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どこでも書いたらすぐ終わった

おはようございます!6:07。幕張本郷を出たところですが今日も息苦しくて立ち上がっちゃいました。なんなんでしょう、鼻はそれほどひどく詰まっているわけではないんですが、どんより曇って雨も少し降ってきたりして、金曜日だからなんですかねいつもより車内がシーンとしているように感じます。活気がありません。一歩車両の外に出るとびっくりするくらい風が吹き抜けていて、空気が循環しています。ここではそれがありません。時間が停滞している感じがします。みんながみんな進むな進むなと思っている感じがします。僕は息苦しいのでさっさとついて欲しいです。今日は快速に乗ってみてもいいかもしれません。ちょうど次津田沼だし。混んでるのかな。乗り換えてみるか。

あぶねー。快速全然本数ないらしくて、千葉駅から一番早いのに乗らない限り、7時からのバイトに間に合うものはないみたいです。結局一本あとの各駅停車に乗りました、4分遅れで着きます。まあ間に合うでしょう。ちょっとせかせか動くことになりそうですけど。

なんかこの車両めっちゃ風通しがいいな、冷房のものではなさそうな、生命を感じる風が左側から頬を撫でるように吹いています、歌詞で頬を撫でると最初に書いた人は偉いです、そういわれてみればそんな感じがするし、あたたかい言葉だし。正面、天井と壁の接続部分の曲面に、茨城県の広告が貼ってあります。魅力上等、いばらきをキャッチフレーズにしているようです。このシリーズのポスターは一度見たことがあります。夕陽を背に、スケバンとツッパリみたいな人たちが横並びになって肩を組んでいるような構図だったと思いますが、僕はそっちのほうが好きでした。構図がというよりその広告に漂う雰囲気が好きでした、元気な感じで。今目の前にあるのはメロン農園で撮られた写真でほとんどのスペースが占められていて、2枚ありますが一方は半分に切られたメロンが先頭にあって、それにスプーンを差しこんで吠えるツッパリ、その後ろには互い違いに縦に並ぶスケバンとツッパリ、みんなそれぞれメロンを持っています。これは半分ではなくて8分の1くらい、志村けんが一息で食べきれそうなサイズです。もう一方はまだ収穫されていないメロンがこちらも両サイドにぐわーっと立ち並び、ナックルボールの軌道みたいに揺れながら最前列に辿り着くような構図のメロンに挟まれて、ツッパリとスケバン、ひとりだけサングラスかけてないのはなんでだろうと気がついたところからこの広告が気になり始めたのですが、どうやら農家の方を模しているみたいです。スケバン2人ツッパリ2人農家1人が、TWICEのウアハゲのラストみたいなフォーメーションで表情を決めています。両方ちょっといい写真すぎて、というかいい写真として起用されている感じが鼻についてしまいました。あと農家とか引っ越しスタッフとか、現場の人たちを俳優に演じさせる広告を見ると毎回ひっかかっています。なんか、なんでそういうことするの?って感じです。

眠い、あと一駅。4:44。いつも乗っているこれより一本早い電車であればちょうどついている時間です。今日はもう少し座っていることにしよう。朝起きたとき、昨日食べすぎたなと思ったんですよね。食べた時間も18時とかだったしそのあと間食もしませんでしたが、餃子とパックのサラダ、ご飯とネギとわかめの味噌汁に加えて、妹の弁当の残りを小皿にとりわけてあったものを食べたのが過剰だったと思いました。ミートボールと冷凍のズッキーニやらナスやらの炒め物、フライドポテト。どれもたいした量で歯ありませんでしたが、一般的な二段の弁当箱のおかず階だったら埋まりそうな量でもあったので、餃子定食として完成しているところに一皿追加するにはちょっと多すぎだったかもしれません。起きたときの腹になにか残っている感じはそれが原因でしょうが、今ちょっとお腹を中心にして体がやや重く感じるのは、今日だけ朝ごはんがトーストではなくお茶漬けだったからでしょうか。プロ野球選手だったかサッカー選手だったか、多分日本の野球選手ですが朝飯はご飯派です、やっぱり力が湧いてきますということを言っていて僕も真似たのですが、そういえばスポーツをするわけではありませんでした。

おつかれさまです、疲れてはないのかもしれません。早めの昼休憩、10:15。朝から大盛況です、ショーケースのサンドイッチが全部なくなってしまいました。そんな中僕は休憩に入ります、スタッフドリンクを頼もうと思ったのですがだいぶ列が長かったので一旦お茶を濁そうとおにぎりを二つ食べました。お茶つながりで言うと、そのあと誰かが買ってきてくれたお土産の、お茶スタンド?っていうところのお茶パックが3種類、緑茶ほうじ茶玄米茶とあったのですが、ひとパックずつ全ていただきました。アソートではなく一種類ずつ3箱に分かれていたので少し勇気が必要でした。しきりに視線を巡回させて、最後の玄米茶は2枚のパックをカバンの底にしまってから、あたかもふたつ箱をどかして一番下の箱からとっただけですよというアピールを虚空に放ったところで、ふたたびスタッフドリンクGETに挑みました。むちゃくちゃ並んでました。金曜日とはいえ朝の10時、モーニングも終わったところです。みなさんの有給が重なる理由でもあったのでしょうか、あるいはこのへんのサラリーマンの方々は生活リズムが割に後ろ倒しだったりするのでしょうか、なにもわかりません。

