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キレる/写真集

おはようございます!電池がね、充電がね、18%しかない。駅前で気づいた時には19%で、とりあえず1%は書きながら電池の減り具合を観測するために使おうとしていたらもう18%。スタートの位置が前目だったのだろう。30分発と言いつついやそれ29分発って言っといた方がよくね?というくらいのドアの閉まり方をする電車のように。さてどうするか、なんとなく千葉駅に着くまでにどこでスマホの使用を減らせるか考えていた。もともと1日バイトの日はたいしてスマホを見ない。行き帰りと、昼休憩も始めの15〜20分で飯を食い、残り30分ちょっとでTwitterを見たりものを書くくらいだ。中学生のころくらいから格安回線を使っていた記憶があるから、出先で動画など再生するものじゃないと思っている、ことに今助けられている。なんとなくそれをふと思うことは多い。まさに立っている今だけではなく。なんか、当たり前じゃねえぞというとテンプレに寄りすぎて言いたいことが伝わりづらいだろうが、たとえばiPhoneユーザーの友人の、はなからAndroidは妥協策と断じる態度、あれはクソおもんないなとずっと思っている。ほんまに。なんでそうなるの?まだ18%。iPhoneなんて高いだろ、というカウンターは下取りうんぬんでまあ煙に巻かれてしまうことが最近わかってきたのだが、初期費用は高いしな。機種変といってもiPhoneいくつにするかだけ、最新の変えても、はい、一番カメラの性能がいいから俺とりますwができるだけ。それを当たり前だと思ってもらっちゃ困る。いや思ってる分にはいい。巻き込むんじゃねえよAndroidユーザーを。たしかに機種によってはカクつくけど、それを受け入れた上で親御さんはスマホ台を削ることにしてるんじゃないのか?なんか親御さん出すとずるいけどさ、ずるい気もするけどさ。怒ってますよわたし。この話題になると、まあこんなん言ってもなと蓋をしておいて、まあそのまま墓場までいってもいいかと思っていた液体の温度はやはりある程度高く保たれていて、いつでもキレることができる。内輪ノリを全校で披露されるとなぜあんなに不快なんだろう、と気づかせてくれた中学校の2年D組と高校の3年1組のように。でも彼らはきっと、いや中学生の時は何も気にせずボロカスに言ってたから当人たちが後ろめたく思うことになっていたらむしろ申し訳ないのだが、それでも当時の彼らは、他の奴らをMAX楽しめていないやつ、俺たちが最高で最強!それをそういうお笑いとしてやる視点をもたずして、中学校の目の前にあるいつ干からびてもおかしくない浅すぎる川の流れのように、しかし勢いと煌めきは目を引くようなパフォーマンスを披露していた。あれはなんだったんだろう。まあ中学生だからね、高校生だからね、昔はバカだったね、僕はまずそう考えてそこからの思考の流れをマイルドにしようと心がけるが、マイルドになるだけであって、それだけでは成仏できない怒りがたくさんある。しかしそんなことを今言っても仕方がない、それが勘違いだったのかもしれない。ここに書くことはできる。千葉雅也の小説はこれからに向かって、読後感が未来にくるような読み口でもって展開される、朝井リョウは過去のことをひたすら喋っているような感じで、読み終えた時ずしっと、読んだなあという感覚を覚える、というような感想をTwitterでみた。僕は就職をせずに、とりあえず自分で食ってくやり方もよくわからないからYouTubeとバイトをやろう、とやってみるのだがなかなか、少なくとも彼女や家族に約束していた半年以内に結果を出すという目標からすると勢いは足らず、そういうバズらせ方を実行できる資質にも欠け、となると話は振り出しに戻るどころかあの時の判断は間違いだったんだ、とひたすら視線が過去に向かう。未来は閉ざされていると確信している。そんなときになんとなく何者の映画を観て嫌な感じがしたから、朝井リョウの書く物語が得意ではなさそうだという先入観が生まれる。僕の「痛気持ちいい」の範疇からははみ出していた。そのあとしばらくして、佐久間さんプロデュースで若林MCのご本、出しときますね?という作家をゲストに呼んだトークバラエティ番組の傑作選のような本を読んだら、また彼がいた。彼のものの書き方というのはどうやら、まず読者の腕を縛り付けて、足を縛り付けて喉元をしばりつけて、もうこう読むしかないよね?と視点の収束を促すようなイメージによるらしかった。ほう、と思いながら別の章を読んでみると、いや別の章だったかは忘れてしまったが、編集者やらの読み手にこのキャラこんなこと言いますかね?とか言われると、いや、そいつ居ない人だから、と思うようなのだ。僕はここで、これは読めば読むほど相容れないことがわかる人かもしれないなと思った。幼いころ体調の悪いときに食べて、さらに具合を悪くしてしまった寿司とはまた違うぞ、と。あかんな、やっぱり偉そうにものを言うのはいいとしても、人を咎めるようなニュアンスを文章が帯びるとき、途端に見栄えが気になり始める。少なくとも構図として僕が咎めていることになっている対象から、とりわけそれが名のある、言葉尻の切れ味のいい作家だったりなんかすると、いまにも揚げ足をとられそうな気がしてくる。これは気持ちがよくないな。前もそうだったが、こう言う文章になる時ってだいたいiPhoneユーザー、まあ全員なわけないから僕がこれまで出会ってきた、Androidユーザーを当たり前のようにこき下ろす人たちのことを書こうとすると、そういえばこれも気に入らなかったんだよ、と流れ弾が飛び出す。とんだピタゴラスイッチである。これはおもんないな、あかんな、と思ってしまうもんな。ほんとにおもんないかはさておき。

