回顧録のアリス 3章 イモムシの助言/ピノッキオ[永い後日譚のネクロニカリプレイ]

レイリア
ソロリティ・レクイエム/ロマネスク
最後に目覚めたドール。
外見年齢は15才ほど。見た目なら最年長だが、愛の提案により末妹になった。毛束の太いブロンドのツインテールで、全身が半分ほど【サイボーグ】化されている。
銃の扱いに長け、特に大型の【ランチャー】は強力。【アームバイス】にマウントして使うことで高い精度を発揮する。
自由人なようでいて常に周りに目を配っており、疲弊した様子の姉妹には【内緒話】を持ち掛けて積極的にケアをする。
ファンブルが多い。

3章 イモムシの助言/ピノッキオ

NC:「あの、わたし、よくわからないんですけど、今のところは――少なくとも今朝起きた時は自分が誰だかわかっていたんですが、それから何度も変わってしまったみたいで……」  ――不思議の国のアリス

NC:カルマ:
NC:+記憶のカケラ を 手に入れる
NC:+「良心」の導きに従う


NC:ドール達は、巨人の足元の通路をずんずん進みます。
NC:あの工場で目覚めてから、どれくらいの時間がたったでしょうか。なにせお日様もなければお腹もすかないので、感覚がつかみづらいのです。
愛:「~♪」
フィオレンツァ:「今度はどこに出るんだろう」
ガリヴァー:「おひさまの一つでも浴びたいところだけど」
レイリア:「そうねー」
フィオレンツァ:「分かれ道があったらなるべく上に進もう」
愛:「お散歩!」
ガリヴァー:「ご機嫌ね。いつものことだけど」
愛:「皆と一緒は楽しいよ」腰を曲げてガリヴァーの顔を覗き込みながら
フィオレンツァ:「私も、みんながいてくれるからこうしていられるんだと思う」
ガリヴァー:「そうね、私兄弟はいなかったからこうやってみんなで歩くのはとても素敵に感じるわ」
レイリア:「お姉様の隣なら世界がきらめいてみえる…」
愛:「レイリアちゃんはガリヴァーが大好きだねぇ。」
ガリヴァー:「そのスコープ?壊れてるんじゃないかしら」
フィオレンツァ:「ガリヴァーちゃんはとっても可愛いよ」
レイリア:「なんたってきらめいてるからね」(色とりどりのライトをガリヴァーに)
ガリヴァー:「まぁ私が一番かわいいのは当然として」
ガリヴァー:「そろそろなにか見えてもいいと思うのだけど」
フィオレンツァ:「ん、あれは……」
NC:続く通路の先に、木製の扉が見えました。
NC:両開きの、重たそうな立派なドアです。
ガリヴァー:「ドアか...。開けてみるわよ」
NC:ガリヴァーが力を込めて引っ張ると、扉は重く軋みながら開いていきます。
NC:扉を開けると、そこは巨大な図書館でした。
ガリヴァー:「なにこれ? 本?」
NC:上にも下にも壁じゅうびっしりと本が並んでいて、ちょっと気圧されてしまうくらいです。
フィオレンツァ:「図書館だ!」
レイリア:「漫画はあるかしら」
NC:大量の本が音を吸収するのか、フィオレンツァがはしゃいで声を上げてもちっとも響かなくてちょっと気持ち悪いかもしれません。
愛:「……?」不思議そうに見まわしている
フィオレンツァ:「本は知ってるよね?」
愛:「字がいっぱい書いてある紙だよ」
フィオレンツァ:「ちゃんと知ってるね!」
愛:「うん!」
NC:ドール達が立っている場所は、本の中を通る吊り廊下に続いています。

以下、PL(とGM)の暴走。

フィオレンツァ:~NGシーン~
フィオレンツァ:「愛ちゃん!そっちに行ったらだめだよ!そっちには……!」
愛:「んえ?」
フィオレンツァ:[18禁コーナー]
愛:「なんだろ、裸の男の人が二人…?」
フィオレンツァ:「しょくしゅ……りょうじょく……?」
フィオレンツァ:「こ、これは」
フィオレンツァ:サッ
愛:「なにそれ?」
フィオレンツァ:「え?」
愛:「何か隠した」
フィオレンツァ:「なに?」
愛:「隠したよね?」
フィオレンツァ:腹部に取り込む
フィオレンツァ:別に?
フィオレンツァ:「別に?」
愛:「みーせーてー」腹部に触手を
フィオレンツァ:「やっだめ!」
愛:「どこだろ、ここかな?」はらわたまさぐり
フィオレンツァ:「やめてってば!」
フィオレンツァ:でも、なんかいい……

