曲を作る

今書いている曲は大した曲ではない。

自己流ではあるが、14歳の頃からなんやかやと曲を書いてきた僕だ。
それくらいのことはわかる。

メロディーは手癖丸出しだし、安直で、有名ななにかの曲に似ている。
しっちゃかめっちゃかだ。
この曲は三軍。
何かの機会に酔狂で披露するかしないか。
恐らくノートの肥やしになるだろう。

しかし、この曲を書き上げないことには次に行けないこともわかっている。

こういう大したことのない曲が連なるでこぼこ道の途中、ずっと歌い継げるような良い曲がひょんなタイミングで現れる。

まがりなりにも14歳から盲滅法に歌を作ってきた僕だ。
そのこともちゃんと知っている。

下らない曲の連続も、曲が作れなくなるあの感じも、
大丈夫、必ずまた良い曲ができるまでの振りになる。

あと、もう一つ。

そうやって大したことない曲だと本人が思って、酔狂で披露したものがすごい評価されたりするからね。
それ、自分的には超不本意だけど、よくあるから。

だからただ君は黙々と曲を作り続けなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?