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サンキューうるせえギャル/半陰半陽/初動の研究

おはようございます!眠すぎて長めに電車で寝てしまいそうなので先に少し書いておきます。5:45、昨日と全く同じ日程で朝イチバイト。5:57に千葉からの総武線各駅停車が出るので、その間くらいは書いとこうかな。つまりいつもと逆、発車しないうちはとりあえずぼーっとしとこう、ではなくてどうせ後で寝るから今踏ん張って書いておく。途中で眠くなくなったらそれはそれでいい。それにしても帰りの電車まで書くことを持ち越すことがなくなってきた。昼書くぶんが少なくても昼休憩でなんとかなっている。書くこと以外にハマっていることが特になければ昼ごはんを食べたあとの残り時間30分ちょっとをすべて使えるからだろう。あかん眠い。書いていても眠いのは相当眠い。あと8分か。なんか授業の終盤にただ時計の針が進むのを待っている時間みたいだな。ここで救世主登場。うるせえ二人組。女子大生かな、実習の話をしているから専門学生かな、なんでもいいけどありがとう。あと6分頑張れそうな気がしてきた。あとあんまりにだらしない寝かたはできないなと思った。三鷹行きか。中野のほうが遠いんだっけ?三鷹って思ってるより手前なんだよね。それでも高校生のときこの電車に乗っているときには想像もつかないくらい遠いけど。なんてったって一駅で降りてましたからね。千葉駅から。それでもあの乗り換え体験期間はよかった、一丁前になった気分だった。総武線各駅なんて上りも下りも3分おきくらいにあるから、いくら僕の最寄りが外房線だといっても特に噛み合わせが良くも悪くもない、その面ではないのと同じ乗り換えだった。無味無臭の乗り換え。めちゃくちゃ盛り上がってる。いや盛り上がってなくてこれなのかもしれない。実はめっちゃきいつかって盛り上げてます、実はインキャですみたいなギャルをネットで見かけるが、そうなの?無理してこれができるのか?笑い声も見せかけであるようにはみえないし、地声のトーンがでかいだけか。あるいはこの2人が紡ぎ出すちいさな空間のなかでは、音量や声の高さにバフがかかるようにっているのだろうか。なんにせよ電車の出発まで耐え凌ぐことができた。ギャルはまだうるさいが僕は寝かせてもらうことにしよう。

あーよく寝た。6:37、40分弱くらい寝ていた。ギャルはまだうるさくて感心する。声のトーンが上がっても下がってもいない、すでに黄金比をみつけているかのような会話の仕方だ。あかんそろそろ着いたか、とちょこちょこ起きてそのたびに二駅くらい進んでいるというのが続いた。何回起きてもギャルは一定のうるささを保っていた。めちゃくちゃイヤホンなしで動画みてる。6:40だけど大丈夫かな、と不安になったがたった今次がバイト先の最寄駅だとアナウンスされた。このへんになってくると掲示板が全然見えない。もうほんとに切羽詰まって人の隙間から見ようとしている人という動きをしないと見えない。僕は電車を降りる。ギャルは変わらない。ギャルの片割れはもうすぐ顔には飽きたらしい。

あーさっぱりした。気温はやや低めだが秋晴れという色をした空だ。カラスが早すぎるリズムを刻んでいる。ギャルか?ギャルカラス。お前もそうなのか?さんみー。こういう感じで書いていると、藤岡拓太郎の一ページ漫画「18歳」を思い出す。思い出すがこの口調に至るまでに、あるいはあ、18歳の口調になっていると気づいてからも、それを意識して書いたりはしない。いつ気がついているのかよくわからない。時系列では語れない場所に、僕がピントを合わせていないだけでずっとそこにいるような気がする。ちなみに一ノ瀬「僕です」お前かい!結婚してくれのところが一番好きです。

