ライヂング★スターというゲームをご存じだろうか。アンディー・メンテ作のやりこみ系ノンフィールドRPGだ。今日はこれの話をしていこうと思う。

ともあれ、この令和に平成中期のゲームである。なぜ始めたかについては触れておかねばなるまい。出会いは10年前。筆者はフリーゲームにのめり込み、余暇の全てをゲームに費やしていた。十年前というと『コンテストパーク（通称コンパク）』『3分ゲーコンテスト』とかがあった時代だ。（注：コンパクは2008年が最後だが、界隈にはその影響がまだ色濃く残っていた）
フリーゲーム（フリゲ）が熱い時代だった。東方二次創作ゲームというのもたくさんあり、有償無償体験版等々、右も左もゲーム・ゲーム・ゲームという時代だった。そういえばRPGツクールなんてのもありましたね……

話をもどして、そんなさなかに『フリーソフト超激辛ゲームレビュー』を愛読していた自分は無人島サバイバルゲームを見つけた。確かそうだったと思う。何を隠そう、サバイバルというのが子供の頃からの性癖（誤用）である。やるしかない。『自給自足（ゲームタイトル）』を！！！ 決定打になったのはナナ（プレイアブルキャラクター）のグラフィックだ。一目惚れだった。これはやるしかない。それが私とアンディーメンテの出会いだった。

例に漏れず、それを切っ掛けに一通り手を出していった（注：AM（アンディーメンテ）は作品数が多いので気になったのを手当たり次第にやっていく、というプレイルートがある）
ファンサイトもその頃は大層盛り上がっており、先人のプレイ日記を見ては新しいゲームをやって追体験をする……というような流れが（自分の中で）あった。

そう、ここからが本題だ。ここでようやく『ライスタ7』が登場する。たしか2011～2012年くらいだったと記憶している。男と男の距離が近いといって女性に大人気という噂（噂？）があり、やるしかないな……となった（注：筆者はこの時すでに男同士の感情コンテンツ愛好家だった）そう、やるしかない。そう思って開くとこれだ。

（クリア済みなのでストーリーモードが解放されているがタイトル画面に変化はない）

びっくりしました（突然の敬語） いやもう物理的に顔が近い。初見の感想とかは忘れてしまったわけだが（なにせもう十年近く前だ）、当時からセーブして開き直す度に（注：ブラウザ閉じでオートセーブの機能がある）ビクッとするので驚いたんじゃないかな……と思っている。

せっかくなのでこの記事を書いた由来についても話しておこう。AM夏祭りというのがある。『AM夏祭り 【開催年】』で検索すると2008まで遡れるのでどうやらそのあたりからやっているようだ。無論今年もやっている。

参加しました。今年のお題は『大爆発』。当記事のヘッダーにも使用している。

RT後コメントで『きょうびライスタ7の感想が聞けるとは（大意）』との言及があったので（文章は弄ってあります）（問題があれば削除および調整します）自分が聞きたかったプレイの話を発信する側に回ったのだな……と思ったので今まで誰にも話さずやっていたが、こうして書くことにした。どっとはらい。

攻略とかシステムまわりについて

ダウンロードした時期は前述の通りだが、踏破するごとにストーリー進行+次のエリア出現というシステム上、三話まで進んだところでどうにもならなくなってしまった。詰んだ、というやつだ。文字通りの積みゲーになってしまったが、この間ふと思い立ってやってみたら意外とクリアできた。

困っていたこと
精霊値（△0000）が低くてダメージが出ない
レッドクロスのMPが13くらいしかないのに覚える技の要求水準が20以上
道中が長く最深部にたどり着けない+ボスが強くて倒せない
終盤になると罠ダメージが重い+罠外し鍵が手に入らない

以外とクリアできたの内訳
ジョブチェンジして集中（精霊値+5％（概算））を覚えた
（低層ダンジョンに入りMPが尽きるまで『集中』（強い武器があれば積極的に奪う）街で回復……を精霊値が溜まるまで繰り返す）（△500でも序盤～中盤なら十分強い）
四人目が加入して戦力が増えた（『約束（注：復活予約）』持ちの『亡者』加入によりパーティ全体のが延命が可能になった）
先に全メンバーを『約束』状態にしておく力押し戦法の採用
レベルが上がってMP上限値が増えた（身も蓋もない）
手数が減ると死のリスクが上がることに気が付いた（四人目をサポートしつつ進めた）
防具を強化した（効果不明）
画家になりラストダンジョンのレベル5罠にかからなくなった（つよい）
（↑追記：確認したら画家じゃなくて音楽家でした）

