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京都ライター塾8期_レポート③_企画の立て方編

こんにちは。アラフィフライター瀬田かおるです。

いまほど、”アラフィフライター” などと名乗ったけれど、実績のとぼしい私など、活躍している先輩ライターさんと同じ、”ライター” のステージには立てていない。

そう自覚しているから、「ちゃんと、書けるライターになりたい」と思って参加した、江角悠子さん主催の『京都ライター塾』。

全6回のこの講座も、3回目を迎えて折り返し地点に突入しました。

第1回目の講義では、どんなライターになりたいか。

第2回目の講義では、インタビュー原稿について学びました。

本記事では、第2回講座の課題フィードバックと「企画の立て方」について学んだ、第3回講座のレポートをお伝えします。

レポートの前に

まず本題に入る前に、この記事の道順をお伝えします。

Q:誰に向けて書いているのか
A:初めて、自分から仕事を取りにいこうと思っているライターさん向け

Q:読者にどうなってほしいのか
A:スモールステップでもいいので行動を起こしてもらいたい

ずばり、ターゲットは私です^_^;
けれど、同じ状況にいるライターさんにも参考にしていただけるはず!

ライター活動を始めたけれど、イマイチ稼げていないとお悩みの人。
仕事を ”待っている” ライターから、 ”取りにいく” ライターになりたい人。

そのヒントがこの記事に隠されているかもしれません(笑)。

楽しみにしていた、課題へのフィードバック

考えてみるととても贅沢なことなのだけど、”自分の文章に朱入れをしてもらいたい” 。ずっとそう思っていました。なので、この京都ライター塾は、フィードバックをしていただけるとのことなので、楽しみにしていました。

第2回講座で学んだことを受け、「ハマっているもの」についてと、「好きなお店の紹介」の記事を執筆するという課題へのフィードバック。

そのまえに、江角先生から注意事項が……。それは、

朱入れは「否定」ではなく「提案」です。添削する側も嫌われたくない。でも良い文章にしたいという想いから提案しているのです。愛がないとできないことです。

江角先生から。「文章を添削する」ことについて

その後、塾生たちの課題についてフィードバックを受けました。

「ハマっているもの」について、私はアロマキャンドルのことを書いたのですが、それについての朱入れの1つがこれです。

《わたし》
「小さなお子さんがいても安心して使用することができます」

《先生》
「小さなお子さんがいても、やけどの心配をすることなく安心して使用することができます」

私の課題へのフィードバック

”やけどの心配をすることなく” の一文を江角先生に入れていただいたことで、「何が」安心なのか、読者に想像する手間をかけさせない文章になっていたのです。

他にも何カ所か朱入れがあったのだけど、たったひと言付け加えるだけで、もしくは削るだけで、とても引き締まった文章になっていたのが驚きでした。

良い文章にするため、何度も読み返してみたけれど気にも留めなかった部分でした。

やっぱり、朱入れってありがたい。
けれども、江角先生が生徒8人分の課題を読み、何が言いたいのか理解しながら朱入れする作業は根気のいる作業なはず。

それでもやっていただけたのは、私たちの文章を良いものにしてあげたい!という ”愛” があるからこそなのですよね。

書くときに、気をつけること。

ここで、今回の課題へのフィードバックと第3回目の講座から、商業ライティングのお仕事において書くときに気をつけることを忘れないようメモしておくことにします。

①分解して分析する
②客観的な文章にする
③「誰にどうなってほしい」記事にするのか決めてから執筆開始
④スッと腹落ちできる文章にする
➄邪魔な文章はないか

解説
こんなふうに書きたいと思う記事がどんなふうに書かれているのか分解して分析し、真似して書く(①)。自分の思いを込めすぎず、俯瞰した文章に(②)。そして記事は誰が読み、ゴールはなんなのかをハッキリさせて書き始め(③)、「これってどういう意味だろう?」と読者に考えさせることのないよう心掛ける(④)。書き終えたら、同じような言い回しをしていて、無くてもいい言葉がないか推敲する(➄)。

