こもりあやみ

神戸の記事を書く人。ふだんはTwitterにいます。

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マガジン

  • 神戸を歩くマガジン STAY KOBE

    街と人の絵を描くイラスト作家・こもりあやみが「色々あって神戸に住むのは難しいけど、それでも時間さえあれば神戸を歩きたい」という気持ちで始めたnoteマガジン「STAY KOBE」です。神戸にいる人、神戸にいた人、神戸に行きたいけど行けない人に「今の神戸」をお届けします。(不定期更新)

最近の記事

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はじめましての方へ(プロフィールとポートフォリオ)

ようこそいらっしゃいました。 こもりあやみと申します。Twitterから来られた方のために紹介用のエントリを作りました。 神戸生まれ神戸育ち、この春西宮から神戸に引っ越してきました。  本業のオフィスワークの傍ら「街と人」の絵を描いています。 本業優先のため、お仕事は募集しておりませんが面白そうな企画があれば可能な限り参加させていただきたいです。 ウェブサイトのメールフォームからどうぞ。 こもりあやみのプロフィール 神戸市垂水区生まれ。 下町風情漂う漁港とレトロな洋館

    • TikTok始めましたのお知らせ。

      • こもりあやみ、神戸に引っ越しましたのお知らせ。

        突然ですがタイトルのとおりです。 わたくし、神戸市民になりました。 noteマガジン「STAY KOBE」を始めた時は西宮在住で、いろいろあってしばらく神戸には引っ越せないだろうと思ってました。 ところが、ここ数ヵ月で自分を取り巻く状況がガラッと変わり。 ん? 神戸、今なら引っ越せるのでは? どうする? 住んでみる? という感じで、えいやっと決めました。 とはいっても永住ではなく、2~3年住めたらいいほうかなぁと思います。 今後どこに住むことになるのかは自分にも分か

        • STAY KOBE《30・最終回》おわりに

          いま、喫茶店でこれを書いています。 桜のつぼみが膨らむ3月。 今日は曇り。 風が冷たいけど、光のまばゆさと空気の柔らかさは間違いなく春だと感じさせてくれます。 初めてマガジンの記事を投稿してから一年が過ぎました。 見えないものと、不確かな情報に振り回される毎日。 再開発の波。そして季節の移ろい。 「STAY KOBE」は、ひとことで言えば「転換していく神戸の記録」でした。 初めからこうなることを意図したわけではないのです。気付けば街並みがあっちこっちで変わってたという

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        • 神戸を歩くマガジン STAY KOBE
          30本

        記事

          STAY KOBE《29》桜満開の有馬温泉

          無料マガジン連載「STAY KOBE」、皆様の応援のおかげで29回も続けることができました。 次回の「おわりに」を除けば、本編の記事としてりはこれが最終回となります。 ということで。 締めくくりに選んだのはこの場所でした。 有馬温泉! 先々週の土日に行ってきました。 川辺が賑やかなのは理由があって。 ちょうどさくら祭の初日だったんです。 太閤橋にはすでに多くの人がいました。 今年は桜の開花が早く、すでに満開に近い状態。 ちょうどいいタイミングでした。 と、ここで猿ま

          STAY KOBE《29》桜満開の有馬温泉

          STAY KOBE《28》月見山~須磨海浜公園を歩く

          今回は須磨区の東側です。 長い歴史を持つ須磨寺、新旧のお店が並ぶ月見山、そしてリニューアル工事真っ只中の須磨海浜公園。 訪れたのは風のない晴れた冬の日でした。 スタートはJR須磨海浜公園駅。 北側の出口、こんな外観だったんですね。 帆のようなオブジェの小気味いいリズム。 そこから山陽月見山駅までは歩いてすぐ。 住宅地の一角、なんの目印もない道端で帰り際の高校生たちがおしゃべりに花を咲かせます。 騒ぐでもない、ほんとに「談笑」という言葉が似合う微笑ましい風景。 わたしもあ

          STAY KOBE《28》月見山~須磨海浜公園を歩く

          STAY KOBE《27》三宮駅の東側を歩く

          三宮駅の東側。 と聞いて浮かぶものと言えば、まぁ昔のダイエーですよね。今のOPA2、ジュンク堂があるビルです。 でもそれより向こうのことはよく分かってなくて。 JRの高架下に生田川、そして女子サッカー日本代表で有名になった大安亭市場。 聞いたことはあるけど、実際に行ったことはあんまりない場所。 と、いうことで。 うろ覚えのわたしと一緒に「三宮のあのへん」を歩きましょう。 今日はJR三宮駅東口からのスタートです。 高架下を進んでいきます。パチスロ店や昔ながらの焼肉店が並ぶ

          STAY KOBE《27》三宮駅の東側を歩く

          STAY KOBE《26》舞子多聞線とビデオ合衆国

          「USV、ついに神戸から消失」 年明け早々に「え?」と目を疑うようなニュースが。 USVとは「ビデオ合衆国」のこと。 またの名を「ビデガ」。 ひとことで言えばTSUTAYAやゲオのようなレンタルビデオ店……なのですが、その立地はかなり限定されていて、神戸や播磨地域の人(あと東海地方)じゃないと通じない超ローカルなチェーン店です。 何かの冗談としか思えないこの看板も時代の流れで少しずつ消えていき、神戸市内で最後に残ったのは垂水区の「USV多聞店」。 そしてその多聞店が1