お疲れさまです!10:25、早めの昼休憩。おにぎり二つ食べてお土産に置いてあったフィナンシェゲットしてスタッフドリンク飲んでここへきました。肌寒い。日陰は肌寒いけど日向はクソ暑い。いよいよ行ったり来たりするしかなさそうな気がしてきました。しかしこんなにいいお天気なんだから外にはいたい、施設内に入ってしまえばたしかに温度は均一に保たれてはいるけれど。いったん日向にでてみる。お、これじゃない?太陽に背を向けるように座れば間をとったように心地いいんじゃないかとは思ったが、そうやってすわるといい感じに背もたれがない場所に追いやられる。マンションの入り口を出たところにある、土台の柱が水面にちゃぽんと跳ねて広がっているような形のベンチ。真上から見ると座る部分が正方形になっていて、その80センチ内側に正方形がある格好。そのうち太陽に照らされているのは通路側の一辺だけだが、ここにあたろうとするとどうしても内側の正方形にもたれかかることができない。そこで僕は今左の背中だけもたれかかって、右の背中だけ陽に当たっている。半冷半燃。ちょっと母の力が強く出過ぎているかなとエンデヴァーサイドが気を遣ってくれたようで、あるいは僕のコントロール技術が気づかぬうちに熟達したおかげで、今は比較的おだやかな気温と感じて過ごせている。とすると何が起こるかというと、眠い。こんなにぽかぽかしていてかつ涼しくて、空も晴れやかでと三拍子揃っているのに昼寝をしないなんてあんまりだ。しかし僕はあまり昼寝をしない。ちょっと前、3ヶ月くらい前までは昼寝をするとむしろ体調が悪くなるような気がして避けていたのだが、気持ちがいいときは気持ちがいいし、不調だった身体が回復することだってある。同時に、いまだに寝る前より体調が悪いということもある。うまいこと特別扱いせずに、昼寝もこの熾烈なやりたいことリスト実行レースに参戦してもらわなくてはならない。ちょっと寒くなってきたので日向にうつったら、お尻が暖かくて大変心地がいい。最初に日向に座ったときはずっとここでいいじゃん!と思ったものだが、ものの数分でいや暑すぎる!となるのだから不思議である。保育園だか幼稚園のおさんぽが前を通過していった。おさんぽの復路。つまり僕の前を通るのは2回目だから若干きまずい。保育園生、幼稚園生、年少さん年中さん先生が通ったというより、おさんぽが僕の前を通り過ぎていったのだと解釈した方が気が楽だ。その場凌ぎだが、僕は気休めをするためにここに出てきているのだから。

眠くて眠くて、いやぼーっとしていたかったと言った方が近いか、あまり書き進められなかった。いま2600字ちょっとで、昼休憩中に楽勝で書き切れるペースでいけば朝の電車で書き終えている文量。昼休憩中は今日みたいに1000字くらいバーっと書いたところで3500字くらいまできているから最後まで書いちゃおうとなる。少なくとも右下に常に文字数カウンターが出るnote上で書いている限りは、書いているまさにその時のモチベーションというのはどこまでかけているか、今どの辺を書いているのか、の影響を大きく受けているみたい。

