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守破離

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
“守破離”。
辞書などでは、剣道や茶道などで、修業における段階を示したものとされています。

「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
 
ワタシも人生の中では、そろそろ「離」の段階でしょうか。

それはさておき、この“守破離”の考え方、仕事ではよく使われています。
いまから20数年前、ワタシが勤めていた外資系の損害保険会社の個人営業マン育成のシステムでは、A4用紙1枚にまとめた商品説明文を丸暗記させられます。
この丸暗記には、入念なロープレを繰り返したうえで、最終試験があり、この試験を通過しない限りは、お客さまの前で使うことができません。
これが「守」の段階となります。

さらに、他の営業マンの説明などを参考に、説明の順序などを変更するなどが「破」の段階となります。

そして、最後はお客さまのニーズを引き出し、十分なディスカッションを通じながら説明していく、各営業マンのスタイルが確立されていくのが「離」の段階となります。
と言っても、これはワタシが勤務していた当時の印象なので、全くの理解不足なのかも知れません。
関係各位様、ご容赦願います。
 
ちなみに、ワタシも現在は、若い方々に指導をする立場にもありますので、A4用紙の丸暗記の様な事はしませんし、そもそもとして型にはまったような指導はしていませんが、この“守破離”の考え方だけは、皆さんに伝える様にしています。
 
 
本日の1曲は、ライオネル・リッチーとダイアナ・ロスの「エンドレス・ラブ」 (Endless Love)です。この曲 は、同名の映画『エンドレス・ラブ』の主題歌として、1981年8月にリリースされています。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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