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サマーウォーズのOZの造形


note を初めて一ヶ月ほど。

この世界には興味深い記事がたくさんある。
中でも、圧倒的な情報量と構成力で
「これが無料で読めていいのか」と感動した記事がこちらだ。


3DCGに関わる様々な展示を購入したり鑑賞できる『バーチャルマーケット』なるものがあったらしい。
通称『Vケット』。

それのレビューの記事なのだが、
とにかく情報量と専門性の高さがすごい…

この記事を書いている方が何をしている人なのかまったく知らないが、無料公開して下さっている事に心から感謝した。

めっっっっちゃ面白い。

ネオ渋谷の構造解剖から始まり、
過去の渋谷の構造計画から読みとれる「今は存在しない渋谷」を3DCGでの再現しているという解釈。
アンビルトのビルトという言葉に、興奮がさめない。

「あったかもしれない渋谷を、VR空間で再構成する」なんて…
マトリックスまんま。
近未来SFがもう目の前にあるという事実を まざまざと突きつけられ、仕事中に頭を抱えた。

この世界、すごいぞ…

(もっとすごいのは、これをオリジナルで解釈し、見事に文章としてまとめている執筆者だぞ…)



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また、記事中で触れられている「ドーナツ型積層プラン」なんて

もうOZやん…!
まじサマーウォーズの世界やん…!

あのOZのビジュアルも、ただ見た目がカッコいいとかでなく実は現実味があって、負荷やアバター側の処理などが考えられているとしたら…

なんて浅はかな人間だったんだ自分は…。
職場でぽちぽちパソコン叩いてる場合か…。
ヨロシクお願いしまぁスじゃねーよ…。
もっと考えて生きろよ…。


と、私は良いものを見ると自分を叩く傾向があるのだが、この記事はとてもポジティブに3DCGの世界を考察している。

バーチャル空間において回遊性(負荷などの他の要因もあるが)を求めると帰結として現実空間に類似したようなプランになっていく。それはまだ人間が現実空間の磁場に引っ張られているということで、現実と違って移動の前提すら変えうるバーチャル空間ではどのような空間構成の文法が出てくるのか (記事中の文章を引用)


素晴らしい。
こんなワクワクする未来があったんか。

バーチャル空間では、移動の前提が違う…
それってFFのノクトみたいにシュンッて移動できちゃうって事やんな…


夢〜dream〜ーーーーーーー!!!

こんな素晴らしい記事が無料で読めるnote 。
初めてよかった、ありがとうございます!


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