独房のなかにアトリエをさがす

おはようございます!今日は6:48から。7+8が15になるのは半端なピースが上手く噛み合ったようで気持ちがいい、というツイートが一時期よく流れてきたが、6:48も気持ちがいい。倍数ならなんでもいいわけではないのだと思う。6:54も気持ちがいい。それは7時台でも変わらない、8時台だと変わるかも。8:40は気持ちがいい、いや40分にもなるともう早朝が終わってしまう感じがするので8:39の方が総合点では上回っている気がする。あと5分書いて朝飯行きます。今日は開店してすぐ飯を食って、昨日できなかった食後の散歩をしたい。15分くらい歩いてお腹の調子を落ち着かせる。今日も昼飯を食うつもりはないのでほどほどに、動きすぎない。じんわり食ったものがお腹全体に広がってゆくのを感じる。肌の調子もいい。化粧水は買えていないしまだ温泉にも入れていない、ただホテルの小さなシャワーで、僕は僕の体を本気で癒そうとしている。温泉だと思って、湯船も溜めてはいないがシャワーを浴びている。すると、なかなかシャワーの水圧がいい感じだということに気がつく。強いのだが、肌の直前で弾けるから痛くない。長く使っているものだから、そうなるのは不具合の一部なのかもしれないが、気にせず強いしぶきを体の上に流し続けることができる。昨日は食いすぎたが、もう腹が減っている。独房のようだったこの部屋にも徐々に小倉の陽光がなじみ始めて、僕のシャツとデニムにあう色合いになった。パソコンはもうずっとこのデスクのこの位置に置いてある。バイトから帰ってきたらスープ春雨をぱそこんの横に置く。そして翌朝またトートバッグに戻す。7:01、気持ちのいい数字。早いからだね。

いかん散歩が長引いた。今日は部屋の清掃も来るので荷物をまとめていたら8:17。あと書けて10分くらい、だけどラヴィっトのフリースロー対決がおもしろい、けど今終わった。岡部が優勝した。お腹いっぱい。この時間で目指せ1500字。

曇ってきたなー。昨日が唯一の快晴だったんだっけ?明日は快晴でなくていいから雨降らないといいな。もうメインイベントが競馬に変わりつつある。競馬場に行くのは初めてなので入場料がかかるの知らなかった。そりゃそう、なので予算は1000円充てとこう。500円くらいで入れるよね、立ち見だったら。あとは温泉探し、下関にあるかな、下関か門司あたりで探したい。唐戸市場は下関駅からだとずいぶん歩くらしい、いきか帰りでバスに乗るルートでいこうかな。まあ準備するか。昼、1500ちょっと書いて2000字台後半に乗っけて、退勤してからみんなで夕飯が始まるまでに仕上げる。よしゃいこう!最終勤務!

お疲れ様です!肌寒い。

最後の水面。ここにこういう心持ちでくるのはこれが最後だ。明日もう一度きてもいいが、うーん、くるような気もするしこないような気もする。小倉城にはまだ行っていないので行ってもいいけど他にもっと行きたいところあるし、今日の帰りがすんごく遅くなったら明日は遅くまで寝ているかもしれない。最終日はさすがに体の疲れをもろに感じる。立ち仕事だしね。朝飯のあとの散歩で、まあこれも座りっぱなしで腰が痛いよりは体にいいのかもしれないけど、と思った。ここの水面は美しい。水は碧く、濁ってはいるけれど、苔がむしたような色で、帰って表面の艶を際だてている。最終日は曇り、明日は晴れるかな、このくらいでもいいな。休憩はあと15分ちょっと、10分したらここを出る。前まで一緒に働いていたハルキくん到着。僕の口調も変わる。なんだか店長に少し生意気な口をきいてやろうか、という気概も湧いてくる。長いな、いつもより淡々と時間を過ごしてはいない。過ごしたいのだが過ごせていない。カウントダウンしてしまう、残り6時間、5時間半、はあ結構長いな、でもそれで全部おわんだけど、あ今おれすげえ疲れてんだ。マジで温泉行く。今日もなー、まあ飯行くけど皆さんと、どっちでも許されるなら、いや断れるけど、行きたいっちゅーことね俺が。体は疲れてるから寝てるほうが楽な気もするが、一緒に働いてきた人たちにゆっくりお別れは告げたいよね。つげ義春。