残り13%、帰りの電車に10%は残しておかないとモバイルSuica使えないよな、と考え方を一本化していたが、切符を買えばいい。そういややたらと小銭が財布にあって、僕は収支計算に小銭を勘定しないことにしているので、帰り道の電車賃をこれで工面できればむしろお得な感じがする。今日はしょっぱなから後ろ向きな文章を書いてしまったが、この書いてしまったというのはあくまで正の気質も負の気質も持たない、ただ偶発的な出来事としての「事故」を表現するものである。昨晩と今朝、数ページよんだ大江健三郎の新しい文学のためにから新たに発見した、言葉の使い方である。それをさっそくここで試す。それが楽しい。それにしても、これから言うのは事前に頭の中でまとまっていた文章であり、だから鮮度を失ったものとして僕はそういうのをとらえていて、その場で、頭で考えて手で書くことの順序が曖昧になるようなものの書き方より僕は尊重すべきものではないと思っているのだが、あるいは今、そうでもないのかなとすでに思い始めて数秒が経つが、とにかく書き残しておこう、改めて。それにしても、僕というのはしょうもないやつである。こんな小さいことを、いまだに本意気で怒れるくらいに気にしている。覚えているのなんて当然だ。しかしこのしょうもないやつ、という言い方はただのスラングであって、僕は僕をしょうもない人間だと思っているわけではない。純度100%のしょうもない人間、あるいはしょうもない部分を切り取ったとしてもそこがしょうもないだけではないと思って、それを前提にしょうもないやつ、と軽口を叩いている。これをそのまんまの意味で使ったり、受け取ったりされることを想像すると、またキレそうになる。とりあえず、パステルで描いたような雲でも貼っておく。

3%。休憩まで長かったのもあるが、ほぼ使っていないのに昼休憩には4%まで落ち込んでいた。昼飯を食いながらパートのアイさんとおにぎりを食べていたら、ノバさんが可愛いとツーショットを撮ってくれた。パートのチエさんはそれを見て可愛いと実物を見た時よりも大きなリアクションをしていたから、ノバさんが思わずカメラを向けたのもうなずけるくらい写真映えする感じだったのかもしれない。そうこうしている間に充電が1%減っていた。なにをしていいのかわからないし、あるいはもうこれじゃ何もやり切ることはできないだろうな、とも思えたのだが、とりあえず、今2パーセント台に入ったところだがこれを書き記しておく。こういうのって自主的に電源切った方がいいのかな。寿命がどうとかいうよね、でも1%からの粘りとかいうやつも見てみたい。僕が以前使っていたGalaxyエステンプラスではそんなものなかった。iPhoneが最高で最強なのか?充電持ちはそうかもしれない。

なんか今日、写真集みたいになってていいな。といってもヘッダー合わせて3枚だけど。僕が手でかいているもの、いや文字も手を使ってここに表出させてはいるが、力の入れ具合で思ったとおりに黒が出たり、思うようにいかなかった線を使ったり使わなかったり、するとそのうち描きたかったものなどなかったのだとしても、それにしても遠い感じのするものができるのだが、これを写真に収め、またトリミングして額装していくとき、これは写真だと思う。絵であり写真であるときもあるし、絵というより写真だと思うときがあって、今日はちょっと変なのだがむっちゃ絵を描いているつもりで描いていてはあー絵が完成したと写真に収めて、ザクザクいつも以上に気を遣わずトリミングしているときにそれは写真になって、雲の写真と短いスパンで並んでいるからなおさら写真になった。雲は目で見るとまるっきり、といっていいほど絵だけど、写真で撮ると写真だ。坂口さんのパステルは写真のようにそのまんまだが、写真よりもそのまんまである。写真とはいったいなんなのだろうか。うさんくさいやつだ、と僕は今のところ訝しんでいるが、まあこれからの付き合いも長そうだし、悪くは言わんどくか、と気を遣っている。

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