ギュンドアンを偏見で語る

おっはー!8:59!今日は久々に朝イチバイト行きの電車から書いてます。なにも朝から書けているというだけでここまでフレッシュな冒頭が実現しているわけではありません。そう、ギュンドアンがバルセロナにやってきたからです。他でもなく。
バルセロナというのは僕が愛する、スペインの誇る名門サッカークラブですね。近年はメッシへの依存(良くも悪くも)、ちゃらんぽらん経営のツケが回ってきて再起が疑われるくらいガタガタになっておりましたが、大レジェンド・チャビの監督しての帰還、加えて正直いつから居たか分かっていない敏腕交渉人アレマニーのドライなマネジメント、未来の利益を前借りするリスクをとったプロジェクトによって、実に4シーズン振りの国内リーグ優勝にこぎつけました。しかしながらここ5年ほどは他国、とりわけイングランドのプレミアリーグの勢いがめざましく、国内を獲ったから完全復活とはなりません。あとドイツのブンデスリーガにはバイエルンミュンヘンという凶悪なビッグクラブがあって、もうとにかく彼らに勝てない。勝てないというか、ボコボコにされている。毎回完膚なきまでに。プレミアどうこう以前に、バルサが世界トップレベルを名乗るためには、バイエルンと互角以上に渡り合っている様を、世界中に見せつける必要があるわけです。
そんな中で今はどういう時期かというと、22-23シーズンのヨーロッパ王座はイングランドのマンチェスターシティが7年越しかな?かつてバルセロナでプレイヤーとして、またとりわけ監督として絶大な功績を築いたペップ・グアルディオラ体制でついに悲願を叶え、幕を閉じました。ちなみに決勝は寝坊したというか、土日の真ん中なんて、そんな極東のファンに都合良すぎる日程なわけがないと逆偏見をかましてあとから観ました。いわゆる一貫したバルセロナファンならば、ペップが苦心して作り上げた、新時代のポジショナルプレーを熱心に観なくてはならないような気もしますが、特に日程を重ねて確認することもなかったので、今のところ僕はバルセロナ以外のクラブには必死に食らいつくことはできないみたいです。これからもそんな気がします。そうするとWOWOW代2500円が1ヶ月分浮くのもある。6月って決勝1試合しかないんですよ。他の月は、ヨーロッパ王座ことチャンピオンズリーグに加えてスペインの国内リーグもまだ確かあるのでいいんですが、1試合って。毎年悩みながら、まあ悩んだのはレアル・マドリード勝ち確な去年とバルサ一辺倒に気づいた今年くらいですが、まあそんな姑息な考えもあったという話でした。

時を経て12:08。ただいまバイト、早めの昼休憩。あと30分ほど残っているので心に余裕があります。そう言えばギュンドアンの話を全くしていないので、今のうちに書き進めておきましょう。とはいえそんなに書くことないんですけど、継続的にみてきた選手とはいえないですからね。とにかくストライカー顔負けの、ペナルティエリア内でのシュートへの持っていき方、レヴァンドフスキみたいな振り向きざまシュートを決めていた記憶もあります。また、そこへの入っていき方。今シーズンはハーランドも中央にいましたから、思う存分心地のいい、2列目でフラフラできていたんじゃないかと思います。思いますといっているのは、別にハイライトですら数見てないからです。もう想像です。彼がすごく活躍した!と騒がれているときにみたシュート前のいくつかのプレーと、Twitterにいる熱烈なシティサポーターたちの感想、あとはごく稀に1試合通してみるときに摂取した画をもとに、勝手にいろいろしゃべっちゃってるわけですね。ただTwitterだけは毎日相当見ているので、観ていないくせにその特徴に関して喋れることは多いのかもしれません。ある方が、「ギュンドアンは今世界で5本の指、試合によっては3本の指に入るほどサッカーが上手い」と評していました。「サッカーが上手い」という言葉には、足元の技術、つまり浮いていたり速いパスを、ときにワンタッチでコントロールしながら相手を置き去りにするような上手さや、そのためには相手や味方が今どこにいるのか、位置関係が頭の中で思い描けている必要がありますから、そういう部分の上手さ。また、なにより中盤より攻撃寄りのポジション(現代風にいえばタスク)をつとめる場合は少ないチャンスをものにするシュートの正確性。この3つやそこから派生したいくつかの意味が内包されていると捉えていますが、ギュンドアンはこの3つすべてにおいて世界で10番め以内に入った上で、足元の技術(ここが目立った印象はなかったのですが、Twitter評より)と、得点力において、さらにヨーロッパで戦う上で非常に重要な「いいところで決める力」(これがないと「雑魚専」と揶揄されたりする)(ひでえ)もここ3シーズンは世界で3番め以内の位置にいます。僕は想像で語っていますが。あと怪我しない。デブライネにもその点で、トータルで劣ってないぞ!と言えそうな感じです。覚醒したロドリと、センターバックの位置から中盤にお邪魔しているストーンズのサポートを受けて、守備面の不安から解放された彼はほんと、「心強い」という言葉が似合う選手です。僕が好きな言葉ですから、彼が来てくれることは大きな喜びです。また来シーズンも、ワクワクしながら40試合以上を見届けられることが保証されました。ありがとうございます。まだ選手登録が済んでいないから公式発表は出ていませんが。というかバルセロナというクラブのガバさを鑑みると、最終関門が残っているという見方をした方がのちのち、、とか湿っぽいこと言ってないでワクワクしとこう。なにやらレヴァンドフスキの競争相手として、18歳でブラジル代表に招集されるほどの才能・ヴィトールロケがくるとかなんとか噂もありますし、素晴らしいですね。あとは守備と運動量で違いを見せられる上で、バルサのリズムに馴染む選手や、右サイドバックを楽しんでつとめてくれる選手がいたらそれはもう最高のエンターテイメント。Clなんかとらなくても世界一。いやとってほしいけど。
そういうわけでもう休憩が終わりますので、ここまで書いたもので今日の分としておきます。あとで気が向いたら、僕が考えたエキサイティングバルサを図で書いてみようと思います。それでは皆さん、良いお昼休みを。

2023年6月22日 飲み物片手はしんどい雨

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