浜松市の辻村染織さん(藍染めの織物)

2018年7月の一泊二日掛川・浜松出張の最後は、辻村染織さんでした。以前からお付き合いのある福田さんと古橋さんと違って、初めて伺ったというのと、藍染めに特化しているということで、綿麻の織物の産地と一括りに言っても幅が広いな、といちばん新鮮に感じました。

1軒目の福田織物さんと2軒目の古橋織布さんは↓の記事からみてください🙏

藍の先染めの織物

辻村さんは木綿糸の藍染めから、刺し子織りやドビーの変わり織りを工場の敷地内で一貫して作られてます。

基本的には糸の藍染めの課程で(染める回数で)藍色の濃淡を作っていて、そこに藍染め以外の糸も組み合わせたり、ドビー織りの組織の組み合わせで、いろんなバリエーションの生地になってました。

麻混のものもあったんですが、今回の写真は(偶々)全部綿100%です。

40番手の切替楊柳。藍染の糸2色に薄い茶か生成りの糸入れてる感じ(たぶん)

白刺し子柄。これも濃紺と少し濃度を落とした藍染めの糸に、白い糸をループ状に入れてる感じですかね。立体感あって好き。

変わりカツオ柄(...カツオ柄?🤔)、色とか織り方とかこれがいちばん好みだったかも。

藍染めの糸と茶系の糸のチェック柄。これも立体感あって、コンパクトツイードみたいな使い方できそうやなと。

切り替えループ、これも立体感あって好き。いろいろ使えそう。

赤耳付きの本藍のデニム(なかなかのお値段)(でも、いい風合い)

さっきの赤耳付きものよりも色が淡くて風合いも柔らかくて、ネップ感のあるやつ。

上2つのどっちかをベースにして、刺し子織りだったりを組み合わせてパッチワークデニムっぽい切り替えのボトム作ったら面白そうやなーと思って考えてます👖

工場の中も見せてもらいました

初めて見る糸を藍の染料で染める部屋。両側の木の蓋を開けると、藍の染料の瓶になってて、染料の薄いのから濃いのまで8種類あって、薄い染料から順に糸を浸して絞って、次の濃さの瓶に浸してまた絞ってを繰り返して徐々に濃色にしてくそうです(すごい手間やな...)

木綿の糸を藍の染料の入った瓶に浸したり、絞ったり、乾かす時に糸を巻きつける金属の菅も藍色に染まってて、なんかディスプレイとかに使えんかなって思うようないい色合い。

こっちは染料の入ってる瓶の蓋(藍色に染まるとなんでもかっこよく見える👀)

辻村さんがずっと淡々と糸を繋いでて、服作りの過程で根気のいらない作業なんてひとつもないな、と改めて。

指先も藍染め。

見慣れた織機に掛かってる経糸がどの織機も全部藍色で、それも新鮮な光景でした。

残糸を使って組紐作ってました。辻村さんがいろんなプロセスが内製化されてるのは結果的にということらしいです。でも、強みやなと。

辻村さん🐶(6名程?いらっしゃいました)

藍染で刺し子織りだと作務衣だったり法被だったりのイメージが強いですけど(実際辻村さんはその辺の最終製品の製造販売もされてます)、生地のデザインは洋服のイメージが湧きそうなものがいっぱいありましたし、糸から織り、洗いの加工までの工程の手間と入念さからくる生地の風合いの良さを洋服に仕立ててみたいなって思いました。

とりあえず、ボトムのデザイン考えてみます👖


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ありがとうございます🙇🙏🙏🙏
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お世話になってる会社さんとか

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