小倉競馬場の、入場券のことが気になる。最後にそれだけ調べよう。100円やん。なら開催してんのか調べよう。歩きながら。

やってへんやん。ちょっと安心する。お金が減らなくなる。2.3月の開催だったみたい。なんでえ、飯がっつり食ったろう。

こんばんは。この書き出しは多分初めてですが、みんなで夕飯、僕にとっては今回の打ち上げが8時半から近所であるので待機中。スープ春雨をここで食べる。明日まで温存してもいいが、食べるタイミングないんじゃないかな。あるとしたらコンビニでお湯だけもらうとかだが、割り箸もないのでなにかしらはコンビニで買うことになる。それよりは打ち上げまでの2時間を豊かなものにするためにこれを食べたい。デパートを出る前に、シオミさんから饅頭をもらった。お母さんからの差し入れらしい、すごくありがたかった。本当は今日の最後の昼休憩で、似たようなまんじゅう、ではないのだが、大判焼きのような、ただしもちもち食感のお菓子を食べようと思っていたのだが、その安さもあって何度前をわざとらしく通っても行列がやまなかったので諦めた。というか割り切れた、というかこれは買わない流れだな、と察した。今日も食堂には一応いったんだったかな。一昨日とは違う定食が並んでいた。なんだったかな、そばとなにかのセットがうまそうだった。どこかの定食屋で見たカツ丼とのセットと混同しているかもしれない。最後の勤務を終えたわけだが、まだ信じられない。今日、この打ち上げを終えるまでが仕事だとは言わないが、まだシャワーを浴びて体表の汗含め、活動用のコスチュームを脱げていないので緊張は続いている。朝もそうだった。昨日の夜の方が、全てが終わった気でいた。もう終わったようなものだと。朝を迎えると、いや、逆に油断してはいけない、が僕の脳みそで一番力をもつ思念となっていた。これでなにごともなくおわらないようなことがあればがっかりしてしまうから、たとえばラスト1日、視力を尽くしてがんばろう、明日はどうせ何時に起きてもいいのだから、とかいう考え方をするのは控えていた。疲れてんだか、そちらに意識が引っ張られすぎているのか区別がつかなかった、が、体が疲れているもんで寡ないパターンの中でしかものを捉えることができなくなっていたのだろう、それはたしかなことだ。

20:13、予約は20:30。なんだかこの前もこんなことがあったなと、八丁堀で飲んだ日を思い出す。あのときも早めに着いて、ギリギリまで書いていた。一番星というギャラリーを見つけた。ひとりでそういうところに入るのは初めてだった。思いのほか、ギャラリストというのかな、の方が積極的に声をかけてくれて、それはそれで居心地が良かった。ああいう場所は積極的に声をかけられるか、なにもないかのどちらかがいい。まあちょっとだけ声をかけるってあんまりないか。熊本でmuseumをみたときや虎ノ門での坂口さんの個展をみにいったときはそんな感じだった気もするのだが、あれは僕一人ではなくレミちゃんも一緒にいたから、ギャラリストというか店番の方があいさつしてくれるとか、脇目にちらちら見えるとか、広々とした空間に思えるからこそ彼らの存在を視界に入る、入らないの点滅でもって強く認識することになって、みたいなことではなく、ただあんまり一つの絵の前でもたもたしていられないな、とか無言のままで3枚も4枚も通り過ぎられないな、という類の緊張感を僕は覚えていたんじゃないかな。そろそろいこうか。4000字書き切れるかもな、もう3200か、ここまでくると終わったようなもんだよね、とそのままさらに右上、時刻の灯る場所に目を向けると20:23。そういえばキムラに返事を返せていない。ケンタロウのも読んで、あとで読むねって言ったのに返事できていない。いや、していない。まだそのときでない、返信はパッションだから。

おつです、最後の仕上げ。飲み会さいこーでした。腹一杯食った。東北出身も九州出身も関東出身もいて楽しかった。いろんなとこ出身の人がいて、土地ごとの文化の差を個人単位あーだこーだ比べるのがたのしい。なんでそれはしらんの?とか、今日だったら居酒屋のメニューに、ご当地サワーみたいなものがいくつかあったのだが、そのうちの熊本たんかんサワーのたんかんを熊本出身の子は知らなかった。ウソご当地メニューと呼ばれることになったサワー。そのあとほんとのご当地メニューをはさんで、ガチのご当地は素人にいっても伝わらないということがわかって、ガチご当地メニューの名を無理やり冠されたものの名前はもう覚えていない。ちゃんぽんみたいなスープと具材に春雨がはいってるもの、それから皮が分厚すぎるしタネもデカいが、大きいものは直径24センチほどもあるという、柑橘類のことをきいた。なんだったかな。

眠い。あと300。よく飲んだしよく食った。あとはよく寝て、よき風呂に入り、よく歩く。空港と駅でどうしても体に負担がかかるので、そなへんは小銭をケチるとこではないとして。眠いなー。競馬場は明日やってない、下関駅までいって、そこから歩きで唐戸市場まで歩く。あかん眠すぎる。ちょっと、というのが延々と打てなかった。ちょっとというのを文字では

あと150、気合い。というか寝ずに筆跡を残すだけだ。今回初、アラームをかけない。市場、海鮮丼、温泉、それからどうしようか。競馬場は空いてないんだったな。とらきつねいけるかなー、下関から14時ごろには間違いなく帰ってくるでしょ、昼飯も、朝をたらふく食ったら14時くらいで良さそうだけど、市場行くなら風呂はあとがいいよな。おやすみなさい。

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