酒井さかい

備忘録

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最近の記事

海外では「Vの会話に割り込むオタク」はどう考えられているのか?

Vのオタクだったら一度はこういった画像を見たことがあると思う。 この画像からわかるように、日本人の間では「Vtuber同士の会話に割り込んではいけない」というマナーがある。しかし、昨年デビューしたホロライブENを推すようになってからふと気づいたことがある、それは 海外Vファン、ガンガンV同士の会話に割り込んでね? ということである。それだけでなく、そもそも上記の画像のようなことを言っている海外Vファンを見たことがない。 この点について気になったので、海外のホロライブフ

    • 自分の無能さに悩む人に薦めたいイチローの名言

      今日はイチローの言葉にちょっと救われたなってことを書くだけです。 皆さまご存知の通り、イチローはたくさんの名言を残しています。僕が先日見かけた動画ではこんなことを言っていました。 「遠回りすることってすごく大事ですよ。無駄なことって結局無駄じゃない。遠回りすることが一番の近道。」 https://www.youtube.com/watch?v=P3biyaAnl5c この文章だけ読むと「えっ、救われた名言ってこれ?こんなのよく言われてることじゃん」と思われるかもしれま

      • 天気の子を見て

        なんか最近noteが本や映画のレポ描くだけになりつつあるな? 遅ればせながら今日天気の子見てきました。前評判があまり芳しくなかったのですが全くそんなことはなかったです!今回も君の名はと同様エンディングでは沸き上がるような爽快感と感動がありました。 【こっからネタバレ注意!】 今回、帆高は陽菜を選ぶことで世界を変えてしまった訳ですが、この選択こそが今回のテーマだったのかなぁと感じました。 映画の中盤で須賀圭介が、帆高を追い出したことを夏美に問い詰められたとき、「誰だってそう

        • 綿矢りさ「蹴りたい背中」を読んで

          名前だけは知ってたけど読んだことはなかった小説をたまたま旅先の図書館で見つけて読んで見ました。 一時間くらいであっさり読める文量で一気に読み切ってしまった。良かったです。高校生くらいの大人になりきれないけど子供ではない時期特有の冷めた目線と自意識を良く描いている。周りの人間を見下し迎合することを拒否しながらも、孤独な自分を受け入れるのが怖い主人公。他人の目を全く気にせずアイドルの追っかけに没頭するにな川。ストーリーに明確な落とし所がある訳でもなく、結局それほど大きな変化がな

        海外では「Vの会話に割り込むオタク」はどう考えられているのか?

          「この世界の片隅に」を見て

          ずっと気になっていた映画「この世界の片隅に」をついに見ました。 見る前は、絵や雰囲気からほのぼのとした映画かと思っていました。 もちろんほのぼのと心癒される日常を描いたシーンもありましたがそれと同じくらい心揺さぶられるシーンも、見ていられないほどつらいシーンもありました。この両方のシーンを丁寧に描いている点がこの映画の素晴らしいところだと思います。 ただ辛いだけの戦争映画でなく、日常の中のささやかな幸せを喜び、大切にしている様子を細やかに描いたことで、すず達が必死に生き

          「この世界の片隅に」を見て