芹澤 空

無くしたものを数えて 瞳閉じるよりも あるものを数えた方が 瞳輝きだす♪ 元気を分けて…

芹澤 空

無くしたものを数えて 瞳閉じるよりも あるものを数えた方が 瞳輝きだす♪ 元気を分けてくれるアイドルが大好きです。

マガジン

  • 女難な入院顛末記

    ひっちゃかめっちゃかな入院エピソードのまとめです(笑)

最近の記事

JRはいわば公共施設ではないのか

本日、京阪京橋駅を出て、徒歩で大阪城公園へ向かおうとしたところ、突然の下痢に襲われた。 正直に言おう。もう漏らしてしまったのだ。 JR京橋駅の改札が見えたので、そこのトイレを拝借することに。 「すいませんっ!トイレだけ貸してくださいっ!」パンツに汚れが付かない様にパンツとおケツにの間に手を当ててガードしながら、必死の形相で改札の職員に頼んだ。 冷酷にも「施設を使うのには入場券が必要です。」と一蹴される。 もう一秒たりとも予断を許さないおケツを守りながら、悲嘆に暮れた。 だって

    • 僕が逃げ出した場所、そして帰る場所

      冬休みの帰省について、家族会議をした。 長女(高1)が「帰省したくない。だって、宿題が沢山あるし、こっちでもやらなきゃいけないことが沢山あるから」と言い出した。 盆と年末には、私の故郷である長崎に家族揃って帰省する。それが当たり前だと思っていた。 しかし、子ども達が大きくなり、なかなか揃っては帰りにくい状況になっていることに気づいた。 長崎の父母に孫の顔を見せること。それが真っ当な行いだと考えていた。 今は京都で、妻、長女(高1)、長男(中1)の家族4人で住んで、大阪

      • 君の無口さは夏山の彼方へ

        長崎での高校時代、山岳部に所属していた。 ハイキングでなく、ガッツリとした登山するのです。 それも山岳競技というザックを背負って登山タイムを競うレースに参加していました。 いかにも山男しかいない男くさい部活だと思われるかもしれませんが、女子部員も数名いました。私はその中の同級生のKさんという人にほのかな恋心を抱いていました。 入学時には別のクラスでしたが、2,3年生は同じクラスになりました。 2年生で同じクラスになることがわかった時はどんなに嬉しかったことか。 しかし、

        • 夏の終わりと100円ライター

          朝、起床すると直ぐにベランダへ出て、タバコに火を点ける。 早朝の澄み切った空に紫煙を吐き出す。 立て続けに2本吸うと、ようやく身体が起動モードに入る。 それが私の一日の始まりだ。 東京出張が多いが、東京のホテルに泊まった時も同じ動作を繰り返す。 今朝は4時に起床してしまった。少々早いが起動モードのルーチンをしようとタバコとライターを探す。 タバコを吸おうとするが、なかなかライターの火が点かない。 何故?昨日ライターが切れたので、新しくホテルの近くのコンビニで100円ライター

        JRはいわば公共施設ではないのか

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        • 女難な入院顛末記
          4本

        記事

          iPhone5s

          現在使用しているiPhoneの電池が一日も持たない。1時間使用してただけで、100%あった電池が切れてしまう状態。 6年前に買ったiPhone5sなので、電池の劣化だと考えられるが、あまりにも電池の持ちが悪く、出張が多い私の仕事にも支障が出てきた。 よって、iPhoneXSを買う検討をしてみた。 今朝、auショップに電話して在庫確認してみると、在庫はあると言う。なら、買おうかなという気持ちになってきた。 この物欲のない私でも、iPhoneの新機種に6年ぶりに買い換えるというワ

          インターネットの異端児になりたい

          私は、現実の友人と行うSNS等のインターネット交流が嫌いだ。  特にフェイスブック等は、近況を報告する日記形式のようなものである。まるで他人の日記を無理矢理読まさせられている様な気がするのだ。「子どもが卒業しました」「ここのラーメンむっちゃ美味いねん」「今旅行中です」等、こちらとしては、どうでも良い事だらけのほとんど無駄な情報だらけだ。  友人の付き合い上、仕方なく始めたものの正直後悔している。SNSを見たら最後、名何か反応をしなければならないという暗黙のルールがある

          インターネットの異端児になりたい

           中学生時代、私のあだ名は「カネゴン」だった。「カネゴン」とはテレビの特撮番組に登場するカネを食べて生きているという不思議な怪獣の名前だ。怪獣とは言っても人には無害な生き物だ。無害どころか、ただお金が好きなだけで、その行動や仕草は滑稽で人間を幸せにするような道化師の様な怪獣だったように覚えている。  そのあだ名の由来は、私がクラスで会計係をやっていたからだった。当時、決して数学の成績が良い訳でもないのに、抽選みたいなもので無理やりやらされていたのだった。私は本が好きだったので

          女の子の大切なもの

          ♩あなたに女の子の一番 大切なものをあげるわ 小さな胸の奥にしまった 大切なものをあげるわ 愛する人に 捧げるため 守ってきたのよ 汚れてもいい 泣いてもいい 愛は尊いわー 誰でも一度だけ 経験するのよ 誘惑の甘い罠♩ 「ひと夏の経験」/山口百恵 俺 社会人1年生 1コ下の後輩女子のYさん 4回生 三月の初旬の寒い夜、Yさんから呼び出しの電話があった。 「先輩、もし今時間が空いてるんだったら、私の部屋まで来て欲しいんです。あの...先輩には今までのお世話になったんで、お礼と

