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【ユニオンアリーナ】紫呪術(真人)【呪術廻戦】

※このnoteはスマートフォンにて作成しております。ノートPCやタブレットなど端末によっては読みづらい部分もあるかとは思いますがご了承ください。

執筆 芹沢あさひ/まゆま(@mayumapipi)
        和泉愛依/あおが(@NECROM094)

1.はじめに


こんにちは。都内真人勝率トップ3の中の2人、まゆまとあおがです。
ユニアリでは芹沢あさひとタイラヒサアキという名前で普段プレイをしています。

まゆまはカードゲーム歴も長く、TCG、DCG問わずそれなりの結果を出せているただのカードゲームオタク、
あおがはまゆまに育成された平均値しか出せないカードゲームオタクです。
ユニオンアリーナのnoteは2回目の投稿ですが、ユニオンアリーナ用のアカウントを作成してからは初投稿ですので是非フォローもよろしくお願い致します。

さて、肝心の真人に関してですが、サービス開始時に組み、ずっと研究をしてきたデッキなのでプレイも構築も煮詰まりかなり自信がある物になっております。
是非多くの人にアグレッシブかつコントロールもできる真人の強みを味わって欲しいと思い今回筆を取りました。

これからユニオンアリーナを初めるプレイヤーさんでもできる限り分かりやすく解説しますので、最後までご覧頂けますと幸いです。

2.使用経緯

遂にサービス開始したユニオンアリーナ。コケそうな気もしていましたが(笑)発表されたカードリストを見た時点で真人や漏斗の呪霊テーマが強すぎる事が我々の中で話題になっておりました。
芹沢あさひは真人を持ちタイラヒサアキはスザクを持ち、なんやかんやでユニアリデビューです。

我々は基本的にパワーの高いデッキを持つのですが、中でも紫呪術の良い点として以下が挙げられます。


·広すぎる選択肢
·面勝負に対しての要求が低い
·マジで事故らない

実はアグロデッキ

そう。意外と知られてませんがゴリゴリのウィニーアグロデッキですw

おまたせしました。環境考察からデッキリストや環境デッキへのプレイングアプローチに移ります。

環境考察


前回の紫ギアスのnoteから約2週間が経過しました。予選前最後の日曜日8月20日に行われたぎぃやま杯では紫ギアスが最多母数、そして2位、ベスト4に入賞しているように前回のnoteの環境変遷の予想が大方的中する、前寄りの環境から中速環境への移り変わりが見て取れる結果となりました。

しかしここで注目したいのが母数2位3位にアグロデッキ2種(赤ギアス、真人)がいることからランプデッキが持ち得ではないことは明らかです。紫ギアスは雑多デッキには強いですが、出力平均値以上を出した赤ギアスにめっぽう弱く、予選8回戦を抜けるまでに赤ギアスを踏まないことは到底考えられない上に、5エナ使う特有の事故率を懸念し使用には至りませんでした。
紫ギアスは今のメタゲームでは持ちづらいと判断しました。(実は当日母数だけで見れば1番多かったっぽい)


3.デッキリスト

最新版のリストから。

最新版紫呪術/真人

0-1枠 14枚
真人 改造された人間 楽巌寺嘉伸 4枚ずつ
花御 2枚

安定の14枚

このゲームにおける0-1の枚数はマリガン基準を下げる役割や、上から引いた強いカードを都合よく使う事に行動権を確保するカードになります。
最近は上振れ前提0-1枠10枚構築(笑)が流行ってるみたいですが、真人はアグロデッキなのでそうも言ってられません。
このデッキの良さは上振れではなく平均値を安定して叩き出せる事なのでここの14枚は動かないです。
このデッキは序盤中盤終盤通しでスタッツの高いカードを用いて相手とのパワー差をつけつつ、ウィニーアグロのプランを取りに行きます。その観点から特に序盤を支えるために0-1の総数はこれで。
・楽巌寺の採用について
盾が薄い真人における貴重なアクティブトリガー。1番強い0-1スタッツのカードなので4確。
盤面パワー差で戦っていくデッキにおける初ターンの2000は相手の1500吸収兼1500に対して上から踏むカードとして用います。
・花御の採用について
赤ギアス対面やインパクトが多投されてるデッキにおける安心カード。楽巌寺と同じスタッツなので上記の通り。
カラーの採用の欄にもう少し詳しく採用理由を載せておきます。

1ターン目に置く場合スタッツが高い順で大丈夫です。2〜3ターン目にアタッカーとして点数を稼げるキャラが優先です。そのためエナジーに問題が無ければ真人でも迷わず前に出します。