ガリヴァー:「ガリヴァー旅行記?」
ガリヴァー:あまり国語が達者ではない彼女は図書館に退屈していましたが見知った単語につい手が出たようです
愛:「うりうり~」
ガリヴァー:「あっ、もしかして私の名前ってパパがこれから取ったのかしら?」
ガリヴァー:「案外ママかも。ママ、本が大好きだったから」
フィオレンツァ:愛から逃れるため、腹部をパラシュートのように開いて降下する
レイリア:「読み聞かせとかしてもらってたのかしら?」
ガリヴァー:「でも絵がないからどんな話なのかよくわからないわね」
ガリヴァー:興味を失って本棚に戻す
フィオレンツァ:「あ、それ?」
フィオレンツァ:「ガリヴァー旅行記だね」
ガリヴァー:「知ってるの?」
フィオレンツァ:「ガリヴァーという冒険家さんが、いろいろな不思議な国を回る話だよ」
ガリヴァー:「へぇ、面白そうね! 冒険家かぁー。ちょっと私には似合わないかもね」
フィオレンツァ:「確かにそうかもねー」
ガリヴァー:「あなたもそう思うわよね、ジョンサーン」
NC:対話判定>>ガリヴァー、フィオレンツァ
ガリヴァー:会話判定
ガリヴァー:1nc10
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10[0]) → [10] → 10[10] → 成功
フィオレンツァ:1nc10 会話判定
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [4] → 4[4] → 失敗
ガリヴァー:フィオレンツァへの保護 2→1

レイリア:「少女漫画が好きなのよ。愛お姉ちゃんも見に行かない?」
愛:「うん、一緒に行こ!」フィオレンツァに置いて行かれていじけてた
レイリア:「漫画は人生を豊かにしてくれるわ」
愛:「ふーん、一杯あるねえ。どんなのが好きなの?」
レイリア:「二人の女の子が同じ男の子を好きになっちゃう話」
レイリア:「三角関係ってやつよ」
愛:「三角関係……レイリアちゃんも私もガリヴァーが好きだから、三角関係?」
レイリア:「女の子同士はそういうことにならないのよ」
愛:「そうなんだ?」
レイリア:「きっとね」
NC:対話判定>>愛、レイリア
愛:1NC 会話判定
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10[0]) → [9] → 9[9] → 成功
レイリア:1nc 会話
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [3] → 3[3] → 失敗
愛:レイリアへの信頼 
愛:1→0

ガリヴァー:「そろそろ先に進むわよ」
フィオレンツァ:「そうだね」
レイリア:(じーさん…見つからなかった…)

