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彼岸の入り

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。

今日は、彼岸の入りとなります。まだ、暑い日が続きますが、今年の彼岸の入りは間違いなく本日です。
ちなみに東京の本日の予想最高気温は32℃となっています。
彼岸は、春と秋にあります。彼岸の中日を「春分の日」と「秋分の日」とし、その日は国民の休日となります。
ただし毎年、同じ日ではありません。昼と夜の長さが同じ日である「春分の日」と「秋分の日」は、国立天文台が作成する「暦象年表」に基づいて閣議で決定されています。
「彼岸」とは、二十四節気の「春分」と「秋分」を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間に行うのが、仏教の「彼岸会」となります。
そして、一般的にはこの期間に「お墓参り」をすることが習わしとなっています。

秋の彼岸には、「彼岸花」が咲きます。
彼岸花は、別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」とも呼ばれています。真っ直ぐに伸びた茎に、赤く細い花びらが特徴です。
まぁどうしても、墓地や畦道などに咲いているので、良いイメージはありませんが、球根には強い毒性があり、害虫や小動物から墓地や田畑を守るために植えられているとの説もあります。

この曼珠沙華の群生が日本一と言われているのが、埼玉県日高市にある「巾着田」です。この巾着田にあるのが「巾着田曼珠沙華公園」です。2017年には、当時の天皇皇后両陛下が私的な旅行で訪れ、満開の曼珠沙華を観賞されたともあります。
今年の「巾着田曼珠沙華まつり」は、9月16日から10月1日までの予定で開催されますが、暑い日が続いたこともあり、予想より開花が遅く、期間の延期も検討されているとも伺っています。
秋の行楽シーズン、曼珠沙華鑑賞はいかがでしょうか?

今日の1曲は、山口百恵さんで「曼珠沙華」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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