ドリンクが届きました。ありがたい。今日もどこかの日記で書いた、季節の激ウマドリンクです。ほどよい甘さ、強めながらクリーミーでしつこくない。いやしつこい?しつこいとはなんだというところから考える必要があるかもしれないし、別に今考えなくてもいいのかもしれない。とにかくこの話を続けるならばこのまま、やめるなら段落を変えるだけである。そしてどちらにせよ、まず僕は外に出ていつものベンチに向かいます。怪我の功名というべきか、今日はベンチに座る前からバリバリかけています。今同じ空間で作業してらっしゃるパートさんに、日記を書いていることを公言したからやりやすかったのかもしれません。でもやっぱり外が一番気持ちがいい気がするので行ってきます。今日は控え室もスッキリしていて頭が軽いので、このままここにいてもいいくらいですが、まあ試してみましょう。

トイレでも書く。まだ外には出ていません。そういえば、外に出る前の段階で2600字くらいかけている。今朝はゆっくりペースで1800字弱しか書けていなかったと記憶しているが、これでトントン以上になった。毎日書いていればある程度ペースは収束するものだな、とまとめモードに入るには些か早そうだが、いち具体例として今後僕を励ましてくれそうな体験の中にいるのは間違いない。朝がゆっくりペースでも、電車が4分遅れても、降りてから店舗まで書き続けても1800字程度しか達さなくても、昼休憩後半に入る前にいつも以上に書けた日があった。ちょこちょこ思い出して、どうとでも書けるといういつもの原動力を補強していく。

外に出てきた。外に出たからにはちょっとゆっくりしたい感じもあって、あるいは飯を食いながら見ることができなかったXを少し眺めていた。昨晩更新された、大学の友人の日記も面白い。昼の部をこちらで書きはじめる前にそれを読んだのだが、あまりに面白くて、やはり当人の喋り方や風体が透けてみえてくるから良いのだろうか、それにしても唐突に大学のLINEグループに交換ノートの再開を持ちかけてよかったと思った。10人のグループで、次に書く人は指名制という形でちょうど一巡したところで、また僕に回ってきたのが2日前。どうしようかな、普通に書くんじゃ毎日やっていることと変わらないどころか文量をあまり出しても圧迫感が出そうだし、となるとただ自由が効かないだけの下位互換になりかねないが、そうはならない可能性もあるのか?とにかく書くなら他の9人に対するあてがきの何かを含めて書くか、または僕が1周目でやったように音を使ってなにか作りたい。どうしたものか、このどうしたものかと言い切ったあたりで毎度そのときがやってくるから不思議だ。準備なんかいつだって出来ていない、ことはないが半端であるように思えてならない。投げやりになってスベるだけのときもある、それは嫌だから少しでも自分のやりたいことを出し切ろうとする。今回はいつもここで書いている日記の朗読をしてみた。バイト終わり、昼には仕上げて提出したらそれだけで違いがでてきて、秋の夜長にそっとページを捲るだけが日記ではないぞと、そもそもこれは交換日記ではなく交換ノート、命名からして与えられているその自由をまず僕が存分に謳歌していきたいところではあったが、叶わなかった。単にその日の分の日記が終わっていなかった、昼休憩の半分きっちり使って書かないと帰りの電車にかなりの文量を持ち越すことになり窮屈だったから、まずこちらを書き上げることを優先した。そうしたら昼休み中に書き切れたのかな?とにかく電車を降りて、自宅へ向かう道を歩いている段階ではその日の4000字のことは考えなくていい状態だった。神社の前を通る道は暗いが近道なので、昔友人の家を経由して変えるために仕方なしに使っていたつもりだったが、最近本当にこちらの方が近そうだとなった。あのときアリイが言った、「絶対!絶対こっちのほうが近いから!」は自分の足かわいさだけではなかったのかもしれないが、多分それは自分の家に近いからという認識で合っていたはずだ。さてあと4分、休憩が後ろに押すことが最近多かったから感覚がずれてきたが、もう戻り始めた方がいい。しかしあと30字もないからこのまま書き切ろう。朗読の如何についても、タケダの日記がどう面白かったかについても努めて書くことができなかったが、それはそれで。今日の分、これにて完成!

水の動き

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