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「京都ライター塾8期」はじまる! ①

じつは私、「ライター」と名乗ることにずっと引け目を感じています。
 
文章を書くことによって対価を得ていれば、それは“仕事”になるわけで「ライター」と言ってしまっても良いのだと思うけれど、上には上がいる。

そんな人から見たら私など「ライター」なんて名乗るな! と思うのではないだろうか。
 
そんなふうに、ウジウジしていたのが災いし、私のライター活動は低空飛行中です。
 
イカン、イカン。
 
そう思った私は、初心に返り(そもそも“初心”から抜け出せた時はないのだけど笑)、「書くこと」にイチから、じっくりと、向き合ってみよう! という思いに至りました。
 
そして参加したのが、江角悠子さん主催の「京都ライター塾」
 
じつは江角さんとは初対面ではありません。ライターの「ラ」の字すら口に出すのははばかれるとき。何も活動はしていないけれど、それでも自己流で発信を始めた頃、江角さん主催のライターの集まりに参加したことがあります。
 
ライターとしての名刺すら持ち合わせていない私だったので、気後れしてしまい、江角さんとはほとんどお話しすることができないまま帰ってきてしまいました。
 
なので、京都ライター塾のことを知ったときは、江角さんが主催されるライター講座ならばと、安心して参加手続きを済ませました。
 
そして、2023年のスタートとともに開講された「京都ライター塾」。

江角悠子さんと「京都ライター塾」についてはこちらをご覧下さい。

 
この記事では、その第1回目のレポートとして、自分自身、講座内容を振り返りながら、先生の教えから私が何を思ったのかを交えながらお伝えしたいと思います。 
 

「京都ライター塾」が他のそれとは違うところ


これって、京都ライター塾の最大の特徴だなと私が思ったことがあります。
 
それは学びを深める前に「どんなライターになりたいのか」を考えさせるところです。
 
✓収入源を増やしたい
✓在宅で仕事のできる能力をつけたい
 
恥ずかしながら、こういった考えでライターの世界に踏み出した私は、「どんなライターになりたいのか」などとは考えたこともありませんでした。
 
けれど、ライターとしての軸がなければ今後の活動にほころびが出てしまうかもしれません。
 
江角先生はそのことを講座がはじまる前から、私たち生徒に投げかけてくれたのです。
 
その作業をするために江角先生からステキなギフトが届きました。ワクワクしながら箱を開けると入っていたのはこれらのものです。
 
①自己分析ノート
②手帳ノート
③焼き菓子
④紅茶ティーパック
 
開けた瞬間のトキメキと言ったら……!! 嬉しかったな~。
 
そして、この中にある①は、じぶんジカンさんの商品。やりたいことを見つけるためのたくさんの質問が込められた素敵なノートです。
 
授業中にワークの時間があるので、その時に書けば良いのですが、私は待ちきれずに早々に書き終えました。
 
そして出てきた答え。私はどんなライターになりたいのか。
 
それは、「人生後半の人が活き活きと生きていくために必要な情報を届けたい」
 
そして、書くことを通して私自身、どんな人生を送りたいのか。についても、見えてきたのです。
 
その答えがこれです。
 
「やわらかく、芯のある、人生を送る」
 
しっかりとした軸を持ちながらも、柔軟な考えで心やわらかな年の重ね方をしたい。
 
この言葉が浮かんできたとき、とてもしっくりと腹落ちしました。
 
けれど、ライター活動をしていくと色々な経験し、もしかしたらこの想いが変わるかもしれません。

けれど、いまはこの想いを軸にして、京都ライター塾で学び、学んだことを行動に移して、ちゃんと稼げるライターになりたい。
 
そんな軸を持って、京都ライター塾、第一回講座にのぞみました。

「書ける」は武器になる


これは先生の言葉。とても心強い!
 