余談のたのしいおもいで（たのしくない）
全員『アリラン（敵全体を毒化 MP-8）』を覚えているのに習熟度ポイント稼ぎのため『ポイズン・B（単体毒化 MP-1）』を連発するレッドクロス
全体攻撃技を持っている（精霊値が減りやすい）上、先の二人の『集中』のサポートで敵を殺すので精霊値が下がり続けるエーリ
『盗む』を持っているために他の動作ができないエーリ
回復技を誰も持っていないために死ぬとどうしようもない四人目枠
精霊値の下がらないジョブ（妖精）になったのに全体攻撃も複数攻撃も持たないレッドクロス
ラブホテルってなんだろう？（期待）→ラブホテルってなんだったんだ……？（困惑）
雇った四人目を強化し、その後、交代無しでクリアした（朗報）
スターダストの思惑Lv.3ってアイテムが強いらしい（ネット情報）→次のダンジョンで使ってみるか！→今のがちょうどラスダンでした！（？）

以下、ストーリーモードのネタバレ

端的に言うと、男男のやつでは……！？ と思いました。タイトル画面もしっくりくるというか…… あと、男男のやつでは！？ って言葉が出てくるぐらい男同士の距離が近い（この『近い』というのは致命的に密接という事を指し、必ずしも恋愛的繋がりを含まない）のに男ひとりひとりに女の影（女の影！）があるの、頭がどうにかなりそうだった。どうにかなってしまった。私は気が狂ってしまったんだよ。

プレイしながらスターダストの冷静さに膝を打っていた。

こいつほんとうにどうしようもないな。（でもびっくりして見るよね……？）

プレイ日記に『正直、劣勢になってきた相手が服を脱ぎ始めたら、あっ負けを認めてなんかしてくれる気になったのかな、ってホイホイついていってそのまま殺される気がするな……』とそのようなことが書かれており、筋金入りのバカだな……！ と思った。くっ殺せ……！ がお約束なのはフィクションの世界だけ！

以下ストーリーモードのさらなるネタバレ

最終話、メフィストに会ったファウストがずっと錯乱してるようなそぶりを見せるので、生々しい人間模様だな……とそのようなことを思った。ツンデレにも似た余裕のなさ。わびさび。なにがわびさびだ、妹殺されてんのやぞ！！！！！（絶叫）

所感としては噂に聞いていたのの五億倍くらい（ファウストとメフィストの）距離が近かった。この二人は広義の家族（家族？ 血縁？ 親戚筋？）に当たるんだよな……と思った。だからどうしたっていうんだ？ なにから言えば良いかわからないし思考が何もまとまらない。こんなのはジスハァ以来だ。『えっなに？ 待って……なに？？？』の奔流！ なに……？ え……？ どういうこと……？？？

最終話の『話を一方的に打ち切るファウスト』は一方的がすぎないか……？ と感じたが（なにしろ質問の途中で打ち切る）、でも強者の振る舞いってこうだよな……と思うので笑ってしまうし、パイプのシーンも俺よりあいつらを選ぶのか……？ って圧が強すぎてやっぱり笑ってしまう。欲しいのは互いの命→俺を殺せ→許さんぞ！の流れが異常に速いし、エリスの話でさらに加速する。界隈で有名な『お前の後ろにはいつも俺がいる。おまえには俺が・・・・必要なんだ』が全く頭に入ってこない！ 情報が……情報が多い！ 

終盤の対話で、ファウストとメフィストの間には『赦し』じみた親密さが見えるが、マクベスの対応が完全に塩。なんか人間関係のアレがあるんだろうな…… 俺を見ろ……みたいな……（ファウストも同じ事を言っていなかったか？）（メフィストのフェイタル性よ）（魔性の男！）

こちらからは以上です。とっちらかったきじになってしまったが、ドライブ感ということでひとつ。

最後に自分のクリアデータを書いておくので参考にどうぞ

★ぼくの私のライスタ７記録データ♪Ver1.7
ｶﾞｰﾃﾞｨｱﾝ＞Lv:85 Hp:377 Mp:50 ≪音楽家≫,精:【ゲーリング・ソード】△376 / 防:【銅の鎧】△10
ﾚｯﾄﾞｸﾛｽ ＞Lv:89 Hp:356 Mp:55 ≪妖精≫,精:【魔族】△14202 / 防:【ライジンのマント】△630
エーリ ＞Lv:83 Hp:353 Mp:44 ≪ﾎﾜｲﾄﾅｲﾄ≫,精:【契約の剣】△32893 / 防:【赤い実のマント】△2
亡者＞Lv:82 Hp:333 Mp:1044 ≪亡霊≫,精:【枯れた樹大霊】△242 / 防:【哀マント】△10
ITEM:374/589 Card:70/202 ﾌｨｷﾞｭｱ:7 技:25 仲間:5人
Gold:2002円 Ark:99 ☆:95 戦:912 時:88 MaxCombo:531
得点:140万1076点 PW:AG06ED

スクリーンショット（エクストラエネミー・ボスのネタバレあり）