無職大学生の放課後

 私はアルバイトをしていない。そのため、放課後は基本的に自由だ。2年生なので贅沢に時間を使うことが出来る。

 1年生のころは慣れない生活に疲弊して、自由時間をスマホに使っていた。2年の今は生活に慣れてきたこともあり、資格取得の勉強やテスト対策、趣味の時間を楽しんでいる。

 今日は大学の図書館に来た。
 私は、人の多いところが嫌いで、勉強も基本家でする。図書館が奇麗なこともあり、騒いでる人がいないか不安なのもあり、本を借りる以外あまり利用しない。
 しかし、入ってみて驚いた。とても作業が捗る。グループ学習している人もいるため、完全な無音ではないのだが、それが逆に心地いい。大学生になった実感がする。
 思えばコロナ禍の学生生活で想像していたような学生生活を送ることが出来なかった。でも、今、私は大学のきれいな図書館で他の学生の声をBGMにnoteを書いたり、勉強をしている。コロナ禍前に学生生活を送った人からしたら当たり前だが、私は思い描いていた学生生活を送れていることに気が付き、嬉しくなると同時に感動した。

 大学2年生になると、授業をさぼる人が増え、大学になかなか来なくなる人さえいる。本人の自由だし、私もできる限り自室で寝たいときもある。しかし、大学生でいられる時間は有限だ。脳が若く、吸収力のある間に色々な経験をしたい。そう思う。最近、ありがたいことに社会に出た卒業生の方々から話を聴く機会がいくつかあった。一番多く聞いた言葉が「学生のうちにしっかり勉強をしておけばよかった」とお話してくださった。この場合の勉強というのは大学の授業はもちろん、資格取得の勉強もだ。社会人になると時間がないらしい。いつもでもこの生活が続くわけではないという恐ろしい事実に気が付いてしまった。
 
 大学生の時間を活かし、様々なことに挑戦したい。
 まずはこのnoteを更新し続けること。
 文字で食べていけるくらいの力をつけたいとひそかに思っている。
 ちなみにこれは誰にも言ってない。

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