          STAY KOBE《26》舞子多聞線とビデオ合衆国

          STAY KOBE《25》甲南山手と摂津本山

          神戸市の西側にある垂水区出身のわたしにとって東灘はまだまだ謎の場所。 岡本あたりはカフェや雑貨めぐりで何度か行ったし、御影もいろいろ縁があるのですがそれ以外はほとんど行ったことがありませんでした。 ということで。 今回は神戸の駅としてはもっとも東側にあるJR甲南山手駅周辺を中心に、本山と呼ばれるエリアをぶらぶら歩きます。 スタートはここ、JR甲南山手駅から。 ここで降りるのは実は初めて。 山側を歩くその前に、甲南山手のシンボルを見ておきましょう。 JRの車窓から看板が見

          STAY KOBE《25》甲南山手と摂津本山

          STAY KOBE《24》西代と高速長田を歩く

          今回は長田区の真ん中あたり。 長田区の海側の駒ヶ林方面は第18回をどうぞ。 山陽西代駅からのスタートです。 ここでも鉄道28号がお出迎え。 昼ごはんはこちらの「KOBEたこ焼き 蛸松」さんです。 といっても普通のたこ焼き屋さんというわけではなく。 看板商品で「KOBEソース」というのがあって、神戸市内のソースを独自にブレンドしたものがあるんだそうです。 オリバー・ばら・ブラザーは分かるけど他は初めて見る名前。アサヒ?ニッポン?プリンセス? まだまだ知らないことばかり。

          STAY KOBE《24》西代と高速長田を歩く

          STAY KOBE《23》元町・三宮で本屋めぐり

          神戸は本屋めぐりができる街です。 本屋というと、かつて賑わった海文堂書店のような老舗を思い浮かべる人も多いかもしれませんね。海文堂さんは惜しまれつつ2013年に閉店しました。本屋を取り巻く状況はここ10年で大きく変わっています。 でも新進気鋭のお店もいくつかあるんです。神戸は今も「本の街」。 ということで今回は神戸の中心である元町と三宮の本屋さんをピックアップして紹介します。 すべて駅から徒歩圏内なのでよかったら立ち寄ってみてください。 ①1003「センサン」と読む本屋さん

          STAY KOBE《23》元町・三宮で本屋めぐり

          12月からぼちぼち再開します

          noteの更新が遅れており申し訳ありません。 12月からnoteマガジン「STAY KOBE」を再開します。 次回はいつもと趣向を変えて「○○のお店」にフォーカスした街歩きです。お楽しみに! 私事ですが先日誕生日を迎えまして、たくさんの方に祝っていただきました。ありがとうございました。ヘッダーはその時の写真。 東門街の「神戸鉄板ステーキ いわさき」さん、美味しかったです。

          12月からぼちぼち再開します

          STAY KOBE《22》山麓線を歩く(平野と湊山)

          昔、神戸の一宮神社から八宮神社まで全部訪ねて歩くというトンデモ企画を一人でやったことがあります。 六宮と八宮は同じ敷地にあるから、実質7ヵ所なんですけども。中央区から兵庫区にかけて9kmくらい歩いたかなぁ。 その途中で通りがかった兵庫区の平野界隈が懐かしくなって、残暑の中もっかい散策してきました。 今回は元町駅を降りて相楽園の前からスタートです。 この日の相楽園はイベントで賑わっておりました。 坂道をぐんぐん登って、山麓線にぶつかったところで何やら行列。 飲茶のお店みたい

          STAY KOBE《22》山麓線を歩く(平野と湊山)

          STAY KOBE《21》垂水と舞子の海辺を歩く

          台風が過ぎ去り秋晴れの神戸。 よーし、真夏にできなかったことをするぞ!と思い立ち、JRに乗って垂水に向かいました。 今日はJR垂水駅からの出発です。 今年の春に行った時のいかなごの記事はこちらからどうぞ。 垂水駅すぐの国道2号線。 山側へ振り向くとウエステ垂水が見えます。 クリーム色と淡い緑色の屋根。 ずっと変わらない昔懐かしの釣り道具屋さん。 そのまま西に向かって海岸線を歩いていきます。 海の方に出るとマリンピア神戸へ。アウトレットモールですね。 今日はこのまま横

          STAY KOBE《21》垂水と舞子の海辺を歩く

          STAY KOBE《20》水道筋商店街を歩く

          やってきました水道筋。 阪急王子公園駅から歩いてすぐのところから始まる商店街が今回のメインです。 神戸市商店街連合会のホームページによれば、大正15年、千苅(せんがり)水源から兵庫までの送水菅を引いた上に店舗が集まったのが水道筋商店街の由来なんだそうです。 水道管が通る筋。 意味としてはそのままでも、第9回で神戸の水流を学んだ後だとやっぱり「水」というのは人の営みに欠かせないものなんだなーと思えてきます。 さていきなりですが。 「STAY KOBE」を読んでくださってる

          STAY KOBE《20》水道筋商店街を歩く

          STAY KOBE《19》生まれ変わる西神中央

          西神ニュータウンの街開きから今年でちょうど40年だそうです。 多摩ニュータウンが50年、千里ニュータウンで60年らしいので、昭和期に開発された街の中では新しい方なんですが、それでもなんだか感慨深いと思えるのはわたしが旧第三学区で育ったからでしょうか。 ニュータウンについて書こうとすると、数十年の間に人口がどうなったとか、今後再開発でどうなるのかといった話がどうしてもメインになってしまいます。無意識のうちに発展と後退を頭の中で「評価」しまってるというか。今回はそういう視点は置

          STAY KOBE《19》生まれ変わる西神中央