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誰かと花を買うということ

何が好きですか?

と聞かれて私がすぐに答えられるのは花だな、と思う。

お花=可愛い、みんな好きというのは、流行り廃りなく花柄の洋服や小物が売っているのを見れば明らかだけれども、私はよく花屋に行って花を買う。生花が家にあるだけで、エネルギーが溢れると思っているからだ。

先日、自分の人生の中でかなりMAXにしんどいことがあり、自分を元気付けるために花屋に行った。

お気に入りの花屋さんはいくつかあるけれども、その中で一番好きなのは名古屋市昭和区のmarimoenさん。花の状態もいいし、何よりセンスがいい。オシャレだ。

その日は初めて主人と一緒に訪れて、彼にも花を選んでもらった。

青の紫陽花、黄色のスプレーバラ。

明らかな反対色の組み合わせに、「私だったら絶対選ばない…」と言いつつ、自分が入れて欲しいピンクのデルフィニウムと一緒に束ねてもらった。お姉さんも、いい色合わせだと思いますよ〜と言いながら器用に形を作っていく。

「青と黄色は反対ですけど、星の王子さまみたいで可愛いですよ」

と教えてくれた。横から白の芍薬が顔を出しているのも可愛い。黄色があるお陰で青が引き立って、元気のでる組み合わせだなと思った。

自分では「絶対に」選ばない色合わせ・組合わせだけど、目の前にしてみるとすごく好きになる経験だった。自分の好きなものだけを選ぶ花束とは違うけど、新しいものを好きになる感覚が嬉しかった。

ちなみに結構ボリュームのある花束だけど、3200円。しかも旦那さんが出してくれた。元気だそ、って。嬉しい。marimoenさん応援しているので、是非行ってみてください。

今はリビングに飾って、目にするたびに星の王子さまだなって思って癒されています。


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