注:「絶体絶命でんじゃらすぢーさん」のことだそうです。注意して読むと、他にもレイリアがこの漫画のファンであることが伺える描写があるかもしれません。

NC:ドール達は思い思いに本に親しんだ後、再び合流して吊り廊下を進みます。
NC:吊り廊下は入り組んだ本棚を抜けて図書館の中央、ガラス張りの個室へと続いています。
NC:入り口の上には「制御室」と書いてあります。
フィオレンツァ:「制御室……」
NC:部屋の中には椅子と巨大なガラス盤があって、マス目に合わせて長方形が沢山映し出されています。
ガリヴァー:「とりあえず入ってみるわよ」
NC:部屋から辺りを見回すと、天井に十字にレールが走っていて、本棚を動かせるようになっていることに気づきます。
フィオレンツァ:「この部屋を上から見た図になってるのかな」
ガリヴァー:「そういうことか、なるほどね」
フィオレンツァ:「出入口はどこだろう?」
NC:そう思ってガラス盤を見てみると、なるほど中心に正方形があって、この部屋を表しているようです。
ガリヴァー:ガラス板の長方形に触ってみる
NC:部屋からガラス盤の下の辺までは真っすぐ道が開けていて、どうやらこれが渡ってきた道のよう。
NC:反対の上の辺にもドアを表すマークがありますが、本棚が邪魔して通れなくなっています。
NC:ガリヴァーが長方形の一つに触れると、その長方形だけが明るくなります。指の動きに合わせて長方形も動くみたいです。
ガリヴァー:「あわわ」
フィオレンツァ:「すごい……これを使えば」
NC:ガリヴァーが動揺して指を大きく動かすと、近くでごごご、と音がして、なんと本棚が動いているではありませんか!
ガリヴァー:「あわわわわわ」
ガリヴァー:「何よ!動くなら動くって書いときなさいよ!」
フィオレンツァ:「横のところに書いてるよ!」
ガリヴァー:「もっと大きく書いときなさいよ!」
愛:「かわいい」
レイリア:「すてき」
ガリヴァー:「違う!私のかわいさはこういうあれとはなんか、あれで....。違う!」
愛:「ねーっ」
フィオレンツァ:「ねーっ」
レイリア:「ねーっ」
ガリヴァー:「ほらよくわからないけどこれでなんとかなるのよね! フィオレンツァ代わりなさい!」
フィオレンツァ:「おかげで出口への行き方が分かったよ!ありがとね」場所を代わりながら
NC:合わせ絵パズル 判定修正-10(+知能系パーツ、パズル系記憶のカケラなど)
ガリヴァー:「さすがね!!」
フィオレンツァ:「まかせて~」
フィオレンツァ:1nc10
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [6] → 6[6] → 成功
フィオレンツァ:-10=-4
愛:「できた?」
フィオレンツァ:「……」
フィオレンツァ:ちら
愛:きらきら
フィオレンツァ:「レイリアちゃん」
レイリア:「失敗したら頭が爆発しそう…」
レイリア:1nc
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [2] → 2[2] → 失敗
ガリヴァー:「私はもう触りたくないからやらないわよ」
レイリア:「爆発せずにすんだ…」
愛:「よくわかんない…」
謎の声:「ああほら、そんな風に滅茶苦茶にしたって駄目さ。」
声:「もっと頭を使わないと。」
ガリヴァー:「何!?」
レイリア:あたりを見渡す
声:「にゃあ。さっきぶりだね、かわいそうなドール達。」
フィオレンツァ:「その声は!」
NC:フィオレンツァの声に答えるように、2つの頭が姿を現します。
チェシャー:「や、ボクさ。礼儀正しいお嬢さん、結構ノリがいいタイプ?」
愛:怪訝な顔をしている
フィオレンツァ:「あなたは……チェシャーちゃん!」
ガリヴァー:「何しに来たのよ」
チェシャー:尻尾をくゆらせて見せる
チェシャー:「そのパズル。適当に動かしたって解けるもんじゃないぞ。」
フィオレンツァ:「あなたは解き方を知っているの?」
チェシャー:「ボクは知らないさ。知っているのはこっちのねぼすけ。ヒントを出すのはシャムの仕事で、チェシャーの仕事じゃない。」
シャム:がっくりとうなだれて、寝ているというより死んでいるように見える。
チェシャー:実際死んでるけどね。
フィオレンツァ:シャムに向かって「起きて解き方を教えてもらえませんか?」
シャム:「……」
ガリヴァー:「もしもーし」
ガリヴァー:「もしもーしってば」
チェシャー:「ほら、起きないと犬に噛まれるぞ」肩を激しく揺らす
シャム:「ぁ、ぅ、ぁ、ぅ」ガクガク
チェシャー:「ヒントの時間だ、相棒」
シャム:「……鯨の腹から出たいなら、良心の導きに従え。」
シャム:「『良心』を探せ。」
NC:シャムはそれだけ言うと、また眠ってしまいました。
レイリア:「私たち良心持ってないのかしらね」
愛:「良心ってなぁに?」
ガリヴァー:「私は良心の塊だけども」
ガリヴァー:「つまり私みたいな心のことよ」
フィオレンツァ:「みんなが私を心配してくれたりしたことだよ!!」
愛:「そっかー、ガリヴァー優しいもんね」
ガリヴァー:えへんと胸をそらす
レイリア:「流石お姉様!」
ガリヴァー:さらに反り頭が真上を向く
チェシャー:怪訝な顔をしている
フィオレンツァ:「チェサーちゃんも、教えに来てくれてありがとうね」
チェシャー:「チ、ェ、シ、ャー。それがボクらの仕事だからね。」
ガリヴァー:「おつかれさま、チェダー帰っていいわよ」
チェシャー:「………そうかい。まあ、いいプレイヤーぶりでなによりだ。あいつも喜んでいることだろうさ。」そう言いながら消える
ガリヴァー:「あっ!あいつって誰なのか教えてから帰りなさいよ!」
声:「チ、ェ、シ、ャー……」遠くから声だけがぼそぼそと聞こえる
ガリヴァー:「まったく役に立たないペットね、ペロとは大違いだわ」
レイリア:「自分の名前気に入ってるのね・・・」