そして先生の執筆された場について生徒たちに共有されました。

「えっ! そんな大手のところでも!」
「わぁ! 私もここで書かせてもらえたら!」と

画面のこちら側で、ほんのちょっと先に待つ、ライターの私になった気分で妄想が膨らみました。
 
なかでも、取材ライターが足りていないという現実。

先生のところには常に「誰かいいライターさん、いませんか?」という問い合わせがあるとのこと。
 
また、各企業では、自社のコンテンツ制作や各SNSにおいて「書ける人」を求めているとか。
 
需要はかなりあることが分かりました。

けれど求められているのは、ただ「書く人」ではない。
依頼者の望みと読者が欲しい情報を「きちんと書ける人」が求められているのは、当然のこと。
 
その力をつけたい! 「きちんと書ける人」になりたい。先生のお話を聞きながらなぜかワクワクしてきたのです。 

発信の大切さ。けれど私の書いたことに興味などあるのだろうか問題

 
書くことを武器にできたときの活躍の場についてのお話しから、自分はどんなライターになりたいのか? について講義は進みました。
 
そこで先ほど登場した、自己分析ノートを使ったワークの時間に移ります。
 
ブレイクアウトルームに分かれ、書いた内容について参加者の方々のお話しを聞く時間。共通点が見つかったり、違った視点をもらえたりと有意義な時間が流れました。
 
つぎに先生が話されたのは、発信するときに多くの人がぶち当たる壁について。
 
それは「私の書いたことに誰が興味を示すんだろう」ということ。
 
著名人でもない私たちが書いて発信したとしても、読まれることはないのが現実です。

じゃぁ、なぜ発信することが大事なのか? そこにどんな意味があるのか? 先生はこう話して下さいました。

『自分がどう想ったか。その気持ちは自分だけのもの。それに感情に不正解はないです。それらは、今の私だからこそ書けること、なのです』

江角先生のことば

そうですよね。人の想いというのは、人の数ほどあって、誰一人として同じ想いはありません。

そして、その時の自分がどう想ったのかすらも、“その時”の自分にしか想えなかったこと。生もの、なんですよね。
 
そう考えたら、著名人であろうと、そうでなかろうと、良いじゃないかと思えてきました。
 
つぎに大切になってくるのは、継続するということ。
 
発信を始めた頃は、先に書いたように自分の書いたものは誰も読んでくれません。けれど、発信を続けることによってだんだんと認知してくれる人が増えてきます。

たとえば私事で恐縮ですが、twitterで発信を始めた頃は誰も“いいね”を押してくれませんでした。
 
しかし、発信軸である「アラフィフ」「本」のことを発信しつづけたことで、今では、瀬田かおるといえば本が好きな人、と認知されつつあります。…と、思っています(笑)。
 
けれど、継続って難しいんですよね。何においても。
 
そのことについて、先生はとてもステキな言葉を仰ったのです。

「うまく書けないという権利すらない、私には。だって努力していないから」

江角先生のことば

これは、先生が憧れる“あの人”のように書けないと落ち込んでいたときに思ったことだそうです。

そもそも、”あの人”ほど自分は努力していないじゃないかと気づいたそうで、うまく書けないと言っている場合ではないと。
 
twitterは毎朝発信していますが、noteでの発信は滞っている私。大いに反省です。
先生のこの言葉を教訓にして発信し続けなければ、です。 

第1回目の講座を終えて


ライターとしての軸を考えさせ、ライターの現状を伝え(具体的な数字も)てくれる江角先生の京都ライター塾。
 
ワクワク感とシャキッと感を交互に味わいながら、3時間の講義が終了しました。
 
全6回のこの講座。終わる頃には春真っ盛り。どんなライターになっているのか、そしてちゃんと稼げるライターになっているのか。
 
ちゃんと成果を出したい。いや、出してみせる! と、アラフィフの私の心は良い意味でザワザワしてきました。
 
今後も各講座終了後に、レポートをお伝えしますので、お楽しみに。
 
 
おわり

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