見出し画像

京都ライター塾8期_レポート②_インタビュー原稿の書き方編

こんにちは。アラフィフライター瀬田かおるです。

まったくの未経験から「書くこと」の面白さに目覚めたのが、40際半ば。

これまで、電子書籍の出版ebookライター活動本の紹介記事執筆など、書いてお金をいただく活動をしてきました。

そしていま、わたしには挑戦したいことがあります。

それが「取材して、書く」ということ。

けれど、いきなり誰かに取材して読者のための記事を書くのはこわい~。
との思いで参加した、江角悠子さん主催の「京都ライター塾」。

第1回目の講座のレポートは前回お伝えしております。

この記事では第2回目のレポートをお送りします。学んだのは、インタビュー原稿の書き方。

江角さんは、WEB記事や雑誌などで多くの取材記事を執筆されています。
その江角さんが、日頃どんなことに意識を向けてインタビューしているのか、また取材記事を書くときに注意すべきこととはなんだろうと、お話しを聞くことが楽しみでした。

また今回も京都ライター塾ならではだな~と感じたことがあったので、そのことも触れております。

ではさっそく、京都ライター塾、第2回目を振り返ってお伝えします!

インタビュー原稿が「書ける」は応用がきく

「取材して、書く」ことに挑戦したい私に、江角先生のこの言葉がやる気度を高めてくれました。

インタビュー原稿が書ければ応用がきく

取材して聞いた話(素材)を、どう調理(構成)すれば読者が欲しい情報になるか。これをひたすら考えて記事を書く作業は、インタビュー記事だけの作業ではないのです。

例えば、自分の本を書くときに、あえてお願いして自分にインタビューしてもらい、その音源を元に本の原稿を書く著者さんがいるとのこと。

そうすることで、自分視点ではなく、第三者の視点で自分のことを見てもらうことができるからとのこと。

もしかしたら、自分では気づいていなかった自分のことを、引き出してもらえるかも知れないのです。

インタビューする力と、それを記事にする力が、ますます欲しくなってきました!

いいインタビュー原稿って?

紙媒体にしろ、WEB媒体にしろ、私たちが日頃目にする記事は「誰かが、誰かに、聞いて、まとめて、書いた」ものがほとんどです。

そのたくさんの記事の中でも、私たちには投げ出すことなく最後まで読んでしまう記事ってありますよね。

それはどんな記事かというと、「自分が知りたかったことが書かれている」や、「自分が思っていたことを文章にしてくれている」からだと思います。

そのことを江角さんはこのようにおっしゃっていました。

いいインタビュー原稿とは、美しくなくていい。上手くなくていい。
言いたいことが伝わっているかどうか。
大切なのは「分かりやすさ」

それからもうひとつ。

大事なのは「締めの言葉」

そう話してくれた江角さん。

記事の落としどころはなんなのか。書き手として、その記事で読者に何を伝えたかったのか。

それが表現できるのが、記事の「締めの言葉」とのこと。

そんなこと意識せず記事を読んでいましたが、素敵な締めの言葉によって、私たちはスッキリとした読後感を味わえているのかもしれません。

理想の原稿を書くために

取材が終わり、次はいよいよ記事の執筆です。
聞いてきたお話し(素材)を、調理して(構成)良い記事に仕上げなくてはいけません。

しかし、素材を組み立てて構成したものからいきなり書いても良い記事にはならないのですね。何をしたら理想の原稿になるのか、必要な作業について江角さんは教えてくれました。

※記事の掲載先の過去記事を読み込み、良いなと思う記事をピックアップ
※ピックアップした記事を分解する
※分解した原稿の真似をして記事を書く

記事掲載先の特色のようなものを掴むため、過去記事はどんな構成になっているのかを分解する。そうすることで、掲載先の雰囲気にそった記事=理想の原稿が書けるとのこと。

このお話を聞きながら、これから習慣にしようと思ったのがこの2つです。

・自分が好きだなと思う記事を徹底的に分解してみる
・好きな言葉、好きな文章をノートに書き出す(今までもやっていたので継続していく)

世の中にはたくさんの素敵な記事が無料で読めるのだから、それらのお手本を利用しない手はありません。ボーッと読むだけなのは、ヤメにします。

ワークの時間

今回も、自己分析ノートを使ったワークの時間がありました。

ブレイクアウトルームに分かれ、1対1で書いたことをシェアする時間。
毎回違う方とご一緒するので、楽しみな時間です。

このワークで相手の方のお話しを聞くと、似たような考えの方もいるし、正反対の考え方をする人もいて刺激を受けます。

そして、私の話を真剣に聞いて下さるのがとても嬉しくて。話したことをちゃんと覚えていてくれるし、それに対して思ったことをシェアしてくれるから、気づきもあっていい時間なのです。

京都ライター塾ならではだなと思ったところ

江角先生のお話を聞いていると、この感情がわいてきました。

「書きたい!」
「書くのって楽しい!」

たとえば、取材ライターに挑戦したい私に「取材ライターが足りていない」という江角さんの言葉にやる気が湧いてきたり、江角さんだけでなく、塾生の方々の雰囲気から、とても柔らかい空気感を感じるのです。

だからでしょうか。講義を聞いていると書きたい欲求がでてくる自分に気づきました。

そんなところも、京都ライター塾ならでは、だなぁと、思います。

第2回目の講座を終えて

講義のあとには課題が出されるのですが、今回は少し多め。
講義中にワークで書いた「お店の紹介記事」と「講座レポート」そして「自分がいまハマっていることについて」の原稿を書くというもの。

課題に対して江角さんからレクチャーいただけるとのことなので、楽しみです。

このレポートも、書くことの練習になっているし、書くために講義への集中度も高まります。

まずは、身近な人にお願いしてインタビューをさせてもらおうかなと思っています。実践あるのみ!ですから(笑)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?