その人自身の美しさ。

学生時代の夢を見た。

わたしは小さい頃からとても変わった人間でした。モノの捉え方、考え方、行動など全て。友人や先生からも良く弄られていたものです。

みんなから「人と違う、変わってるね」と言われ、わたしはそれがとてもとても嫌でした。違ってることが恥ずかしかったのです。

マイノリティーな意見も、大多数の価値観に押しつぶされてた中学生時代。辛い事があっても、自分の痛みすらしっかり痛んであげる事も出来ず、喉を細くすることしか出来ない。

上層・下層の人間を意識しすぎて、自身の気持ちに正面から対峙する事を恐れていました。そんな人達に揉まれ、蔑まれ、苦しみ、傷付く。誰だって経験している事。劣等感の塊により、「こうなりたいこうなりたい」の連鎖でどんどん辛くなる。そんな中で打開しようと奮闘する人や、何かを恨み続ける人になったりする人を見た。…どちらにせよ、自分で自分なりの価値観をちゃんと見つけている人はそれだけで素敵だと思う。

1つ言えることは、学生時代に教室内で作られた価値観がわたしを捉え続けているという事。自分を受け入れるってとても難しい。だけど、「こうなりたい自分」より「まぎれもない自分」のほうがきっと美しい、と思いたい。

わたしなりの美しさは、きっと世界一綺麗だ。

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