2019年まとめ

mixi時代から続けて毎年年末にFacebookに今年のまとめを書いているのですが、今年はnoteにも投稿してみます。


2019はひとつ、大きな反省がありました。

今年は途中くらいから映像を作るたびに「何で俺がこれを作ってるんだろう」という気持ちになることが多く、それは決してクライアントさまが悪いとか、代理店やプロダクションが悪いとかでは無く
自分の実力や表現力に起因してることなのだろうと思ってました。
ただ冷静に考えてみたり、友人に相談したりしてようやく年末になってわかったことなのですが
結局、「本当はあまり得意ではないけど、こういう表現がみんな好きなんだろ!だから作りゃいいんだろ!」という表現を入れなきゃ入れなきゃ!という強迫観念が強くなってしまい
「自分の得意な表現で戦う」という本質的な部分で迷子になってしまったことでした。
具体的にどういう表現のことを指すかは割愛しますが、本当はそれがとても苦手なのに「入れなければならない」という気持ちに囚われすぎてしまったなと改めて気づきました。

そりゃあ案件のたびに、そもそもクライアントからそういうリクエストがあったならばまだしも、特に言われたわけでもないのに無理して苦手な表現を差し込んでも
得意な人には勝てないし自分のモチベーションも保てない上どんどん落ち込んでいくのは当たり前なんですが
何故かそこに強く囚われてしまった1年だったなと思います。

反面といいますか、今年仕事で作ったものがじゃあ全然ダメだったかと言われたらそういうわけでもなく
割と自分的に満足な出来のものも割とあるので、苦手苦手と言いつつ自分なりには噛み砕いてなんとかしたんだなあと思う部分もあるので
来年は得意な表現をしっかり伸ばすことで、より満足の行く作品を作ろうと思いました。

で、苦手な表現の部分も
結局はそこにコンプレックスがあるんだなと改めて思いました。無理してやらなくてもいいのに、それが出来なければならないという思いが強く、そもそも苦手とか言ってたら強くなれないぞ!みたいな根性論を自分に無理やり課していた感じです。
苦手なら苦手なりに、そこに時間かけたり悩んだりするくらいなら、得意な部分に時間をかけたほうがトータルで良いものになると思うので
そのあたりの時間配分も考えなおしていこうと思いました。

フリーランス3年目が終わろうとしていて、4年目に入ろうとしているのですが
フリーランスになったことで隣の芝生がさらに青く見えるようになっちゃったのかもしれません。
ただ多分、誰かから見たら自分の芝生も相当に青く見えるはずなので
冷静にそのあたりを把握しながら、自分の得意な表現を突き進めて行けたらなと思います。

歳を重ねていくにつれ、自分のコンプレックスはなんなのか、自分はどういうクリエイターでいたいのか、自分は何になりたかったのか、という部分が明確になってきた気がします。
それを変に見誤らないように気をつけつつ、自分の作るものが社会に受け入れられてもらえたらいいなあと思うので、来年はそれを意識しながら引き続き頑張って元気に仕事・制作をしていこうと思いました。

そんなわけで今年のまとめはもうこんな自分語りに尽きてしまうのですが
引き続き色々やってみたいことも沢山ありますし、仕事も頑張って行きたいです。
どうぞ2020年もよろしくお願い申し上げます。

皆さま良いお年をお過ごし下さいませ!

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