帰ってます!16:53。眠くない。本当に眠くない。行きの道でも昼過ぎの時間もずっと眠かったのに、まったく眠くない。眠さの感じが近頃あまりなかった単なる夜ふかしのせいで起こる、頭痛を伴うやつだったのでこりゃ一日中付き合うことになるだろうなと思っていたのだが、いつの間にやら消えていった。朝イチ頭が痛かったり身体が重かったりする時は、尻上がりに調子が上がっていって夕方の体の軽さが尋常でないという法則は、ここにも当てはまるみたいだ。あれがどこにでも適用されてくれると、朝の調子に一喜一憂することが少なくなるから助かる。調子のいい時間帯が予測できて、今日はこういう日、ではなく、俺はこういう人間、でもなく、ただいまはこうなだけ、あとから調子が上がったり下がったりすることが多いんだけど、今日はどうだろう?と割に淡々と対処することができる。といっても苦しい時は苦しいのだが。もう忘れてしまったが、今日のバイト中も頭の中のノイズが止まらなくなって、低気圧だかなんだか頭痛も強まってきて、ああ眠れなかったしな、今日はダメなのかなやっぱり、夜更かしなんてするもんじゃないしそもそもなんで俺はこんなにも当たり前にこなすべき仕事でいちいちつまずいているんだ、調子のいい時の僕はいちいちつまずくからこそ全部ちょっとずつわかるようになっていくし、人にも優しくできるとか言っているけど、そんなの他人から見たらただの不注意だし抜けている奴だし、実際僕はこうやって生きていくしかないじゃないか、そんなことを永遠に近い時間考えながら、ただそれが過ぎ去るのを待っていた。そしたら過ぎ去った。でもそのときは大変だ、これは避けられない。避けられないことが辛いのか?辛いには辛い。これが現実?それが人生?大人?こっちはキモい言葉。それは嘘だ。これらの辛さと付き合っていかねばならないのは僕らと他の事物との対称性に基づくものであって、そりゃ美味いものだけをすすっていられるのはそういう物語の中だけに決まっている。子どもの時はそれだけを抽出していける可能性があるってことなんじゃないか、ところがどんどん誰かがなにかだったものに名前をつけていってしまう。これは人生で、これは社会、これは厳しさ。一度じゃ足りないから何回だって疑ってみなきゃいけないよ、他人の作った言葉だし。それをやりはじめたらキリがないからやらない、とりあえずやらない、その理由となるなにかに面倒臭いと名をつける、今のところこれが一番危険で厄介で、かつ世に溢れているからそういうものだと錯覚してしまう一連の動作だと捉えている。下の句だけ反転させるのもまた物語に傾きすぎているから、実行するには難しそうだ。キリがないからこそやる、とりあえずやる、ピンチこそチャンス、困難だからこそ楽しい、変化を楽しむ。無理無理。まだこっちは身体できてないからキツイって。その期間の体の動かしかたを練習していく必要がある、僕みたいにギャンギャン無邪気に、今いる場所が当たり前、見えているものしか存在しないとうん十年やってきた人間からすると。とりあえずやる、だってこの中じゃまだハードルが低いようで、結構大変。初動が。だからついでにやった方がいい。飯食って腹いっぱいだからまだ寝っ転がると苦しいよな、で立っているついでに皿洗っちゃう。ひと通りやりたいこと終わって、あるいはやりたいことなんてパッと思い浮かばないからスマホ見てるついでに今月の収支記録ざっくり文字に起こしてみる。のってきたら紙に絵ーまじりで書いてみちゃったりしてね。誰かと会う予定があったら店調べちゃったりなんかしてね、まあせめてLINEで思うところリアクションしてみたりなんかしてね。みたいな。まだまだ研究中。初動の研究。しょぼそうなところから始める、それをやってどうすんねん、なにになんねんでありつつ、何かになることはわかっている、身近な人間とうまくやれるようになることだけはわかっている、でも金にならないことを何にもならないと言ってしまっている、そんなことをついでにチャチャっとやってみる。テキパキは無理だが、チャチャっとは僕にもできる。チャチャっと歩いて、なんや家事とかやって、こんなん偉いけど言ってても仕方のないことだから別に感想なんか持たずに、片付いてあー気持ちーだけでもう寝よう。なにしたかったんだっけ、ああ本読みたいんじゃん、トークサバイバー2みたかったんじゃん。観ないと時間なくなっちゃうもんね。でもちょっと迷ってたら後ろにずれて昨日はちょっと夜更かししちゃいました。でも言うて5時間半寝てるからね、余裕で体動くよね。朝バリ眠いけど、夕方から調子上がってくるからね。夜は眠いんだけど。まあ、今日もこんなもんでね、腹も減ったしね。また明日。

木を境に

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