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リテールテックハッカソンでのプロダクト製作と刺激を受けた作品達

こんにちは! 大阪出身で、現在は香川県の高松市に住んでるyoyo(よよ)と申します。

6/10に開催されましたリテールテックハッカソン with #chatGPTというオンラインイベントに参加してきましたので共有します

たった一日でアイデア出しから、実装、出来たものを発表しお互いの作品を共有しあうイベントです。どのようなプロダクトを作るかは当日発表され、めちゃめちゃ瞬発力が求められます!

今回は、”休日の買い物が楽しくなるようなプロダクト”というテーマが当日発表され、皆、自由なアイデアで想い想いのプロダクトを作り、それぞれの想いが共有されたとても楽しいイベントでした。そのとき感じたことや気づきを簡単にですが振り返り、まとめてておきたいと思います。

アイデアソンでのテーマ決め

参加するまでプロダクトのアイデアって一人で決めるものとばかり思っていたのですが、アイデアソンというのがあってみんなでアイデアを出し合う感じで決めてとても刺激的でした①最近余暇で買ったものをみんな想い想いどんどん書き出す。②学生時代に好きだったものをみんなどんどん書き出す。①と②を列内でシャッフルし、横通しになったのものの共通点を抜き出し、その共通点からプロダクトのアイデアを練りだすという感じでした。

私はでサッポロ一番塩ラーメンを挙げたのですが、他の誰かが、①でエステ10万円分というのを挙げ、そこからまた他の誰かがエステに行ったから0kcalという共通点を抜き出し、①と②が組み合わさって、さらにそのまただれかがプロダクトのアイデアとして、”エステの日だけやたら高カロリーなレシピを提案してくれるBot”を思いつく。たくさんの人が意見を出し合うことで、非常に面白いアイデアが生み出されていく過程がとても刺激的でした。こういうのって仕事だとなかなか生まれないから本当に貴重な経験だったなと感じました。

そんな中で私も、①財布、②エンタの神様を掛け合わせた、”支払いのときに財布に問い合わせてOKならボケて楽しい気分にさせてくれる財布、ダメなら駄々をこねる財布。”を出しました。

出来るか不安だったけど、まずは一旦、このアイデアで作品作ります宣言をして、実装することにしました。

企画がブレてめちゃくちゃ困った

実際に実装し始めると色々な壁にぶち当たりました。アイデアソンで決めた企画ですが、ChatGPTでさっそくテストしてみたら、早々にこれはダメだというのに気づきましたChatGPTのボケが全然面白くない。なんでここまで面白くないんだろう。突っ込みにしたらどうか。試してみましたがこれも全然ダメ。なんか違う感がありました。

文面そのものも全然面白くないですが、そうです。漫才というのは語り手の間がすごく大事。それがChatGPTだけだとうまく出せないと判断しました。

途中で気づいてこれは方向転換せねばやばいって思いました。
それじゃあ財布にフォーカスして楽しい気分にさせてくれる財布だったらどうだろう?

休日の朝一にサーボで呼び込み君の音楽を鳴らしてくれる財布。とめるときは超音波センサの前に手をかざす。。

ビジュアルは悪くないけど、買い物を促すだけで、買い物そのものが楽しくなるかどうかはちょっと微妙。。どうしよう。これだって思えない。手が動かない。時間がどんどん経っていく。

エントリー締め切りの一時間くらい前。そもそも買い物ってどうしたら楽しくなるかなってもう一度想像を膨らませました。そういえば!。買い物するとき、私一人で行くことおおいけど、昔は結構、友人と買い物行ってたな。買い物のとき話し相手に相談できたら楽しかったなって、ふと思い出しました。買い物で相談相手がいること!私だけでなく、これはきっと休日の買い物体験を楽しくするんじゃないかなって思いました。プロダクトとして作品化するにあたって学生時代にめっちゃハマってた時代劇での仕事人(仕分け人)中村主水にしたら自分の好きも取り入れた作品として残せそう。今ならChatGPTがあるから出来るかも。試してみたらいけそうってなったので、これだって思って、めちゃめちゃ急いで実装し始めました。

紆余曲折を経て出来上がった私の作品

『必殺買い物仕分け人』
買い物のとき、誰か相談相手がいたら、休日の買い物もちょっぴり楽しくなるかも。。これって健康的に大丈夫かな?、これって値段的に大丈夫かな?。。買い物かごにいれるときにLINEで相談したら、中村主水のLINEアイコンの仕分け人と称したChatGPTが購入可否を判断して、判断理由とともに教えてくれるといったプロダクトです。私が高校時代、仕事人に夢中になっていた時期があり、私の好き要素を取り入れることが出来た作品となります。

次につなげるために。。

仕分け人っぽくはあるが、中村主水っぽい話し方ではないので、そこはもっと話し方を似せるようにプロンプトの作り込みをした方がより好きな作品になったかなと思いました。(なんとなくかわいかったから残したけど、ダメな時に駄々をこねる要素よりかはもっとゴリゴリに主水っぽいものにした方がよかったかも。。)あと、音楽も動画編集じゃなく、LINE上で音声出せるようにしたかった。

あとはハッカソンまでの事前準備。当日の実装は、日々のスキルの蓄積、鍛錬が発揮できるものだと思うので、日々の鍛錬を怠らないことが重要だと思いました。アイデアだしのところでつまったとき、どうしてもひらめかなかったら、例えば外部ツール(AIひらめきメーカ)の力を借りてみるなどしてさくっと乗り切れる力をつけたいなと思いました。。

自分の作品対して思うところは以上なのですが、最後にハッカソンで出会えた素晴らしい様々な作品を紹介して終わろうと思います。

他の方の参加者の発表でいいなって思った作品

技術の使い方が面白いと思った作品

休日の買い物体験がどうしたら楽しくなるかっていうところで、相談相手がいることっていう考え方は私と同じだなって思いました。でもそれを表現する手段としてChatGPT×スタックちゃんというM5Stackの物理的デバイスを使っている点はとてもいいなって思いました。普通に凄すぎる!そしてこのスタックちゃんめちゃめちゃかわいかったです!スタックちゃんがすごく好きな方で自分の好きをうまく表現出来ていてそれが伝わりとても良かったです!。私も影響されてスタックちゃんが好きになりました!多分私以外にもそう感じた方多かったかもです。。好きの連鎖が起きててとても良いプロダクトだなと思いました。

休日の楽しい買い物体験としてパリピ的ショッピングを提案されていて、その世界がすごくよく表現されていた。口コミを魅力的なコピーに変換するっていうところでChatGPTを使っているのもなるほどって思いました。あと、絵が派手派手にめまぐるしくいろんな色に変わるのですが、すごくパリピ感がでていた。それもChatGPTが色を作っているらしい。それを電光掲示板に映せるというところで、物理デバイスと連携できるというのもすごくいいなって思いました。

アイデアが面白いと思った作品

この作品はちゃんとひろ〇き感が出せていて、すごくいいなって思いました。私の作品だと中村主水感が出せてなかったのですが、この作品ではちゃんとそれが出来ている。あと、休日の買い物体験がどうしたら楽しくなるかってところで、買おうかどうしようか迷うシーンで、えいって背中を押してあげる発想は共感できてすごくいいなって思いました。作り込みもしっかりしていたと思いました。

今回、色々な方のプロダクトを見て、自分の好きをこだわって表現されてい、とても良い刺激になりました。次回は私も”自分の好きな要素”を作品に入れ込むだけでなく、”好き”をもっともっとこだわって作品の中で熱く表現できるようにしたいなと思います。すごく学びの多いイベントでした。参加出来てよかった。有難うございました!


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