愛:「それで、どうすればいいの?」
フィオレンツァ:「良心を探せって言ってたね」
愛:「ガリヴァーならここにいるけど」
ガリヴァー:「どうやらあの猫と私では良心の意味が違うみたい」
フィオレンツァ:「チェシャーちゃんの言う良心って……?」
フィオレンツァ:「良心とついた本を探してみる?
どこかで検索できるかな?」
ガリヴァー:「誰かそれらしい機械みたかしら?」
NC:ドールたちは本棚を探すことにしました。まずはあたりをつけるために、蔵書の検索端末を探し始めます。
NC:行動判定 ボーナス+1 ダイス追加:視覚、その他 >>全員
愛:1NC+1 端末を探す
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [5]+1 → 6[6] → 成功
フィオレンツァ:1nc+1
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [7]+1 → 8[8] → 成功
ガリヴァー:1nc+1 同じく
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [4]+1 → 5[5] → 失敗
レイリア:1nc+1
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [6]+1 → 7[7] → 成功
NC:すぐに、ここへ来る途中にあったことを思い出します。
フィオレンツァ:「ああそういえば」
レイリア:「途中にあったわね。行ってみましょう」
フィオレンツァ:行きました
NC:表面のほこりを払うと、端末は少し頼りなくチラチラと起動します。
フィオレンツァ:良心で検索
NC:「良心の自由と子供たち」「良心の危機」――そんな本がいくつか表示されます。
NC:ほとんどは、「倫理」の棚に集中しているようです。
フィオレンツァ:「……」
ガリヴァー:「ねぇなにかわかった?」
フィオレンツァ:ちら
フィオレンツァ:→レイリア
レイリア:どうも私たち倫理感が足りないみたいね
レイリア:「とりあえず倫理の棚まで行ってみましょうか」
レイリア:こっそり両親で検索をかけたい
NC:いくつもの本が表示されます。文学や介護、心理学の本もあるみたいです。
レイリア:(何食わぬ顔で検索結果を良心に戻す)
ガリヴァー:倫理の棚に向かってパラパラめくる
NC:行動判定:探索(倫理の棚)
NC:>>ガリヴァーについていったドールs
ガリヴァー:1nc
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10[0]) → [2] → 2[2] → 失敗
レイリア:1nc
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [1] → 1[1] → 大失敗
フィオレンツァ:「レイリアちゃん!?」遠くで爆発するレイリアを見て駆け寄る
レイリア:前回思い込みではらわたが爆発したことを思い出してショックを受けている
愛:2NC 【にくむち】を使って、高いところに登って調べる
<BCDice:愛>:Nechronica : (2R10[0]) → [4,6] → 6[4,6] → 成功
愛:「? なんだろ、これ」
レイリア:近くによっていく
愛:「ねーねーこれ……レイリアちゃん大丈夫?」爆発しているレイリアを見て
レイリア:「ちょっとショックを受けたせいで髪がぼーぼーになっちゃったわ」
レイリア:「手鏡があるから大丈夫!」直す
レイリア:「それより本を見せてもらえるかしら?」
愛:「あ、そうだ。」
愛:「本じゃないと思うけど…これって違う?」
NC:愛が差し出したのは、「良心」とプリントされた記録装置でした。
レイリア:端末で再生できるか試す
レイリア:検索端末と操作盤で
NC:残念ながら、検索端末にも操作盤にも、記録装置に繋げられそうなものはついていませんでした。
NC:ですが、レイリアの腕の、ふだん兵器に繋いでいる部分を使えば接続できそうです。
レイリア:2NC 接続 アームバイス
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (2R10[0]) → [9,10] → 10[9,10] → 成功
NC:記録装置に接続すると、装置とレイリアの粘菌ネットワークが接続されて…
NC:突然、レイリアは目が見えなくなってしまいます。
レイリア:「え、なに!?」
フィオレンツァ:「大丈夫?!」
NC:代わりに、ある画像が頭の中に広がります。
NC:写真には車が映っていて、右下に「1-15-23」と書いてあります。
NC:次の写真は荒野を歩いている何かの動物で、「2-3-17」です。
レイリア:頭の中に映る画像をできるだけ詳細に口に出してみんなに伝える
NC:その次は劇場の写真で、「3-31-9」……といった風に、全部で50枚の画像が端末に入っているようです。
フィオレンツァ:「座標……だね」くいっ
ガリヴァー:「やっぱりそういうことか(よくわかってない」
愛:「座標?」
レイリア:「わからん…」
ガリヴァー:「フィオレンツァ説明してあげて」
フィオレンツァ:ガリヴァーちゃんの代理で説明します
フィオレンツァ:「かくかくしかじかだよ。だいたいこんなかんじかな」
フィオレンツァ:順番通りに、X/Y軸と照合しながらみんなでわいわい移動させ始める
NC:目の見えないレイリアの代わりにフィオレンツァ達が操作盤を操ります。
NC:フィオレンツァが一つ目は?と聞くと、レイリアが車の15-23と答えます。
NC:それを聞いたガリヴァーが、自動車の棚を横から15マス目、縦の23マス目に動かします。
NC:質問して、答えて、動かす。そんな操作を50回続ければ、出口への道が開くはずです。
NC:二つ目は? 動物、3-17。 三つめは? 劇場、31-9.
NC:そんな問答を続けるうち、レイリアは何か、このやりとりを懐かしく感じます。
NC:思い出そうとしますか?(行動判定:ボーナス+10)
レイリア:懐かしい気持ちに手を伸ばす
レイリア:1nc+10
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10+10[0]) → [2]+10 → 12[12] → 大成功