課題をするにあたって私が苦戦したのは「客観的な文章を書く」ということ。つい読者のことを忘れちゃっていました。なので、一度出した課題をボツにして、再提出したのでした^_^;

「文章は作品ではなく、読者のためのもの」
「商品紹介記事が書けるようになると他のどんな記事も書けるようになる」

客観的な文章を書くということ

という江角先生のお話に、気合いを入れ直しました。

企画の立て方

第3回講座の本題、企画の立て方では江角先生からこんなお話しがありました。

企画を立て、それが通るようになると「仕事がなくなったらどうしよう」という不安がなくなる。

企画提案のできるライターになる

このスキルが身につけば、自分の書きたいことを、書きたい媒体で書いてお金をいただくライターになれるのだと思うと、さらに気合いが入りました。

こんなふうにして企画を立ててみよう

「記事を書きたい」と言っている人に「どんなところで書いてみたいの?」と尋ねると「それはまだ見つかっていないです」と答える人が多いとのこと。

これ私のことだ^_^;
いままでどんなところで書いてみたいかなど考えたことありませんでした。

そこで考えてみました。

まず私がもっとも書きたいのは「本の紹介記事」
それをどんな媒体で書きたいのかをリサーチしました。

ありました、ありました!
こちらです!

※「デジスタイル京都」さん
https://www.digistyle-kyoto.com/magazine_tag/%e6%9c%ac

※「folk【フォーク】」さん
https://folk-media.com/search?q=%E8%AA%AD%E6%9B%B8

※「evenif【イーヴンイフ】」さん
https://even-if.jp/

瀬田かおるの「書きたい媒体先さま」

実は、私なりの切り口も考えているので、企画を立て、準備でき次第応募させていただきます!
(どうか企画が通りますように……)


もし、書きたいものが見つからない場合は、こんな方法も。

1.読者が読みたいもの、知りたいこと
2.自分だからこそ書けるテーマ・書きたいこと
3.媒体でまだ書かれていないこと

自分だからこそ書ける企画を見つけるワーク

この3つが重なるところが、自分にしか書けない記事=企画になるのです。

さらに、ここで見つけた企画ネタをもっとおいしくさせるために、江角先生からこんなお話しが。

切り口が重要。なので、ひとつのテーマを掘り下げてみる

企画の深め方

例えば「漬物」をテーマにした企画の場合、漬け方について書くのか、日本にある漬物について書くのか、美味しいお店について書くのかで、同じ漬物の記事でも視点の違う内容となりますよね。

そこに、自分だからこその視点で企画を立てれば、独自性が出せるわけです。

私が書きたい本の紹介など、すでに多くの先輩ライターさんがステキな記事を書いていらっしゃる。

なので、私だからこそ書ける本の紹介記事とは何だろうか?を考えねば、キラッと光る企画にはならない、と言うわけです。

第3回講座の課題

自分が書いてみたい媒体をリサーチする。つぎに「自分だからこそ書ける企画を見つけるワーク」で、自分にしか書けない企画を考え、書いてみたい媒体に合うよう切り口を変えてみて、独自性のある企画にする。

このようにして学んだ企画の立て方を実践すべく、江角先生にインタビューすることを前提にした企画を立てるのが、第3回講座の課題。

そして、その企画をもとに、第4回の講座でインタビューについて学んだ後は、実際に江角先生にインタビューするのです。

座学→課題→フィードバック→実践

さらには、このレポートを「書く」ために講座を振りかえることで、復習と実践を兼ねるので吸収率がいい!

ちなみに、毎回のレポートは、マインドマップ(マインドマイスター愛用)で構成を立ててから執筆に入っています。

頭の中がごちゃつかないのでおすすめです。

もう一つの課題、江角先生へのインタビュー企画についても、閃きました!
これに私なりの切り口で、独自性のある企画にすべく、もうひと手間かけることにします。

つづく……。


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