【日記】缶バッヂメーカーを買った

ギャンブルに勝った。
ギャンブルに勝ったところで、得た金は自由にならない。なぜなら幸福を最大化するためには、幸福であったという証拠がずっと目の前になければならず(めまぐるしい暮らしの中では長期間の記憶が持たないため)、目の前にあるというのはつまり金銭リワードとしては使えないことを意味する。

つまるところ、首級を飾るような暮らしである。最終的に得た八千円は封筒に入っている。何!? 元手がいくらか!? 聞くなそんなことを!!!!!!!!!

そういうわけで、少額が手に入ったところで使える額はびた一文増えないどころか、払った元手の分マイナスというクレイジーな暮らしをしているわけだが、流石にこれを続けると認知がバグって死ぬしかなくなるので、幸運を寿ぐという名目で玩具を買った。寿いだ分だけ帳面状のマイナスが増えるが、もうこれは勘定しないこととする。私は幸福になりたいんだ。

そういうわけで、表題にもある通り缶バッヂメーカーである。知ってる? 二十年くらい前に流行った。そのころ同人やってたお姉さんに聞くと口を揃えて『懐かしいね~』というはずなので試してみてほしい。うまく行かなくても責任は取らんが。

小口印刷という概念がなく、グッズと言えば手作りのラミネートカードという時代に、今で言うところのアクリルキーホルダー枠! テンション上がるね。知っての通りアクリルキーホルダーは家ではおいそれと作れないので、ご家庭でちんまいグッズが作れるのはアド! 本日こちらにご用意しました! ちんまいグッズがいっぱい作れて楽しいね。なに!? プラ板のことを思い出せ!? うるせー!!知らねー!エターナルフォースブリザード

そういうわけで令和の六年目ですが、自宅でオリジナル缶バッジをキリキリと作っています。できた直径三センチのバッヂは豆粒みたいでとても可愛いです。

(終わり)

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