NC:じーこじーこ、きゅるきゅるきゅる。ぴぴっ。かっこん、かっこん。
NC:「これは?」
NC:花。
NC:「これは?」
NC:ケーキ。
NC:「これは?」
NC:戦争。
NC:「どう感じた?」
NC:よくないこと。
NC:あなたの返答を聞いて、カメラに映る女性は満足そうに頷く。
NC:「成功ね。これは大発明になるわよ。自我次元にも引けを取らない……」
NC:窓辺に小鳥がとまり、あなたを興味深げに覗き込む。
NC:好奇心をそそられるが、手を伸ばすことはできない。
NC:もとよりあなたに伸ばす手はない。どこへでも歩いていける足も、歌う喉も、風を感じる肌さえない。
NC:テスターとやりとりするためのカメラとマイク、25インチのディスプレイ。
NC:そして途方もない量の計算を可能にする粘菌ネットワークのプロセッサと、その思考を記憶しておくための記憶装置が、あなたを構成する全てだった。
NC:「レイリア」それが、史上初の自我を持つコンピュータにつけられた名前だった。
NC:【記憶のカケラ - 問答】

レイリア:自分がもともと人間でなかったことに悲しみを覚えるが、ガリヴァー達との作業は続ける
NC:思い出している間も無意識に応答を続けていたようでした。
レイリア:あんなに大事に思っていた自分の生身(?)の体も、紛い物に過ぎなかったのね
レイリア:破裂したはらわたも本当は誰のものだったのやら
レイリア:知らない肉と知らない機械の体だけど、こうして動いているだけ健康ね!
レイリア:恋も友情も。楽しくやっていきましょうか。
NC:元がなんだったとしても、レイリアは変わらないのでしょう。
NC:今が楽しければ、きっとそれでいいのでしょう。深く考えないたちなのです。
レイリア:「愛ちゃんって昔ってどんな子だったの?」作業中にぽつりと
愛:「わたし?」
愛:「どうかなー、どうだろ?」
レイリア:「私のお姉ちゃんになってくれる前はどうやって過ごしてたのかなぁって」
愛:「よく覚えてないかも。」
愛:「でも、雨の中で泣いてたことがあった気がするから、今よりもっと泣き虫な子だったのかも。」
愛:今よりずっと
レイリア:「お姉ちゃんにもちっちゃいころあったもんね」
愛:「今はみんな一緒だから大丈夫だけどね!」
愛:「レイリアちゃんはどんなだったと思う?」
レイリア:「私、みんなと同じような昔の思い出を持ってないかも」
愛:「?」
レイリア:「家族で過ごしたこととか、覚えていないんだ」
レイリア:「そのほかのことも…」
レイリア:「私たちがどこから来てどこに向かうのか。全然わからないけど」
レイリア:「お姉ちゃんたちがいるから毎日楽しいわ」
レイリア:「わたしたちを家族にしてくれて、ありがとね」
愛:「レイリアちゃんも、妹になってくれてうれしいよ!」 記録装置に繋がったまま座っているレイリアの隣に座り込みながら
レイリア:「ねえ。手を握ってくれない?」
愛:「いーよぅ」触手で包む。気分は恋人繋ぎ。
レイリア:ずっと、あたたかい誰かに触れたかったのだ
レイリア:少なくとも機械の中でひとりきりではないとわかるから
レイリア:「嬉しいわ」作業を進めだす
NC:対話判定>レイリア(+2)、愛
愛:1NC
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10[0]) → [3] → 3[3] → 失敗
レイリア:1nc+2
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [6]+2 → 8[8] → 成功
レイリア:愛への友情 2から1

NC:それからしばらくと経たないうちに、最後の本棚を動かし終わります。
レイリア:「私って頭よかったのね…」
フィオレンツァ:「これで先に進めそうだね!」
ガリヴァー:「疲れた......」
NC:開通した通路へは、螺旋階段を使えば降りられそうです。
レイリア:「れっつらごーよ」
愛:「れっつらごー!」
ガリヴァー:「おぉーー.....」
フィオレンツァ:ついていく
NC:ですが、階段を降りはじめるより先に、ちょっとげんなりする光景が飛び込んできます。
NC:どこかの本棚に閉じ込められていたのでしょうか、通路をゾンビが埋め尽くしているのです。
ガリヴァー:「こまごました作業に飽き飽きしてたとこだし、いい運動だわ」
ガリヴァー:腕をぐるぐる回してやる気十分
フィオレンツァ:「戦うの、得意じゃないんだけどなあ」メリメリメリ
愛:「フィオちゃん。あれ、危ないかも」
バブルヘッド:「……」
NC:愛の指さす先。ゾンビの大行列の後ろには、いかにも爆発しそうな頭のゾンビが3体、ふわふわと浮かんでついてきています。
フィオレンツァ:「触らぬ神にたたりなし、だね
後ろのはなるべく刺激しないようにしよう」
ガリヴァー:「りょーかい。前のやつらを急いで蹴散らせってことね!」
愛:素直に頷く
レイリア:「わかったわ」

