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些細だけどとても大事なこと

5月、新緑の季節ですね。
目に眩しく芽吹いた新芽が鮮やかでカラッと晴れた青空と相まって目がチカチカします。

目を細めてみる風景に心も豊かにキレイになっていくそんな気がします。

こんにちは、弟子です。

一昨年より前もそして今も春から夏へかけての季節は好きです。冒頭にも書いた通りキラキラと輝いて見える新しい生命の輝きみたいなものを五感で感じられるのはすてきなことだなとおもいます。しかし日常の常識が変わって、以前まで何にも感じなかったことを改めて気付かされることもあります。

五感のうち、変化してしまったもの。それは嗅覚かなと思ってます。

マスクをする事で自然の香りとか変化に鈍感になっているというか気づく事が減っている、忘れてしまっているように感じます。

部屋を出る前にマスクをして外出。外出先でもマスクをしたまま。
外の空気を何も通さず鼻から直接嗅ぐ機会ってめちゃめちゃ減ってしまっているように感じます。

私は田舎育ちなので幼い頃は野原(正確には田んぼ)を駆け回り、近くの丘に登っては泥だらけになって帰る(そして呆れられるw)なんて日々を送っていたので土の臭みや青臭い葉の香り、そして季節や天候によって変わる風の香りが大好きです。

このnoteでもちょくちょく思い出す外の、自然の匂いについて話してますが、ほんと異様なくらい匂い好きみたいです。(香りというといい匂いってイメージが私はするのであえて匂い好きと言っておきましょう。)

マスク生活になり、外で深呼吸する機会もなくなり、「なんだろ…何か彩にかけている気がする…」みたいな物足りなさを感じていたのですが、最近改めて私にとってその物足りなさ、日常の鮮やかさにかけるものというのが自然の香り、外の匂いだということに気が付きました。

忘れていた。なんかそのことに気がついてすごく寂しくなりました。
特段不自由もなく、普通になってしまっていたことに。

自分がすごく好きだ!!と思っていたことに対して忘れてたとか、感じなくなっている、気付かなくなっていることに…

そのくらいすぐ忘れてしまうような些細なことなんだなと、思います。
だからこそ、改めて気づけてよかった、失ったままじゃなくてよかった。

些細なことに喜んだり嬉しくなったり幸せを感じていきましょう。こんなことで喜んで良いのかな?こんな些細なことで幸せを感じても良いのだろうか?楽しいってこんなちっぽけなことだったかしら???そんな感覚に大人になってしまった私たちは思ってしまいがちな気がします。

いろんな日常のやらなきゃいけないことに埋もれて忙しくしていると、そうなってしまうのかもしれませんね。
文字どうり忙しいとは心を亡くしてしまうこと。
子供のように些細なことに心を動かして笑ったり泣いたり喜んだり悲しんだりすることが自然なんじゃないかと思います。

実社会に生きているとまぁ色々難しいこともありますけど・・・色々ね。そうは言ってもさぁ・・・みたいな。

人前で恥ずかしい、変って思われちゃう!!っていうなら1人の時、少しでも自分の感情や感覚を解放しても良いんじゃないかなって思います。
些細なことで喜んでいい。幸せを感じていい。感じることに条件をつけなくて良いです。
あなたが感じたことはあなただけのものです。まずはそこからやってみましょう。


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