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アジケの「子ども×デザイン思考ワークショップ」に子どもを参加させてみた

株式会社アジケ デザイナーの猪野です。
社内のデザイナーから、社内で子ども向けのワークショップを企画したいので、夏休み中に一度子連れで会社へ来て欲しい、とのお話をいただきました。
今回はうちの小学生の男児2人と、友人兄弟などに声をかけ、男児5人というにぎやかなメンバーで参加させてもらうことなりました。

会社的に子ども向けワークショップは初めてなので、今後どのような年齢層に向けて行なっていくか、その基準にしていきたいとのことなので、今回は低学年にもわかりやすく、夏休みの自由研究のネタになるようなものが良いのでは、と伝えました。
夏休み中は地域でも様々なワークショップが開催されていますが、せっかく参加するのであれば、単なる工作だけでなく、その過程も含めて研究として学校に提出できれば、親御さんにも勧めやすいと思いました。


「かっこいい」と感じるものの追求

はじめに、様々な生き物や乗り物などの写真を見て、どう感じるかをピックアップし、そこから自分が「かっこいい」と思える要素を導き出す作業がありました。
低学年でも感覚的に選べるように準備された「モノ」や「生き物」のカードから「かっこいい」と感じるものを3つ選び出し、それらの「かっこいい」と思う理由を書き出していきました。

4年生の長男は、「戦闘機」「虎」「サメ」を選び、それぞれかっこいい理由を記載していきました。
一方、1年生の次男はかっこいいと思えるものを選んではみたものの、理由はまだうまくまとめられない様子でした。


アイデアを形にしていくことの難しさ

今回は自分が「かっこいい」と感じるものを「ロボット」に落とし込んでいくという内容でした。

4年生の長男は「かっこいい」モノから連想したロボットの理想像が具体的に頭の中に描かれている様子でした。

光るボールや棒、洗濯バサミやブロック、パイプ、缶やペットボトルなど、準備された材料がとにかく豊富で豪華でした。自宅ではなかなか準備できないような魅力的なものがたくさんあったので、1年生の次男はその材料にすっかりテンションが上がり、気になるものを片っ端から取り出し、遊び半分で組み合わせ始めました。

一方、長男はひたすら粘土をこねて、本体の形を作ろうとしていました。
たくさん材料があるのに、なぜ粘土から作ろうとしたのか尋ねてみたところ、戦闘機の形を再現できそうなのが粘土しかないと思ったからだそうです。しかし、戦闘機をイメージした本体がなかなか思うような形にならず、苦戦している様子でした。


完成形は自分のアイデア次第

一般的な工作のワークショップは、完成形があり、講師の手本に沿って作っていくというものが多いです。

しかし今回のワークショップは自分のアイデアによって完成形が自由な、思考のワークショップです。
明確な完成形が無いことを難しいと感じるか、アイデアを自由に表現することを楽しいと思えるか、子どもの個性によってもはっきりと分かれそうです。

1年生の次男は、お手本通りに制作することが苦手で、色々なものに
目移りし、試したくなるタイプなので、材料が豊富にある今回の自由工作をとても楽しんでいました。
一方、長男は普段、設計図やお手本に沿って行うことが得意なタイプなので、今回自分が書き出したかっこいいと感じるものに、完成形を近づけたい様子でした。

子どものアイデアを表現しやすいよう、社内のスタッフ達が子ども一人一人に付き添ってくれ、アイデアを引き出すアドバイスやお手伝いをしてくれたおかげで表現の幅が広がり、のびのびと工作を楽しむことができたようです。


思考の流れを可視化する

最後にそれぞれの作品を撮影し、自分の思考からどのようなロボットを制作したかを、1枚の紙にまとめました。

1年生の次男は「空を飛べる」ものがかっこいいと感じたようで、そこから飛べることを意識したロボットを作成しました。豊富な材料に目移りしていたので、お兄ちゃんが風船を使い始めると、自分もつけたいと言い出し、最後に風船をつけました。

4年生の長男は、かっこいい理由として述べた「強い、羽がある、攻撃できる」などをテーマに戦闘機型のロボットを作成しました。攻撃できるようにスーパーボールを入れたカプセルを装着したり、羽だけでなく風船をつけるなど、かっこいい理由としてピックアップした言葉に基づいて工夫した様子でした。
本体づくりが難しかったようで、少し時間が足らない様子でしたが、サポートしてもらい、なんとか形にすることができました。


まとめ

成果物の完成度だけでなく、アイデアを生み出すこと、観察し言語化すること、形にすることの大切さを今回のワークショップで学ばせることができました。
また、親として、子どもならではの豊富なアイデアを引き出し、それを伸ばしてあげることの大切さを学びました。
思考の伝え方や表現力は、デザインする上で重要なスキルであることを改めて感じることができました。
子どもやお友達、親御さん方にも好評で満足度が高く、良い経験になったようです。
特に今回は夏休みの宿題である「自由研究」が一つクリアできるのというのも親としては安心材料でした(笑)

次回はどのようなワークショップが開催されるのか、とても楽しみです。



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serivan

(株)アジケデザイナー。リモートワークでアジケ社員として働いています。現在男児二人(2009/10生&2013/2生)を育児しつつ仕事継続中。
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