NC:【バトルパート】
レイリア:ガリヴァーへ内緒話
ガリヴァー:「こんな化物と戦うの、もう何回目かしらね」
レイリア:「本当なら一回だって戦いたくなかったのにね」
ガリヴァー:「気がついたら慣れてる、いや最初からそんない抵抗はなかったわね」
レイリア:「ガリヴァーちゃんってもしかして神経太い方?」
ガリヴァー:「おおらかと言って。どうだったかしら。元からこうだったような気もするし、以前は繊細だったような気もする」
レイリア:「意外と昔のことって曖昧にしか覚えてないのよね。私のちゃらんぽらんな性格も元々なのかしら」
ガリヴァー:「あなたは元からな気がする....。元がどうかはわからないけど今あいつらに立ち向かう勇気が湧いてくるのはみんながいるおかげって気がしない?」
レイリア:「それ!みんなのためにもここで負けるわけにはいかないわね、お姉様」
ガリヴァー:「妹を守るのが姉の役目ですから」
ガリヴァー:1nc
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10[0]) → [3] → 3[3] → 失敗
NC:そう言うと、ガリヴァーは先陣を切って階段を駆け下ります。
NC:会話判定>ガリヴァー、レイリア
レイリア:1nc 会話
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [9] → 9[9] → 成功
レイリア:フィオレンツァへの狂気 3から2

NC:戦場配置
NC:奈落:バブルヘッド*3
NC:地獄:ゾンビ(25体。行動値10、【あし】追加)
NC:煉獄:ゾンビ(20体。行動値10、【あし】追加)、ガリヴァー、愛、フィオレンツァ、レイリア
NC:花園:ゾンビ(15体。行動値11、【あし】追加)
NC:勝利条件:楽園へたどり着く
NC:BATTLE START
NC:カウント12 行動者:フィオレンツァ、ガリヴァー
フィオレンツァ:1nc+1
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [10]+1 → 11[11] → 大成功
フィオレンツァ:汁の出がいい
フィオレンツァ:くされじる
フィオレンツァ:ゾンビB
NC:ジャッジ、ゾンビB:【あし】妨害1
フィオレンツァ:看破で消去

純粋なダメージ以外のあらゆる効果・行動を打ち消す最強のカウンター、【看破】。それすらも全てネクロマンサーの掌の上である、という前提の「ネクロニカ」だからこその強スキルですね。

