ミシェル・ウエルベック『H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って』
微妙に読んでは閉じを繰り返していた、ミシェル・ウエルベック『H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って』を読んだ(あ、この記事はラヴクラフトの引用がいくつかあるので、一応グロ注意ということで……)。
この作品は、フランスの小説家、ミシェル・ウエルベック(下品でポップでサイコー)の処女作である。といっても、小説ではない。クトゥルフ神話で有名なラヴクラフトに関する、評論というかエッセイというか評伝というか、そんな感じの作品だ。わりかし面白かったので少し感想を書いておきたい(スティーブン・キングの序文も良い)。
草生える文体
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