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イスコと瑞夢

おはようございます!サッカー観てきた。バルセロナ対レアル・ベティス。久々にバルセロナの試合をみている。ここ5試合くらいは調子が悪そうでみる気にならなかった。この試合は面白い。ベティスの守備の仕方がどうとか非保持時の配置がどうとか、そういうふうにはみれないけどこちらの選手が割と気持ちよさそうにプレーしているのはわかった。パウ、だっけファーストネーム、クバルシのボール出しが綺麗。相当体勢が崩れていたり視野が阻まれてしても、受け手にゆとりをもたらすようなパスを出している。あれは眼福だ。2007年生まれと聞いて、それもラミンのせいで感覚がおかしくなってるけど、という文脈で書かれたその情報を得て僕はじゃあ16歳?今年で16歳ってことは、ヤマルと同い年?じゃあなんでそんな書き方をするんだ?センターバックだとなおすごいってことなのか?といつだか忘れたが昨日回らない頭で考えていた。早生まれだった。フットボールの世界でどういう扱いかわからないが、というか日本でいう早生まれにあたる人たちはみなひとつ下の年代と見なされる、というかひとつ下とかなくその分け方が異なるというだけの話だったと記憶しているが、となると文字通りの早生まれということになるわけで日本でいう早生まれがうんぬん、という書き方をするとまたややこしいのかもしれない。ややこしくないか、勝手に考えてるだけだ。

さ、どこまで書こうかな。もう朝飯を食う前に、いや朝飯の前か後かはどっちでもよいのだけど、先の試合の後半戦をみる前にどこまで書いておこうかな、という話をしたい。こうやって椅子に座ってマックブックプロを開いて、けっこうカタカナにすると見栄えが変わるなと驚いているところだがそれはさておき、腰を据えてやろうと思えば際限なく何時まででも書いていられそうな日、あるいは書いていないままでもなんとかなってしまそうな日、今僕が主にこなしている時程のカテゴリーでいえばそれがバイトのない、友人や彼女とも遊ぶ約束をしていない、休みの日、にあたるのだけど、こういう日でもこう、ちょこちょこ書き進めてもいいんじゃないかと思い始めた。昨日のぶんを書いている途中とか、書いたあとすぐに読み返してなかなか今日のはいいなとにっこり見返している時とか、こんな言い方するのもあれだけどあれだけどやっぱりマキさんから良かったぞと言ってもらったときとか、ときによって程度を分けて、そういう予感が湧き上がってきた。ちょこちょこ書くというのは、ちょまって、いやこのまま書こう、ちゃんと書く気で書き始めないことである。そういま定義する。頭をひねって紡ぐつもりで言葉を発するのも楽しい、僕の興味がうつろってゆく限り、つまり僕が生きている間はずっと、そういう時間が必要だ。ずっと、局所的な時間を必要としているというのは変な表現だが、ここにも時間というものがあちらこちらに滞留しているものであるという見方を捉える契機を見出すことができる。ま、そんなこと言うとじゃあ鬱でいる時間は?今それが欲しいの?と極端な例で僕自身を困らせてみたい気にもなるが、そりゃあない。鬱を鬱として、字面からして嫌に思うようにできている言葉を、その外殻を借りて考えているうちはそりゃあそんなもんは要らんと思う。当たり前のことだよな。俺の言葉じゃないんだからさ、鬱って、だからまあどでかい休息と古い殻をゆっくり見つめる時間、と言ってみることにしよう。アサダ語訳。殻から抜け出す、でも殻を破る、とも言わないの今そのときを想像して、まさに脱皮をしている瞬間には見えなかったからである。鬱状態にはいっているときはすでに脱皮を終えている。キョーヘイさんが鬱を創作の時間ととらえているのをみて僕はそう言うもんなのかとあいずちを何度か打ってみているうちに、じゃあなんで落ち込む必要があるんだ、古い殻が次々破壊されて、このままじゃ間違ってるよと言われ続けるからくるしいんじゃないのか、と問うことを忘れていた。が、問いとその答えのようなものは案外同時にやってきた。ボブディランの作る歌のメロディと詩みたいに。壊れて、僕が途端にいままでの僕とこれからの僕、のようなものに分かれた感じがして、僕はだから誰でもない、ただ僕らしき殻のようなものを見つめている。それがたまらなく不安で、一生この魂がいまみている殻に戻っていくことはないんじゃないかと思う。そしてそれは真実である。元いた殻も、これから戻っていくのであろう殻も嘘っぱちだ、少なくともそういうときにみえているものに関して言えば。今想像してみているだけだが、おそらくこのとき僕にはふたつの僕しか見えていない。そのどっちでもない中途半端なところにいるから、これはかりそめの状態でしかなくて、一刻も早くどこかへ帰らなくてはならないような気がする。二つの間で揺らいでいるつもりでいるうちは、多分ずっとそうなのだ。たとえばちょっと違う話をするようだが、僕は幸福人フーを読んで、フーさんのように困りごとには対処するだけ、と思いきれないしキョーヘイさんみたいにどデカく悩んで秒速で遊ぶような振る舞いはできないし、かと思えばフーさんの言っていることもわからなくはないしでもキョーヘイさんの怒りが少しはわかる気もする、というかむっちゃわかる気でいる、なんというハンパ者。どっちつかず。良いとこについては器用貧乏で、悪いとこについてはなにやらつまみ食いをするように心当たりがある、ありまくる。じゃあ良くも悪くもないところは?とここで問うことでもできれば心象も変わってくるのだろうけど。良くも悪くもないこと→どうでもいいことではない、これはそういえば当然の図式だ。あわせて、というか同じことを言っているようなものだけど二人を目印にして俺を考えたら、そりゃ二人の間にいる。かといって高速でどこでも動き回れるわけでもなく、ある程度へそのあたりに僕の重心があって、その近くをゆっくり歩くしかないというのがまた悩ましいところであって、意地の悪い言葉をかけようと思えばかけようが生まれてしまう場所がこうしてまた見つかる。

