意地がどこまで通用するか。

最近はハイペースで次々に新しい曲に取り組んでピアノのレッスンを受けに行っている。

5月は愛の夢第3番を3回見てもらい、6月最初のレッスンはドビュッシーの『月の光』を見てもらった。

曲を決めて2週間の間に譜読みをして、通しで弾けるようになってから先生に見てもらうようにしている。月の光もほぼゼロからスタートだったけど、譜読みは簡単だった。月の光は次回のレッスンで終わりにすることにして、その次の2週間後にやる曲をもう決めてきた。

ベートーベンのソナタ熱情第3楽章。

まあこれはさすがに2週間後に通しで弾けるようにはならないだろう。先生は途中まででいいから、と言ってくれた。

…いや、愛の夢もゼロからのスタートで1週間で譜読み終わらせたから、もしかしていけたりして。

熱情は中学生のときに出会い、憧れて冷やかしで少し練習したことがある。もちろん弾けなかったけど。

最近は音色重視でゆったりめの曲が多かったから、パラパラ指が動く曲もやっておこうかなと思った。

昨日から少しずつ練習を始めてみて、右手はなんとかなるけど、左手が動かない!これ、練習してるうちにちゃんと動くようになるのかな…。私には無謀なチャレンジだったかな。でもやらなきゃ一生速く弾けるようにならないよね。

先生に『やります』宣言すると、これまで譜読みを途中で放り投げた曲も意地で頑張れる。ちょうどベートーベンイヤーだし、やる気になったときにやるのが一番だしね。

最近気づいたのが、新しい曲を譜読みするときのワクワク感。反田恭平氏が『譜読み楽しい』と言っていて、理解できない!って思ってたけど、最近わかるようになってきた。それは、毎日弾いてるおかげで譜読みが劇的に早くなったからだろう。昔は譜読みは苦痛な作業だったけど、新しい曲が弾けるようになるという期待で乗り越えられるようになった。

あー、熱情弾けるようになったら本当に凄いよなぁ。毎日少しずつでも練習しよう。そして2週間で通しで弾けたら自分で自分を褒めたいと思います!

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