1-1枠 8枚
吉野順平&澱月 吉野順平:異形 4枚ずつ

0-1の枠も安定の8枚。異形に関しては2500出せるドロートリガー。上から踏んでいくウィニーデッキに入らない訳もなく名称も強い。
澱月はミラーやウィニーデッキ対面(赤ギアス等)でめちゃくちゃ重要なカードで、受けれるのに何故か2500が立つ激ヤババカカード。自分の盤面を破壊して使う効果が多いデッキなので盤面で損すること無く(考え方によっては普通にアッパー)展開やサーチに繋げていくことが出来ます。
小技のテクニックとして前でブロックして破壊された澱月の効果でエナジーラインに異形を蘇生すると何故か実質ステップ持ちになります。意味わからん。

2-1枠 4枚
究極メカ丸 夏油傑 2枚ずつ

まずは夏油傑から。
6ルックで2枚呪霊を回収できる優れ者。
漏瑚でも良し、夏油でもよし、はたまた花御でも良し!
何でも持ってこれるのに墓地も肥やせる、、、
この夏油のおかげで後ろ寄りの動きの再現性が大向上。
貯めて貯めて貯めて貯めて、領域展開からドカーーーンができちゃいますね。
おまけに強いドロートリガー持ち。
後ろにゲームが寄っているので入れない選択肢は無いと私たちは考えています。

次にメカ丸。
このデッキの最大値は何?と聞かれたら真っ先に出てくるカードはメカ丸だと思います。
後ろにMAX5エナを作れる状況がどれだけ優秀かを言語化するのはめちゃくちゃ大変ですがどうにか伝わるように説明します、、。

改造人間+無為転変で4000除去を目指す場合、エナジーラインに改造人間が置いてあるとなんとびっくり、もう1枚のエナ要求が発生します。

では何がまずいのか?

簡単です。
仮にエナジーラインにあるカードが
メカ丸-改造人間-真人下-真人下
だとしましょう。
この時点での発生エナジーは5で手札にある無為転変を2枚用いてBP4000を2体除去を目指すことにした場合、

改造人間効果
→無為転変(改造人間と合わせて4000除去)
→無為転変効果で改造人間蘇生
→改造人間効果
→無為転変で4000除去+SAの異形


このように、盤面をトラッシュしてリソースの確保や面でのアドを稼ぐデッキなので2エナを発生させるカードがあるだけでとてつもなく楽になります。
無為転変のテキストでは場にいる3000以下を破壊、なので効果の噛み合せでマイナス1000を手札から序盤に打たなければダメなものが、盤面の改造人間1枚で完全に要求を満たすことができます。そして何より楽になるのがレイド。
エナジーラインに居る下敷きをレイドさせて場に出すと3エナまでしか使用できず、レイド複数枚や4-1面に素出しをしなければならない場面で2エナ発生はめちゃくちゃ役に立ちます。
2-1双方のカードにおいてはまたカラー真人の部分でもっと詳しく説明させて頂きます。

3-1枠 8枚
真人 漏瑚 4ずつ

きちゃ〜!主役!!


·color真人
恐らくcolor真人の使い方が難しいからこのデッキを敬遠してきた人が多いかと思います。
実はこのカードにはある程度決まったルールがあり、それに基づいて動かします。

☆前に直接置くパターン☆

序盤に3000スタッツを生かしながら2500を場外から蘇生しテンポを取る。アグロデッキ対面、対面がspecial以外に除去がない場合に使用。

基本返しのターンでcolor真人が生存するため盤面を維持しやすい。2500の連パンでライフを削りつつ、相手の4000の攻撃をライフで受けます。

color真人が取られたとしてもこちらはウィニープランを継続しながらレイド1組で盤面を取りかえすことを目指します。
それができない場合、序盤で得た相手とのライフアドバンテージを元に夏油で手札リソースに変換し、ゲームレンジを後ろに寄せることで立て直しを図ります。

☆後ろに置くパターン☆
除去をしっかり構える場合に使用します。後ろ4枚で5エナに到達するため、後ろの改造された人間を活かしながらspecialを打つことができ、しっかり相手の大型を処理しつつ更なる展開に繋げます。
また、単純に後ろに置くことでレイドトリガーの受けを作るだけでなく、次のターンの相手次第でcolor真人をどのように動かすか検討することができるいわば中間択です。

メカ丸のように後ろに置くと1AP分浮かしているため次のターンのビッグアクションに備えることができます。

☆後ろから前に出すパターン☆
相手がエクストラドローや事故で盤面形成を甘えた時orこちらがspecialかレイド1組でリーサルを取れる場合の自身のライフ維持を目標にする場合に使用。
つまり戦況がどちらか一方に大きく傾いている場面です。

