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せっかくだし前向いてこうか!  山本晃平

この記事は2018年5月30日に投稿されたものです。
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こんにちは、学生メンバーの山本晃平です。
これまで一年半、ずっとCMSPを続け、今回の夏もCMSPで新たな挑戦に挑みます。
もともと前向きだった僕だけど、この場所でより深く、前向きに生きていくことっていいなって思えてます。

ということで、
ここでは僕と広田&SETにい続ける理由と、わかっちゃいたけど人生案外悪くないってことが伝えられたらなって思ってます!

【そんな僕も好きだったけどもね!】


僕はSETに出会うまで、人生に迷ったりすることはあまりありませんでした。

基本的に自己主張より人からの評価をベースに決断して、
できなかったように言い訳もちゃっかり用意していて、
ありのままから少し背伸びした、いわゆる八方美人でした。

で、なんだかうまくいってました。
だから、どこかある虚無感を「気づくな気づくな」と必死に封じ込めていたのを覚えています。

そんなこといいつつ、その時の自分はちゃんと好きだったんですけどね。笑


【でも気づいちまったこの気持ち!】


ところが、とんでもない世界があるもんですねえ。
大学一年生の時でした。

「こーへーはどうありたい?」

「背伸びしなくていいよ、ありのままでいこう!」

「人に正解求めないで、自分の心に問おうぜ」

たっはーー。
なんとも刺さる痛烈な一言一言。
でも、そこにいる人たちはみんなキラキラして見えました。ありのままで自分のどまんなかで生きてるように見えました。
なんや、こいつらみんなかっこいいな。

自分もそうなりたいな。

あ、今自分もそうなりたいって言ったな。

うはーこの気持ちにもう言い訳も嘘もできないぞーーー。

しかも驚いたのが町の人に対して。
初めて広田に来て、人への想いという超強力な力を知った僕たちが、
○○さん○○さんといって喜んでいる。○○さんに対して想いを馳せて豊かに泣いている。

感情が、激しい自己主張でなくその場に溶け込んでいる。

そんでもって○○さんは、きっと僕らがいなけりゃただのおじいさんって自分を思っていたはず。
でも、僕らが来たことで、
ただ公民館に来たり、帰り際に「いってらっしゃいまた来てね」というだけで僕らの感動の渦を巻き起こすヒーローになっている。そして一緒になって泣いて笑ってる。

ああ、なんかいいな、

こうやって大人数に埋もれないで、

ちゃんと全員にスポットライトの当たる空間って。

ここならみんな、ありのままなのにスーパースターだよ。。。


【だから僕はここにいる!】


というわけで、
人口減少だの少子高齢化だの世間は悲観している日本社会、その縮図広田町。
でもこんなにまで素敵で、町民一人一人が主人公になっている社会が少しづつ実現しているんですね。

ゆとりだの、さとりだの言われている僕ら世代。
でもこんなにまで人の想いが原動力になり心豊かに生きることを望む若者もいるわけですよ。

なんだかピンチと言われる日本社会、でもよく見てみると案外悪くないしポジティブなんじゃ?
その可能性が詰まってるのが、広田町&SET――

話が僕の人生から日本社会に飛んだけど、意外と多いんじゃないかな。
ちょいと前の僕みたく、どこかに諦めを抱えながら生きている人。人の評価ばっか気にしちゃう人。
そんなことわかってるから、そういう自分に蓋をして頑張れちゃう人。

それはそれでOK!
でもね、こんなにまでありのままで前向きに生きられる場所もあるもんですよ。
自分の人生、せっかくだから前向いてたい!

だから僕はここにいるんです!

【私のベスト広田ピクチャー】

中沢浜に住む大好きなおじさま。りょーいちさんとのベストショット。
大親友と言ってくれます。笑

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