フィオレンツァ:ダメージ8、転倒
ゾンビB:残数20-8=12、転倒
NC:フィオレンツァは巧みに押し寄せるゾンビをけん制しながら、くされじるを吐きつけます。
ガリヴァー:ゾンビBに名刀で攻撃(殺劇)
ガリヴァー:1nc+3
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10+3[0]) → [1]+3 → 4[4] → 失敗
愛:【うで】支援1
ガリヴァー:【腕】 支援1
ガリヴァー:名刀 6 成功
ガリヴァー:2+1+1*2≒8
ゾンビB:残数12-8=4
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント11。行動者:ゾンビA
ゾンビA:【よろめく】移動1 花園→煉獄
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント10。行動者:ゾンビC、レイリア
ゾンビC:【よろめく】移動1 地獄→煉獄
NC:しかし他のゾンビ達もドール達に気づき、集まりだしました。
レイリア:ゾンビBにショットガン
レイリア:1na+1
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [6]+1 → 7[7] → 成功 → 脚(なければ攻撃側任意)
レイリア:1*2=2ダメージ
ゾンビB:残数4-2=2
NC:カウント終了、効果適用
NC:ゾンビCがゾンビBに合流。残数2+25=27
NC:カウント10:行動者:なし
NC:カウント9:行動者:ガリヴァー、愛、フィオレンツァ、レイリア
ガリヴァー:「合体した!?」
レイリア:「強大な敵に立ち向かうお姉様も素敵…」
フィオレンツァ:「よく見てガリヴァーちゃん!合流しただけだよ!」
愛:「でもこれじゃ逃げ切れないよ!」
ガリヴァー:「あれを相手にするのは手間ね......」
フィオレンツァ:「全部を倒す必要はないかもしれない」
ガリヴァー:「さくっと少ないほうを片付けるわよ」
愛:【にくむち】>ゾンビA
愛:1NA+2
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+2[1]) → [4]+2 → 6[6] → 成功 → 防御側任意
ゾンビA:【あし】妨害1
愛:【ほとけかずら】支援1
愛:2+1=3点
愛:1NA+2 連撃1
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+2[1]) → [9]+2 → 11[11] → 大成功 → 攻撃側任意(追加ダメージ1)
愛:2+1+1=4点
ゾンビA:残数15-7=8体
愛:「了解!やーっ」
愛:薙ぎ払う
ガリヴァー:ゾンビAに名刀で攻撃(殺劇)
ガリヴァー:1nc+3
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10+3[0]) → [4]+3 → 7[7] → 成功
ガリヴァー:8点
ゾンビA:残数8-8=0体
ガリヴァー:「えいやっ!」
NC:ガリヴァーと愛は協力して、出口に近い方の集団を一掃します。
ガリヴァー:スパッと8体のゾンビが真っ二つ
フィオレンツァ:突破口が開けたのを確認、あえて残りの集団の近くを通って出口へと疾駆する
フィオレンツァ:ほね 煉獄から花園へ移動
ゾンビB:【むらがる】移動妨害1
NC:それに反応して、ゾンビ達がフィオレンツァに立ちはだかります。
レイリア:「フィオちゃん!?」
フィオレンツァ:「私は大丈夫!レイリアちゃんは先に行って!」
レイリア:「うう…わかったわ!」
レイリア:ほね 煉獄から花園へ移動
愛:【随行】>レイリア
レイリア:「愛お姉ちゃん!ついてきてくれたのね」
愛:「えっ…と? 護衛、とかだよ、多分!」無意識だった
レイリア:「心強いわ!」
愛:「まっかせて。 フィオちゃんとガリヴァーも早く!」
NC:カウント終了、効果適用。
NC:カウント8。行動者:バブルヘッド123、ゾンビB
バブルヘッド1:【ほね】移動1 奈落→地獄
バブルヘッド1:2,3も同様
ゾンビB:1d2
<BCDice:ゾンビB>:Nechronica : (1D2) → 1
ゾンビB:【ひきさく】>ガリヴァー
ゾンビB:1NA
<BCDice:ゾンビB>:Nechronica : (1R10[1]) → [9] → 9[9] → 成功 → 腕(なければ攻撃側任意)
ゾンビB:1点
ガリヴァー:ガントレット 防御1 ダメージ0
ゾンビB:1NA 連撃1
<BCDice:ゾンビB>:Nechronica : (1R10[1]) → [6] → 6[6] → 成功 → 防御側任意
ガリヴァー:【足】妨害1
ガリヴァー:華麗な脚さばきで攻撃をいなす
ゾンビB:5、失敗
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント7。行動者:なし
NC:カウント6。行動者:ゾンビB、ガリヴァー、愛、フィオレンツァ、レイリア
ゾンビB:1d2
<BCDice:ゾンビB>:Nechronica : (1D2) → 1
ゾンビB:さらに追いすがってガリヴァーに【ひきさく】
ゾンビB:1NA
<BCDice:ゾンビB>:Nechronica : (1R10[1]) → [9] → 9[9] → 成功 → 腕(なければ攻撃側任意)
ガリヴァー:ガントレット 防御1 ダメージ0
ゾンビB:1NA 連撃1
<BCDice:ゾンビB>:Nechronica : (1R10[1]) → [7] → 7[7] → 成功 → 脚(なければ攻撃側任意)
レイリア:銃型 妨害2
ゾンビB:5、失敗
レイリア:「お姉様をお守りしないと!」
レイリア:1na
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[1]) → [7] → 7[7] → 成功 → 脚(なければ攻撃側任意)
ゾンビB:残数27-1=26体
ガリヴァー:「ありがとう、レイリア」
NC:しかし、レイリアがショットガンでガリヴァーに迫るゾンビの頭を吹き飛ばします。
レイリア:「役に立ててよかった…」
ガリヴァー:【ほね】移動1
フィオレンツァ:ほね 煉獄から花園へ
レイリア:ほね 花園から楽園へ
愛:【ほね】移動1 花園→楽園
NC:カウント終了、効果適用
NC:以降移動のみなので省略
NC:ドール達はゾンビを置き去りにして、出口に駆け込んで図書館の重い扉に閉めることができました。
NC:BATTLE END

愛:【はらわた】がダッシュに耐えられず千切れる
レイリア:ガリヴァーへ内緒話
レイリア:「みっしょんこんぷりーと…」虚空に向かって
レイリア:「大きなケガせずに脱出できてよかったわ。」
ガリヴァー:「無傷なんてはじめてね!」
愛:確保しておいた別の【はらわた】を詰め直す
レイリア:「それもお姉様の華麗な活躍のおかげってことよ!」
ガリヴァー:「あなたの援護もタイミングばっちしだったわ」
レイリア:「えへへ」
レイリア:「少しでもお役に立てたなら嬉しいな」
愛:余ったのでフィオレンツァにも分けてあげる
ガリヴァー:姉の威厳の高まりを感じてふふんとなる
ガリヴァー:「みんな無事でなにより先に進みましょう!」
NC:会話判定>ガリヴァー、レイリア
レイリア:愛とフィオの修復を確認しつつ「りょうかい」
ガリヴァー:1nc10
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10[0]) → [5] → 5[5] → 失敗
レイリア:1nc
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [4] → 4[4] → 失敗
NC:バトルパート終了。