→相手が盤面形成を甘えた時
·序盤の1〜2点が重要な遅めの対面(青と緑全般)に対して序盤で得たライフアドバンテージを活かしてウィニーの数でそのまま押し切ります。color真人本人と効果で出した改造人間、そのターン出したレイドキャラで3点は出せるため、攻め手を継続させやすいのが特徴です。
やはりこのパターンも最後こちらもトップでレイドを揃えるかspecialを引くかのどちらかによるリーサルを見据えてゲームメイクをしましょう。

自身のライフ維持を目標にする
→吉野&澱月やレイド真人で回収した改造人間を使い回して、場面の維持をします。相手のレイドに対してこちらが毎ターン除去を打つのは無理があります。というか打てたら勝てるので、EXドローなどで手札を整えながらライフをできる限り多く保ちます。
相手の4000インパクトは素通りさせて、運良くcolorやspecialトリガーが捲れればこちら側に大きく戦況が傾きます。


相手がEXドローで手札を整えている場合レイド、special、finalを抱えてることは明確です。

こちらは相手のブンムーヴを返すための除去を温存し、相手のプレイから読み取れる最大値に対してエナジーなど各要求が満たせる場合のみ前に出します。なぜならcolor真人は1枚でアドを稼げるカードであるからです。
除去はレイドやspecialに任せて盤面意地は最悪このカードと異形で大抵なんとかなります。相手視点もcolor真人は十分脅威な除去対象です。それにこちらは対応して相応の除去を吐くだけ。

長々と書き連ねましたが、これだけ分岐しても目指す最終地点はただ一つ。




相手の逆リーサルの芽を潰しながら、
ライフレースに勝つこと。


この一点です。
そしてその目標達成に欠かせないのがcolorトリガー。

colorトリガー(場外からの蘇生)はライフが基本直接場外にいくこのゲームの性質上、

墓地を増やす=第二の手札を増やす

ということになります。

相手のインパクトにはインパクト無効、手札リソースを補完したいなら夏油、盤面の取り合いor次ターンのエナジーを貯めたいなら澱月、無為天変の起爆剤となる改造された人間。
そして用途が本筋のプランと少しだけズレた花御と夏油を2枚ずつに分けることで、最低限できる行動として保証できる枚数を確保しました。

長くなりましたが次。漏瑚。
上がめちゃくちゃ強くて下がこいつしかいないので4枚
これだけです。
強いて挙げると、赤ギアス対面に3000を前に出しながら無為天変を打ってスザクを倒しながら次ターン最低限度の壁を立てたりレイド元以外の役割もあります。

4-1枠 8枚
レイド真人 レイド漏瑚 4ずつ

レイド真人
4-1 4000の平均スペック。登場時の2500火力は相手の〜2500の面を焼く事で分かりやすくリーサルを取ったり、改造された人間を回収しつつ裏に置くことで次のターンの除去の予約が出来るカードです。表向きは。
このカードが真の実力を発揮するのは3500〜4000の投げ合い環境。先述した通り、このゲームで1番重要な事は、パワー差で上からマウントを取っていく事です。
4000のカードを-2500するだけで1500の貧弱スタッツになります。
構築を見せたのでわかると思いますが、このデッキの殴り要因はパワーが高いのが魅力。改造された人間を除けば最低スペックは2000。
つまり最初から最後まで一貫してウィニープランを貫けば面も盾もマウントが取り続けられるという事になります。
ただ、そんなに上手く行かないのもこのゲームのポイント。

そこで大活躍するのがレイド漏瑚
こちらも4-1 4000 平均スペック。
登場時に3000火力を生み出しますが下の3漏瑚がなんとビックリマイナス1000火力。一気に重ねるだけで5000の化け物が居ない限り理論上面1体、盾1枚分のアドバンテージを稼ぐことが出来ます。
3漏瑚にトリガーがついてないのも納得できます😭
改造された人間と組み合わせて除去を目指すも良し、相手のパワーを下げてパワーラインでマウントを取るも良し。
出すだけでここまで仕事するレイドを紫に作って良かったんだろうか!!と初見は驚きました(笑)
まだまだこいつらの使い道はございます。
最近好んでする人をあんんんまり見ないのですが、素出し漏瑚もめちゃくちゃ強いです。
このデッキの性質上、山がどんどん削れていき欲しかった下のカードがどっか行くのが結構な頻度で起こります。
特に漏瑚に関してはトリガーなし、colorの対象では無いのでサーチを回すか素引きしないと乗っかれない事が多発します。なのでトラッシュにある3漏瑚の総数と手札にあるレイド漏瑚の枚数を見て4000を押し付けた方がいい盤面は素置きで面を固めて行きましょう。負ける理由の3割はレイドが嵩張って吐ききれずに盤面負けなのでどこまでレイド先を持ってて良いかの判断はミスしないように練習しましょう。