疲れた。いいとこでもあるがいったんサッカーみる。

瑞夢が美味すぎるって話、しましたっけ?まじで美味いです。こう言うとき僕がなんて言うか、マジンガーで美味い、これです。いやほんとうまい。毎度、といってもまだ二度しか食べたことはありませんが、予想をはるかに、ここポイントです、はるかに超えてくるんです。一度目はヤオコー、父から買い出しを頼まれて、父の買い物のなかにはおつまみ用兼おかし用のせんべい、そして妹のつまみ食い用の甘いお菓子が含まれるので、まあそれぞれひと袋ずつ、程度のオファーをもらって僕が現地でそれを選んで良いことになったんです。ワクワクしますよね。まあ甘いものは僕の好みも相まって確実にチョコレートが絡んだものになるだろうし選択肢の幅はそこまで広くない、そして僕は今瑞夢の話がしたい、だから僕がしょっぱいお菓子コーナーにいったときのことを話させてもらいますが、僕はどうもポテチがあまり得意ではないようで、かの堅揚げポテトでさえもせいぜい一瞬、ひと刹那目に留まればいい方で、それから僕はみたことのねえしょっぺえ美味えもんを探しに出るわけです。するとね、びっくりです、瑞夢がある。いい加減説明せい、それなんなん、僕も思ってきたところです。歌舞伎揚げです。バカみたいに美味い歌舞伎揚げ。送りがなはいらないのかもしれませんが書いてみるとちょっと、初めて文章に登場さすのに全部漢字は気が引けます。よかったら試してみてください。歌舞伎揚。もう、場所やん。いいとしてこの出会いがなぜ劇的か。そもそもこのお菓子というのは地元のスーパーにポロッと置いてあるものではない。ではなぜ僕はそれを知ってるのか。ラジオで聴いたからです。ジェーンスーの生活を踊るできいたから。リスナーがお便りを通してスーさんにちょっと粋なくくりのお菓子やら飲み物やら、だいたいは通販でしかまず買えないものたちです、これを紹介するのですが、僕がこのコーナーを聞いたのは二回くらいのもので、そのうちの一回でたまたまきいた。たしかえび味のことを言っていたから、初めてヤオコーでお目にかかったときはえび味を選んだ。おそらく同じように今も置いてあって、それで父が昨日だかに買い物に行った際、しょうゆ味の方を買ってきたということなのだろう。美味い。しょうゆ味を食べると、ああ俺歌舞伎揚大好きなんだったそういえば、と遠回りしながらもようやくひとつの記憶に辿り着くべくして辿り着いた、そんな感慨が体を巡ります。まあ全体的に言い過ぎていることは僕も承知の上で、ここは別にお菓子のレビューサイトではないのだから、そして俺はそれで飯を、それこそひと袋の歌舞伎揚を食ってすらいないのだから、書かせてもらってます。させてもらう、という言い方が僕はけっこう好きである。言葉の使い方が歴史に照らし合わせて正しいといえるかどうかは知らないが、させていただくを使いたくないから代替品としてこれを使っている、と言い切るには俺も人間、あまりに無理があると思えるくらいの情を彼に寄せてしまっているらしい。させてもらいます、の軽快さ、なんでもしていい感じがするじゃない、良かれと思いすぎていない感じというか、ま、やってみます、みたいな。ミスったらすんません、でもいいでしょ?みたいな。これが気持ちいいんじゃないのかな。あと、瑞夢はぜひ歌舞伎揚好きのカイリに食べてほしいところである。今ちょうど、思い立って冬休み中の交換ノートに、というか普段は交換ノートをやって遊んでいるスペース、今はただの空き地、を使ってカイリ宛にメッセージを書いてみた。

カイリへ
瑞夢という歌舞伎揚が美味すぎるのでおすすめです。

投稿した瞬間に既読が1ついて、2分後にカイリからのいいねがついた。既読は2になっていた。

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