係ないっちゃないけれども、良いサイト(ドメイン)には良いコンテンツが宿ってる可能性が高いというのは考え方としてはありっちゃ、ありだけどね。


#11.クロールの深さはランキングの要因


前提で書いてあるように、ランキング要因か?と言われると微妙な感じがします。ただ深い階層だとクローラーも回りにくいので、結果的にインデックスされにくいのでSEO的には微妙ってのは事実です。

インデックスされにくいコトがランキング要因というのは違う気がしますので…


#12.孤立ページはランキング要因


前提で書いてあるように、孤立ページはインデックスされないだけという話なのでランキング要因とは言えません。


#13.メインページからのバックリンクは、内部ページからのバックリンクよりも重要


前提で書いてあるように、インデックス関連の話はランキング要因とは言えません。

ただしユーザビリティの観点では回遊を促すので、結果的にランキング要因となる(と個人的に判断している)ユーザー行動に影響を及ぼすので、間接的(?)ランキング要因とは言えるかもしれません。


#14.あなたのサイト、ページが拾ってくる検索クエリの数は、ランキングの要因です



10と同じでこれもニュアンスの問題。

基本的にはページ単位で評価しているので、あんまし関係ないっちゃないけれども、良いサイト(ドメイン)には良いコンテンツが宿ってる可能性が高いというのは考え方であれば、たくさんのクエリで検索上位化されてるよねってのはありっちゃ、ありだけどね。


#15.ウィキペディアからのトラフィックは、ランキング要因


関係ないですw

ただウィキペディアで言及されることってのは大事で、SEOでは言及されるという意味でサイテーションは超重要なのです。

ウィキペディアからではなくてもSNS経由でもアクセスがあることは大事ですからねー


#16.あなたのサイトがラストクリックだったらランキングに好影響になる


8と同じでユーザー行動はランキング要因です。


#17.ブックマークのランキング要因


微妙。

はてなブックマークとかランキング要因ではあるんだけれども、評価は高くなくて、極々微量な感じ。

もちろん、はてブが大量につけば、はてブ砲でアクセスも増えるから、結果的にはユーザー行動の指標に大きな影響が出るのは事実。

ただはてブの件数が多ければ、バックリンクみたいな感じでのランキング要因にはならないので、微妙というのが解。


#18.short動画のための特別なランキング要因がある


ショート動画専門はあります。実際に検索結果でショート動画専門の項目も出るようになったので事実でしょう。

そもそも画像もショート動画ではない通常の動画もランキング要因としては存在しているので。


#19.mapに有用な情報を追加すると好影響


MEOの話であれば解かもしれませんが、通常のSEOであればGoogleマップの埋め込みやビジネスプロフィール(旧称:Google マイビジネス)を更新したところで、ランキングに影響が及びことはありません。


#20.URLのキーワードはランキング要因


関係ないです。

一時期、関係あると信じて日本語ドメインやURLが流行しましたが、衰退しています。

ちなみに長いURLはGoogleでも推奨されていないので避けた方がいいです。


#21.リピーター率はランキング要因

リピーターは多い方が、滞在時間なども長いと推察されるのでいい指標だとは思います。

ただ新規訪問者が多いとランキングが下がるというのは短絡的で、単純に新規が多ければ離脱率や滞在時間が落ちるというのは当たり前なので気にすべき指標とは言えませんね。


#22.<title>内の大文字の割合は、ランキング要因</title>


大文字は日本語では関係ないですが、タイトルタグにはキーワードを盛り込むことは超重要。


#23.直接アクセスの割合は、ランキングの要因


21と同じで、それ自体が指標ではないです。

ただ再訪問者や直接アクセスは滞在時間が長くなって、離脱率も低い傾向があるので、結果的に8のユーザー行動という側面では好影響なのは間違いありませんね。


#24.コンテンツの質のための埋め込みビデオは好影響


Googleサーチコンソールでも動画の指標を出してきているので、動画についてはランキング要因と考えていいでしょう。

動画があれば滞在時間も伸びるので動画の埋め込みはSEOで大事です。


#25.SNSの様々なアカウントは、他のURLとは異なる方法でランク付けされる


公式SNSアカウントを優遇するランキング要因はないです。

公式サイトから各SNSにリンクがあるのは当然でしょうし、SNSアカウントに会社名とかサービス名が盛り込まれているので、Googleも独自のアルゴリズムを持つ必要はないハズ。


#26.アンカーテキストにキーワードが含まれていればSEOに有効


アンカーテキストはGoogleのSEOでも重要です。


#27.「良い」バックリンクと「悪い」バックリンクの比率は、ランキング要因


比率は関係なし。

良いバックリンクは本数が大事ですw

上記を参考にして、高品質なサテライトサイトからのバックリンクを構築することを強く推奨しておきます!


#28.低品質のコンテンツはドメイン全体に影響を与える


微妙っちゃ微妙。

そもそも低品質なコンテンツってインデックスされにくくなっているので、問題ないかと。

逆に勝手に低品質なコンテンツと判断してコンテンツを減らしたらSEOに悪影響が出たって話もあるし、コンテンツの質を改善してよ!って公式見解が出てるので、アルゴリズムで弾いてはない。


#29.ページ上の広告の量は、ランキングの要因


むしろ広告の量を増やそうと躍起になってるのが、今のGoogleなんで関係ないです。

ただサイトの動きを重くする広告が増えるのは間接的にSEOに悪影響を及ぼすのは事実。


#30.ランクアップの要因として、ランダムがある


裏メニューというか、何というかw

I'm Feeling Luckyというボタンも検索エンジンに実装しているGoogleですからねwww

アルゴリズム要因の判別を避ける意味で検索結果を散らす目的もあるかもしれませんねー


#31.Google AnalyticsのJSがランキング要因になっている

自社サービスの利用を促す意味ではありですが、実際問題、GAタグが実装されていなくても検索結果で上位表示されますからねー


#32.ページランク上位100位までのサイトからのバックリンクはランキングに影響


微妙。迷うところ。

検索結果に出るサイトから被リンクがあればランキングに影響が出るのは事実だけれども、その閾値が100位というのは違う感じ。

別に101位でも影響はあるというのが所感ですねー


最後に

長文、駄文で失礼しました。

検索エンジン「Yandex」のアルゴリズムと対比して、GoogleのSEO対策として役立つ項目があったか?否か?は微妙ですけど。何かの参考になれば幸いです。

さて、そろそろお時間ということで、大変恐縮ではございますが、恒例のメインサイトの宣伝となります!

ネット関連のネタを書いてるメインサイトの告知で御座いますので閲覧の程、何卒宜しくお願い致しますww

閑古鳥が鳴いてますので、メインサイトのコンテンツをガンガン見てもらってページビューがバンバン増えると、メッチャ、アガりますww

この機会に是非ともご一読を!!!

最後まで、ご愛読頂きまして感謝でございます!

SEOのコトで「役立ったなー」とか「面白い視点だなー」と思ったら、気持ちで100円でも1億円でも『おひねり』をもらえるとうれしいです!たぶんドクペ購入費用になったりすると思いますw