NC:エンディングパート開始
愛:「た―のしかったー!」
ガリヴァー:「誰も怪我がなくてよかった」
フィオレンツァ:「ガリヴァーちゃんすごかったね」
レイリア:「強い!」
愛:「頼りになるお姉ちゃんだねぇ」レイリアに
レイリア:「ガリヴァーお姉様はすごいよ」
ガリヴァー:「それほどでもある(ドヤッ」
ガリヴァー:「お姉さんだからね、妹を守るのが使命なのよ」
愛:「でもフィオちゃんの作戦がなかったら危なかったかもだよ」
フィオレンツァ:(ほんとに頼りになる人だけど、生前はどんな子だったんだろう?)
フィオレンツァ:「え、なに?」
ガリヴァー:「そうね、お手柄だわ」
フィオレンツァ:「あ、ううん。そんなことないよ!」
フィオレンツァ:「私たち、案外やり手だったりして」
レイリア:「お姉様を中心にまとまった私たち…最強なのでは!?」
愛:「みんな一緒なら絶対大丈夫!」
ガリヴァー:「油断はだめよ。怪我してこれ以上人間離れしたら......かわいくなくなっちゃうわよ」
ガリヴァー:かわいさ第一主義のガリヴァーらしいセリフである
フィオレンツァ:(私は人間離れしているけどなあ)
レイリア:(スコープが色眼鏡なのでガリヴァーが輝いて見える)
愛:「でも腕とか増えたら強そうだけどなあ」
ガリヴァー:「強さは私ががんばるから大丈夫よ」
フィオレンツァ:「可愛さは愛ちゃんも担当してね」
愛:「?」
愛:何かに得心したような顔をして
愛:「フィオちゃんの方がかわいいよぉ~」触手で顔を撫でまわす
フィオレンツァ:「ええーなにそれー」
フィオレンツァ:「やめてよもー」
フィオレンツァ:抵抗しつつ
NC:会話判定>ガリヴァー、愛、フィオレンツァ、レイリア
愛:1NC
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10[0]) → [8] → 8[8] → 成功
ガリヴァー:1nc
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10[0]) → [8] → 8[8] → 成功
レイリア:1nc
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [3] → 3[3] → 失敗
フィオレンツァ:1nc
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [10] → 10[10] → 成功
ガリヴァー:愛への対抗 2→1
愛:ガリヴァーへの友情2→1
フィオレンツァ:ガリヴァーへの依存1→2
フィオレンツァ:3→2
NC:落ち着いて状況を確認してみると、やはりといいましょうか、薄暗い廊下が続いています。
NC:そしてこちらもお馴染みになった「ステージクリア!」のメッセージカードとご褒美のパーツたち。
NC:今回は本棚みたいな棚にひとつずつ収められています。

NC:RESULT
NC:+記憶のカケラ を 手に入れる
NC:+「良心」の導きに従う
NC:獲得寵愛
NC:ガリヴァー、愛、フィオレンツァ:12点
NC:レイリア:14点
NC:>
ガリヴァー:ガリヴァー強化なし
愛:愛強化無し
レイリア:レイリア強化なし
フィオレンツァ:フィオレンツァ強化なし
NC:気のせいでした。
NC:カードの裏には「ダブルアップチャンス! 次回に期待!」と書いてあります。
愛:「えぇー?」不満そう
ガリヴァー:「何を期待しろって言うのか」
NC:フィオレンツァだけは何かパーツを贈られたようです。

NC:さて、合いも変わらず廊下が続いています。
フィオレンツァ:進みます
NC:合いも変わらず、ドール達は進みます。
NC:進んだ先では、何か新しい記憶を取り戻せるでしょうか。
NC:取り戻せたとして、楽しい記憶ばかりとは限りませんが――それでもドール達は記憶のカケラを探すのです。
NC:どんな記憶でも、自分がなんなのか分らない不安よりずっとましだからです。
NC:死人に過ぎないドール達にあるのは、記憶という過去と、他愛もない今のお喋りだけ。
NC:そして、「地上を見に行く」というささやかな約束だけが、ドール達の心の拠り所でした。
NC:3章 イモムシの助言/ピノッキオ/冷たい身体に温もりを求めて 終幕


「イモムシの助言」によってでアリスはここまで出てきたギミック、巨大化と縮小をコントロールするすべを手に入れます。これが章タイトルになった理由は単に「トカゲのビル」と次の章の間の丁度いい位置にあったというだけですが、アリスが巨大化と縮小をイモムシに説明する冒頭の引用は、衝撃的な事実を明かされたレイリア、ひいては戦闘の度に身体のパーツを入れ替えるドール達に不思議としっくりくるものです。

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