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「アトダシホーダイ」あそび方

このページでは、セブンスライフが販売・提供しているカードゲーム「アトダシホーダイ」の遊び方やルールについて説明します。

ゲーム概要

アトダシホーダイは、カードを使ったじゃんけんで決まった回数の勝負をして、合計の勝ち点を競うゲームです。
ただし、普通のじゃんけんではありません。自分が勝てるように、出した手やルールを後から変えてしまいましょう。

ゲームのスペック

  • プレイ人数: 3~5人

  • プレイ時間: 20分

  • 対象年齢: 6才~

内容物

内容物は、 以下のカードと説明書となります。

内容物
  • ハンドカード 33枚

  • ウワガキカード 15枚

  • アクションカード 50枚

参加人数とセット数

1ゲームでは、プレーヤーの人数に応じて、以下の回数のセットを行います。

  • 3人…6セット(全員親が2回ずつ)

  • 4人…8セット(全員親が2回ずつ)

  • 5人…5セット(全員親が1回ずつ)

ゲームの準備

ゲームを開始するまえの初期状態は下記のようになります。

①ハンドカードをシャッフルし、人数ごとに大まかに分けて、各プレイヤーごとの山札を作り手元に置きます。

②アクションカードをシャッフルし、各プレイヤーに4枚ずつ配り、残りを山札として中央に置きます。

③ウワガキカードのグー・チョキ・パーを各1枚ずつ、各プレイヤーの手元に置きます。

④最初の親を一人決めます。

ゲームの流れ

セットの開始

セットの最初には、「じゃんけんぽん」の掛け声で、全員が各自のハンドカードの山札から1枚めくり、場に出します。

セット開始時の状態

ターンの開始

親から順に、時計回りにターンをプレイしていきます。

ターンの進め方

自分のターンでは、自分の手が勝ちになるよう、アクションカードを1枚手札から場に出して使うことができます(⇒アクションカードの種類と使い方)。アクションカードは使わずに「パス」することもできます。

ターンを繰り返し、最後にアクションカードを出した人以外が全員パスしたら、じゃんけんの勝敗を判定してそのセットの得点を計算します

セットの終了

セット終了時の処理
  1. セットが終了したら、各プレイヤーは計算した得点をメモ等の適当な方法で記録します。

  2. 場に出ているカードをトラッシュへ移動させ、ウワガキカードは各自の手元へ戻します。

  3. 各プレイヤーは新しくアクションカードを山札から1枚引き、手札に加えます。

  4. 時計回りに親を交代し、新しいセットを始めます。

ゲームの終了

人数に応じたセット数を行い、それまでの得点を合計し一番得点が多かったプレイヤーの勝利となります。

同じ得点のプレイヤーが複数いた場合、じゃんけんで勝敗を決めましょう!

アクションカードの種類と使い方

ルール変更カード

ルール変更カードの使い方

じゃんけんの強弱や勝敗を変更する効果を持ちます。
使用後は場に出しておき、場に出ている間はそのルールがじゃんけんの勝敗ルールになります。
新しいルール変更カードが場に出されたときは、すでに場に出されているルール変更カードは無効となり、トラッシュへ移動します。

手変更カード

手変更カードの使い方

手変更カードはハンドカードの手を変更する効果を持ちます。使用後すぐにトラッシュに移動します。
ウワガキカードを変更したカードの上に乗せて、変更後の手がわかるように示しておきます。上書きカードを乗せても、プラス得点の効果は残ります。

「リバース」

「リバース」の使い方

場にあるルール変更カードの効果を「逆」にすることができます。
場のルール変更カードの横に置き、効果を示します。新しいルール変更カードが出されて対象のルール変更カードがトラッシュへ移動したときは、逆カードも一緒にトラッシュへ移動します。

※効果を逆にする、とは「勝ち」を「負け」と読み替えることを指します。
(⇒リバース使用時の勝敗判定)

「スキップ」

次の人のターンを強制的にパス扱いにします。

得点計算

  • セットに勝ったプレイヤーは1点を獲得します。ハンドカードに「2点」「3点」の表記がある場合、そのハンドカードで勝利した人は記載の点数を獲得します。

  • 負けとあいこは0点です。

  • 親が勝った場合は、親の獲得点数は2倍になります。

得点計算の具体例

ここでは特に複雑なケースで得点計算の具体例を説明します。
(手前のプレイヤーを親とします)

  • 勝敗判定

    • 最終的なルールとして「指の本数が一番少ない手が勝ちになる」と「リバースが出ている状態です。

    • リバースカードは「勝ち」が「負け」になります。(負け以外のプレイヤーは全員勝ちという判定になります)

    • つまり、場に出ているカードのうち一番指の本数が少ない「グー」を出している左上のプレイヤーが「負け」、それ以外のプレイヤーが「勝ち」となります。

  • 得点計算

    • 手前のプレイヤー: 親で勝利しているので得点が倍になり、獲得ポイントは2点です

    • 左上のプレイヤー: 負けなので、獲得ポイントは0点です

    • 右上のプレイヤー: 勝利かつ2点カードなので、獲得ポイントは2点です

細かなルールの説明

「あいこだった場合、自分が勝ちになる」について

このカード使用時のあいこ判定は通常のじゃんけんルールで行われます。

このカードを使う前のルールであいこが成立していなかったとしても、このカードの使用後に通常のじゃんけんルールであいこが成立すれば、効果が発揮されます。

リバース使用時の勝敗判定

リバースカード使用時には、使用前に勝ちだった手を負けとし、それ以外の手は勝ちとして判定します。

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