スペル 8枠
領域展開 無為転変 4ずつ

領域展開と無為転変共に4確の最強スペルカードです。
レイドや除去を吐きまくるデッキの性質上、行動圏+1の領域展開は4000を押し付ける環境上必須になるカード。
後半は盤面を4面で返す動きがどのデッキに置いても強いので先述した素置き漏瑚のアシストにも繋がります。
漏瑚の上下を1ターンで出してレイドする動きが取ることができなければゲームにすらならないです。
インパクトを除去するのに多用するので領域展開を土台作りか盤面制圧に使用するかで目指すゴールとゲームレンジがガラッと変わります。

そして最強除去スペル、無為転変
このカードの扱いをミスるとこのデッキの良さを最大限引き出すことが出来なくなります。
先述した後ろに2エナ発生のカードを置いておくことで特に使いやすくなります。
というのも、このカードは-3000じゃなくて、3000以下を除去なので4000火力を出す時は改造された人間や3漏瑚を絡めることになります。
順番がめちゃくちゃ大事なカードなので慎重にプレイしましょう。
真人がいる場合、場外から改造人間蘇生効果もエナジーを産むにも強く、このカードも1枚で面1枚、盾1枚分のアドバンテージを稼ぐことが出来ます。

その他採用候補カード
·2/1 美和
登場時1ドローで攻め手を継続しやすいカード。その分トリガーもなく、同じコスト帯に夏油がいるため、リソース問題は夏油のみで十分と判断し、採用を見送りました。

·自閉円頓裹
真人から釣ってこれるフィールドカード。毎ターン打点を1点増やすカードですが、エナジーを生まず、手札でお留守番になることが多くなったため投入を見送りました。

追記:環境が遅くなって、早期にアグロプランを通す必要がある対面が多くなってきたので投入推奨。

各対面の動かし方
赤ギアス 
持ち物検査です。後手を取った場合、
先1アーサーorカレン→後1異形を前に置く→先2相手が対応。ミレイでバフして1点or紗代子前出し→後3領域+color真人で蓋しつつライフレースを追いかけるorエナを貯める→レイドスザク→レイド漏斗

基本これなので有利とも不利とも言えないかなと思います。(盾次第で真人有利ならわかります。)他のデッキより答えが分かりやすいだけマシです。

紫ギアス
ガン不利。領域でブンムーヴかまして盾強くても全然負けます。有利なら動かし方を教えてください。

青テイルズ
キサラがいない場合ボコボコにできます。4000インパクトは顔で受けつつしっかり漏斗で返せばなんら問題ないはずです。ウィニープランも一貫して強いので神鳴で4000が焼かれても手数で押しましょう。こちらの土俵に勝負を持ち込むのが鉄則です。

緑系統全般。
アグロプランで轢き殺します。ぶんぶん。
5000には付き合わず、4000を1体処理すれば上出来です。

ミラー
基本盾ゲーですが、盾がお互いノートリガーだと仮定します。color真人は前に出したら基本負けます。specialの的になり、場外から改造された人間を出されて2発目のspecialでレイドがカモられます。また、相手がエナジーにcolor真人を置いた場合、こちらはcolor真人でライフを取りにいくと返しにspecialでcolor真人が処られ取り返すかのように相手のcolor真人にライフを持っていかれます。

ということで次のターン以降動きが滑らかになるアクティブ2エナ発生のメカ丸がクソ強いです。

宿儺
相手の練度次第です。上手すぎるor盾強すぎる人には無理。フリーズさせる5宿儺が厄介すぎます。4000の投げ合いですが、盾もある程度重要で、相手のcolorがぶっ刺さるのでこちらは小型から殴ることもしっかり検討しましょう。ただこちらのアグロプランはそれなりに有効です。
special以外の除去はバウンスorフリーズなので、相手より先に4000を素出しし、相手のレイドを釣り出す意識を持ちましょう。

バミュ4
さすがに不利かと思います。バミュ視点3000である程度蓋できるので、しっかり構えてspecialとレイドをいっぱい投げたいので夏油を絡ませることが重要です。

白夜叉
4000に除去当てて、ボードでの勝ちを目指しましょう。
レイド高杉の2点は安くキャッチしてライフを高く保ち、除去の枚数の多さで切り抜けます。
ライフを詰めるスピードはこちらが上手なので、除去の多さで押し切ります。
3000に構いすぎても結局蘇生されるので除去は温存が丸いです。

ゲンスルー
レイドゲンスルーのみでこちらの4000を処理できず、逆にレイド漏斗が相手の4000を即座に処理できるので決まると後の要求が軽くなります。上記の理由からレイド真人漏斗の素出しも多く検討できます。

ゲーム終盤、相手の小型ブロッカーに対してこちらの除去がクリーンヒットしやすいのでジャスキル+1までは作りやすいかと思います。

ノクチル
えー。まじで無理対面です。
勝てたら手を挙げて喜びます\( 'ω' )/

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