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JAISTに進学します(博士前期課程、社会人コース)

今年(2023)の秋より
働きながら、JAIST 北陸先端科学技術大学院大学にて修士(情報科学)の学位を目指します。

モチベ

コンピュータサイエンスって面白い
ネットワーク、アルゴリズム、プロセッサー、言語処理系 etc… 
どれを勉強しても楽しい。

余談: Go言語で作るインタプリタおすすめです。私のバックグラウンドはWebエンジニアですが、プログラミングの言語の気持ちを少しだけ理解できた気になりました。

科目履修生

2021年あたりから、JAISTが気になっており、科目履修生という制度があることを知りました。
入学前に講義を受けることができます。それにより、雰囲気や難易度を知ることができます。
そしてなんと、ここで取得した単位は入学後もカウントすることができます。(詳細は下記リンクを見てください)  私はここで、8単位分の講義をうけました。
実際にうけてみるとどれも面白く、質問できる環境も最高でした。

余談: 実際に入学を決意するに至った一つの理由として、科目履修生の要件が変わり、引き続き科目履修生の制度を使うには再審査が必要になるというのがありました。それにはプラスで費用がかかります。どうせ再審査が入るのであれば、いっそのこと入学に向けて動こうとして入試準備をしはじめました。
※再審査が必要なければ科目等履修生としてもっと単位を取得していたと思います笑

入試

2月末: 志望研究室の先生に連絡をする
※先生は科目等履修生で実際に講義を受けたことある先生
3月~5月: おすすめしていただいた技術の学習を始める
ある程度学習が進んだ段階で、並行して論文を探し読み始める
テーマを決める&小論文を準備
6月初旬: 出願、面接用のプレゼン準備
7月: 入試+結果発表

ちょうどこの入試の準備あたりにChatGPT-4が出てきたり、Pluginsが出てきたりしていました。
それらの進化の恩恵を受けながら入試準備をしていました。
落合陽一先生のChatGPTを使った論文読みが大変便利でした。
論文を英語で直接読む前に一旦、下記フォーマでChatGPT4に聞いておくと読むのが楽になります。

論文を探すときに下記サイトもとても便利でした。


また、以下は社会人になってからの数学と英語の勉強方法です。
特に院進等を考えた上での学習ではなかったのですが、結果としてこれらの学習も役に立ちました。

数学

高校数学

数学は好きだけど得意ではないという状態で、当時はどう勉強すべきかとても悩みました。いわゆるググってもなかなか理解できない「わからないことがわからない」という状態になっていたと思います。
※今だとChatGPTがあるので、かなり独学はしやすくなったと感じています。

社会人の高校数学の復習はN予備校をおすすめします。
月額1100円で、高校数学の復習ができます。動画や演習問題もたくさんあり私にとてもマッチしていました。
中学数学もあったはずなので、そこから不安な人でも安心そうです。
プログラミングのコースや英語のコースもあるのでそれらも有用そうにみえました。

線形代数

高校数学をある程度学習を終えたあとは線形代数を学びました。
ヨビノリの動画は本当にわかりやすく助かりました。


その後に知識定着のために、「大学新入生のための線形代数入門」を読みました。違う視点から線形代数を説明しておりとても面白く読めました。


集合

その他

アルゴリズムを少しでも勉強したことがある方であれば面白く読めると思います。


英語

英語の学習については下記にまとめています。
英語の学習は社会人になってからしていたおかげで入試準備に必要な英語の論文を読んだり、実際の研究で使用するツールの英語ドキュメントを読む際も、あまり苦になりませんでした。

その他

何が自分に興味があるのか、どこを深堀りしたいのかわからないという当時の私のような方いれば「みんなのコンピュータサイエンス」をとりあえず読んでみるのが良い気がします。そして、興味がありそうな分野の理論書なり分厚い本なりを読んで見るなど。

どのジャンルであれ、トップクラスのエンジニアを目指すにはコンピュータサイエンスが不可欠ですが、「どこから手を付ければいいのかわからない」「砂を噛むような分厚い理論書は敬遠したい」というステップアップしたいエンジニアやその予備軍、あるいは現役だけれどももう少しライトに全体像を俯瞰したい学生にも最適な1冊です。

みんなのコンピュータサイエンス


参考記事

入試の準備や入試を志すにあたって下記の記事が大変参考になったり、モチベーションをいただけたりしました。
ありがとうございます。


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