          女の子の大切なもの

          アイドル曲は1人称で

          アイドル曲は、アゲアゲの曲でファンが騒いで盛り上がったらそれで良いという人もいるが、私はそうは思わない。  歌詞が一番大事だと思う。  それも一人称で起承転結がある歌詞。   偶像とは、アイドル自身もそうであるが、歌っている歌詞の内容も大事なのだ。 ファンが好きなアイドルが目の前で、それもファンが思い描く偶像を一人称で起承転結で歌い上げる。これが一番の理想のアイドルライブではないだろうか。 最近、DA PUMPのUSAみたいな同じフレーズを叫ぶノリだけの曲が多いので、苦言

          アイドル曲は1人称で

          carpe diem

           カルペ・ディエム、直訳すると“その日を摘め”となる。古代ローマの詩人ホラティウスの詩に登場する言葉。  「今この時間を楽しめ」「今という時を大切に使え」という和訳になるのかな。  最近、若手のミュージシャンやアイドルの楽曲でもこの言葉をよく使っているのを耳にする。 タイトル:陰陽―Yin Yang― アーティスト:はちみつロケット 作曲:ゆよっぺ 作詞:中村彼方 https://www.youtube.com/watch?v=QVUggKhIutY carpe die

          彼女の嘘

          学寮で3回生になり、寮の役職がいやおう無く回ってきた。 ウチの寮は自治寮という、大学側の制御から切り離された自治寮制度になっていた。 学寮は4つにブロックで組み分けされており、それぞれに寮長、会計などの役職を置いている。 僕は寮長になってしまい、寮祭の運営等の調整的な仕事をやらなくてはならなくなった。 学寮のメインイベントである寮祭は、女子寮の同じブロック分けされたところと女子のブロックと組んで、力を合わせて運動会や演劇をやっていこうというお祭りだ。 当然女子寮にも4

          彼女の嘘

          泥仕合

          本日、人間ドックを受診。 しかし、事前に検便容器を渡されていたものの、当日までになかなかブツが出ない。 ブツが出ないまま、当日を迎えてしまったので、受付に事情を説明する。すると、人間ドック受付の人は「じゃあ、出た時でいいのでこの封筒に入れて郵送で送ってください。」とのこと。 ブツが出ない気持ち悪さとブツの提出義務のことをずっと頭の隅に入れておかなければならなきゃいけないということで、少々憂鬱だった。 しかし、人間ドックが終わって会社で仕事をしていたときだった。バリウム

          男らしい趣味とは

          私は、車を所有するのも本当は大嫌いだし、でかい高価な腕時計を着けるのも嫌いだし、新しい服や靴を買うのが嫌い。 先ずクルマ。 18年前にコミコミ200万円したシビック。まだ現役です。というか、壊れるまで乗ります。目指せ耐用年数25年! たかが鉄の塊のクルマを数年で乗り換えとか、新車で3〜400万円以上出すとか信じれん。まあ、趣味の問題なんで他人のすることに文句は言えんけどね。 次に腕時計。 生まれてから、1万円以上する腕時計買ったのは2回。大学生になったときと社会人になった

          男らしい趣味とは

          他人の趣味を語る資格とは

          数年前の夏、東京日帰り出張を終え、あわてて京都への帰りの新幹線チケットを買うも、品川20:17発の肩身の狭いB席しか空いておらず、落胆していた。 品川から乗車後、A席が空いていた。 そして、そのA席には新横浜からアラレちゃんメガネをした小太りの20代後半の女性が乗って来た。 しかし、なにか匂う。 いや臭いとかの匂いではない。雰囲気だ。 その女性は、カラフルなイベントTシャツを着ていた。こ、これはアイドルライブ追っかけちゃんでは!? 断片的に見えるTシャツに書いてある文

          他人の趣味を語る資格とは

          昭和...地方のメディア格差の悲劇

          「ヤヌスの鏡」「アリエスの乙女たち」...このドラマを知らない同世代の方はたぶん居ないでしょう。 もちろん私も知っています。 しかし!知っているのはタイトルだけ。 ストーリーや出演者は全く知らないのです。 それは、何故か。 それは、私は高校時代まで長崎に住んでいて、長崎ではテレビの民放が当時2局しかなく、放送されない番組が多かったのです。 フジテレビ系の「月曜ドラマランド」、当時流行っていた「夕やけにゃんにゃん」、「8時だよ 全員集合!」、アニメ「バビル2世」「どろろん

          昭和...地方のメディア格差の悲劇

          あの日のトラウマが消えない

          長崎で、祖母に地元のデパートによく連れて行ってもらっていた。長崎では繁華街へ行くことを「街へ行く」という。 だいたい毎月1回日曜日に、弟と一緒に連れて行ってもらって、お昼ご飯にデパートのレストランでお子様ランチを食べて、屋上の小さい遊園地みたいなところで遊ぶのが至上の楽しみだった。 実際、地方の同年代の子供の楽しみはそんなもんじゃなかったのだろうか。 あれは小学4年生ぐらいだったと思う。 その日曜日、デパート屋上にテレビでやってる戦隊モノのヒーロー5人組がやってきた! 当然

          あの日のトラウマが消えない