善行堂店主・山本善行さんから五周年記念公演に際し、コメントを戴きました。

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世田谷ピンポンズくんとは、高知・宇和島・岐阜・京都・東京などで、同じステージに立っている。
ここ2年ぐらい身近にいて彼を応援する輪が広がっているのがわかる。
世田谷ピンポンズ、何と言っても、声が良いし、歌心というか、これはもう心に響きますね。
ずっと見守っていきたい。

山本善行（古書善行堂・店主）

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2013年4月、京都に引っ越した。
京都に住む前から善行堂の事はよく聞いていた。
京都に越してすぐの頃は毎日、自転車を走らせ、気になっている場所を訪れていた。
そんな中で一番最後に残していたのが善行堂だった。
僕のイメージでは善行堂は非常に敷居が高かった。
古書界の大御所の店。きっとおっかない店主である。
店内にはジャズがかかり、迂闊なことはできない。
本棚から本を取り出すのにも神経を最大限に集中させ、注意深く取り扱わなくてはならない。（それはどこの古本屋でもそうですが。。）
そんな勝手な思いこみを持っていた。

コソコソと店内に入る。
一番奥に座る善行さんの視界になるべくはいらないように右手の文庫棚スペースに隠れるように身を滑らせ、文庫を見る。
欲しい本があれば（大体ある。本当にいい店だ）、意を決して奥まで行き、なるべく早く会計をすませ、そそくさと店を出る。
これが最初の頃の僕の善行堂の訪れ方だった。

善行堂が僕にとって特別な店に変わったのは、夏葉社が出した「上林暁傑作小説集　星を撒いた街」がきっかけだった。
この本を通して上林暁に出会った僕はその小説世界にすっかり参ってしまった。
この本の選者が山本善行さんだった。
その後すぐ、善行堂に行って上林暁の「白い屋形船」という本を買った。
その時に善行さんが「上林、お好きですか？」と話しかけてくださったのが言葉を交わした最初で、その後、誕生日に善行さんから上林の本とポストカードをいきなり渡されるというサプライズ（前日に友人が善行さんにお願いしてくれていた）を経て、段々距離を近づけていったのだった。
当たり前だが、善行さんは僕が勝手にイメージしていたような人では全くなかった。
気さくで、話好きで、優しかった。
気さくで、話好き過ぎて、行ってもなかなか本棚を見れない時さえある。
僕は嫌なことがあった時や疲れた時、善行堂へ行くようになった。
お店にはいるとまっすぐ善行さんのところへ行けるようになった。
善行さんと喋ると不思議と気が楽になる。

こういう場所が一つあるだけで、その街が好きになる。

善行堂はそんな場所だ。

善行さんとは今では各地のイベントに御一緒するまでになり、一緒にお酒を飲んだり、カラオケにも行くようになった。
出会いというのは不思議だ。

そして、この出会いがいくつもの出会いに繋がっていくのだった。

2017年8月29日（火）ザムザ阿佐ヶ谷　(東京)

『世田谷ピンポンズデビュー5周年記念公演　都会、なんて夢ばかり』

開場18：00
開演19：30

前売￥2800（D込）
当日￥3000（D込）

■チケットについて■

◎前売チケット
こちらのチケットは品品堂HP（ http://setapon.theshop.jp/ ）から通販でご購入していただけます。
料金はドリンク代込みの￥2800です。
五周年記念特製紙チケットを送らせていただきます。
※こちらはサイトでチケットを御購入（前払い）していただく形となっております。

◎5周年記念Tシャツ付き前売チケット
こちらのチケットも品品堂HP（ http://setapon.theshop.jp/ ）から通販でご購入していただけます。
こちらのチケットは五周年記念Tシャツと特製紙チケットのセットです。
Tシャツとチケットのセットで￥4300です。
※こちらはサイトでチケットを御購入（前払い）していただく形となっております。

◎置きチケット
上記のような特別チケット以外にも、メールにてお名前を承り、入場の際に確認するだけの方法もあります。（値段は前売と同じです。）
setagayapingpongz7@gmail.com （こちらにお名前と枚数をお願いします)
※置きチケットのお客様は当日、会場でのお支払いとなり、前売料金での御予約となります。ご了承ください。
※学生の方は入り口で学生証提示で￥200キャッシュバックもあります。

■五周年記念グッズ販売予定■
五周年記念グッズを何種類か製作中です。
バッグ、Tシャツ、記念パンフレットなどを予定しています。

■その他、どしどし情報も追加していきます■
最新情報はHPやツイッターで随時、更新していきますのでチェックをよろしくお願いします。