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JR時刻表

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
最近は、電車やバスを含め、大半の交通機関の時刻表はスマートフォンのアプリが対応しています。乗り換え回数や、最安値など、様々な条件に合わせて最適な回答を提示してくれます。さらに、当たり前のように先の日付の案内までしてくれますね。
昭和の時代には、ちょっとした遠出には事前に時刻表を使って行き先への経路や、料金を調べて、さらに「みどりの窓口」でチケットを購入していました。
それがいまは、乗車直前にスマホでチケット購入し、そのまま改札を抜けて乗車することが出来ます。便利な時代で時刻表を使って、調べることはなくなりましたね。
最近は、書店などでも「時刻表」を見かけなくなりましたね。

小さい頃から鉄オタであったワタシは、時刻表を使って空想の旅行プランを作って楽しんでいましたし、夏休みやゴールデンウイークには、実際に旅行プランを「青春18きっぷ」を使って実行していたりしていました。
いまも「青春18きっぷ」は期間を定めて発売されていますし、JR各社の路線の普通列車に乗車する事ができます。
その当時に使っていた時刻表が「JR時刻表」です。当時は“国鉄”でしたが。さらに時刻表には、もうひとつ「JTB時刻表」というのもあります。時刻表なので、まぁ巻頭の特集とかは違っていても内容は同じですね。何故か「JR時刻表」を使っていましたね。
ちなみに、「JTB時刻表」の創刊は1925年4月だそうです。もう100年近い歴史があるようです。「JR時刻表」の方は、1963年に創刊されていますので、新しいと言えば新しいですが、それでも今年で60周年を迎えています。
現在も、両方の時刻表は発売されています。

ワタシが小さい頃は、全国に鉄道路線が敷かれており、それなりに列車本数も多かったので、空想で札幌から大阪へ行くにしても、函館本線か室蘭本線か、さらに青森から東北本線か奥羽本線かなど、選択肢も沢山ありましたし、妄想をかき立てられるところもありました。
いまは、北海道などは路線がどんどん廃止され、さらに本数も削減されていますので、そもそも鉄道を使って旅行をするのは難しい状況だと思います。観光客が乗車するのは、主要路線の札幌ー旭川間の特急くらいで、あとは釧路などで運行される「トロッコ列車」などかも知れませんね。

いまは、新幹線の普及によりJR在来線も路線が重なるところは第三セクターなどに分離されてしまいます。この区間については、当然のこと「青春18きっぷ」は使うことが出来ません。
さらに、新幹線などの鉄道の高速化や、深夜バスの普及などで寝台を伴う列車も大幅に減少してしまいました。
昔より、在来線のスピードはアップしていると思いますが、その分、列車本数も減少していて、さらに新幹線の普及でJR在来線もところどころで途切れてしまっていますので、いまなら「青春18きっぷ」で最北端の稚内から、最南端の枕崎に行くには、どれくらいの日数がかかるのか分かりませんが、北海道新幹線が札幌まで延伸される前に実行してみたいなぁと思っています。

本日の1曲は、「The Reflex」。Duran Duranが1984年に発表した楽曲です。UKロックはカッコイイです。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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